男の料理!この時期に食べたくなるあったかデザートの定番!
今日はお料理のブログ。
毎日、お料理していますがなかなか写真取ったりしないし、そもそも写真を撮るほどの料理(インスタ映えしない)をしていなかったりするので来年からはお料理ネタももっと積極的にあげていけるようになったらブログの幅も広がりそうだなぁなんて考えています。
今日はこの子。
【アップルパイ】
この時期になると食べたくなるデザートですよね。
熱々のアップルパイにバニラアイスなんか乗せて食べたらもうそれは素敵なカロリーワールドよ。笑
今回は自宅で子供たちに食べてもらうために作ったのでサクッと手早くできちゃうアップルパイに仕上げましたので。
<材料>
紅玉りんご 4ヶ
(スーパーで298円とかで売ってた。)
グラニュー糖 100g
(上白糖でもいいけど。。。やっぱこっち)
バター 20g
(今回は有塩)
バルサミコ酢 10CC
(よく売ってるザビエルみたいなおっさんの絵が描かれたやつを使用)
シナモン 適量
(うちの子はシナモンwelcomeですが苦手な人は控えましょう)
冷凍パイシート 4枚
(オーマイのパイシート。どこでも買えます。)
卵黄 1ヶ
みりん 適量
(うちは絶対、本みりんしか使いません。)
これだけ!!
材料の説明ですがまずこだわってもらいたいのは【りんご】です。
写真はToyokawa's Applefarm のHP参照
スーパーでなんとなくりんごを手にとってることもあると思うんですが【紅玉りんご】が圧倒的にオススメ。グーグル先生に聞いてみても大抵、紅玉りんごをオススメしてるくらいアップルパイにはこのりんごが合うんです。
特徴は小ぶりで酸味が強い味わいなこと。
そのままでもいいですがやっぱり加熱向き。スーパーで選ぶ時はしっかりと硬いものを選んでくださいね。
後は今回はバルサミコ酢を使ってみました。
通常はレモン汁を入れるレシピも多いんですがりんごを濃いアメ色にしたかったのとバルサミコの風味を加えたら美味しいだろうなぁなんて妄想してたので。
<手順>
1、りんごは皮をむいて適当な大きさにカット。
2、鍋にクラニュー糖を入れ中火にかけます。掻き混ぜずひたすら加熱していくと茶色のカラメルになってきます。
3、中火のままカラメルができたらそこへバターを投入。じゅ~っと音がしますがビビらず入れましょう。
4、バターが溶けたらそこに紅玉りんごを投入。15~30分くらいしばらく煮ていきます。ここでも中火で問題なし。
5、りんごがしんなりしてきたらバルサミコ酢とシナモンを入れ掻き混ぜて完成。あら熱をとっておきましょう。
6、冷凍パイシートを解凍し後は包むだけ。包んだら卵黄にみりんを適量加えたものを塗り塗り。ほんとはハケがいいんですが家にないのでスプーンで横着塗り。
7、180℃に熱したオーブンで30分くらい焼けばオッケー。途中前後を入れ替えたりするとなおよし。
めちゃくちゃ簡単!!でも抜群に美味しいんです!!
ふだん、ケーキが嫌いな変わった子供の長男坊がこのアップルパイだけはバクバク食べてくれます。
紅玉りんごがスーパーに並ぶこの時期は出来る限りつくってあげようと思います。
若い子とおでかけはいいね!いいね!いいね!
タイトルから飛んできた人はすいません。
若いお姉ちゃんとどうこうとかいうブログじゃないのでご了承ください。笑
先日、20代の若者と10代の若者を連れて忘年会に行ってきました。
高知に来てから飲食店もちょくちょく開拓してるんですがお昼はともかく、夜なんかはワリとおじさん向けの店ばかりを奥さんと開拓してるもんだから10代、20代の子らを連れて行けるお店リストがない。。。笑
でもみんなで盛り上がって忘年会しようとなったので年長者の僕が段取りをしないといけないし。。。あんまり年配ばかりの店じゃないほうがいいし。。。あぁ。。。う~んどこがいいかなぁ。。。
僕はお店選びにはけっこう気を使います。
この人とならこのお店でこのメニューを食べるまで決めてお店を選びます。気の合う店員さんがその日、出勤しているかなんかも確認したりします。
だって食事によって楽しさが何倍も増すことがわかってるから。もちろんそれは高級店が良くて大衆居酒屋がダメだとか言う話じゃない。
このへんは大阪での飲食時代にほんとに勉強させてもらいました。おかげで自分の身入り以上に飲食代がかさんでましたけど。笑
まぁそんなことを悩みながら1件目、2件目、3件目までそのあとはまぁなるようになればいいかぁくらいで予定を組みました。
1件目は寿司。
言うときますが全然、高くないお店ですからね!若者たちが今後、なんかのときに使ってくれたらいいなと思う価格帯のお店です。30~40代くらいの人がお客さんが多そうでした。
席に着いてメニューを見ながら『コハダってなんですか!?』とか『子持ち昆布!?』なんて会話が飛び交っています。
あぁなんと可愛らしい。
僕自身も10代、20代の頃なんかはわけもわからずただただ連れて行ってもらっただけでした。そんなもんですよね?
こうやって大人の階段を上っていくんだよぉなんて思いながらその様子を見つめていました。
まずはビールで乾杯(もちろん未成年はソフトドリンク)し、その日のオススメネタをお願いしました。
赤酢を使った酢飯に『ごはんが茶色!?しょうゆですか!?』なんて言いながら若者たちは寿司を口に運んでいく。。。。
モグモグ。。。
『からっっっっ!!!!』
僕も一緒に食べてますが特に辛い感じはありません。
店員さんも心配そう。。。
『え~!お寿司ってわさび入ってるもんですか!?』
と。
これには僕も大将もWhat's?
【寿司(すし)】っていう漢字は読めるけどこっちの【鮨(すし)】は読めないのはまだ許そう。
【赤身<中トロ<トロ<大トロ】のグレード間違いもまぁいいだろう。
食べたことないネタがあるのも仕方ない。
ウニを見てなんか気持ち悪いですとつぶやくのもイイ。
But!!
寿司にわさびが標準装備されていることくらいは知っておいてくれ!!
たこやきにソースがかかってるのと同じくらいのカルチャーやぞ。なかったらどないすんねん。
バリバリの関西弁で『マジで言うてんのか!?寿司と言えばわさびや!わさびと言えば寿司や!』なんてツッコンでると
『だって回転寿司のお寿司はわさび入ってないですもん!』
。。。。。
確かに。
僕が幼少の頃にすでに回転寿司はあった。
しかし、当時はわさび入りが標準装備でオカンがインターフォンでわざわざ【わさび抜き】を注文してくれていた時代だ。【わさび標準装備時代】
僕が学生時代にバイトしていたくら寿司でもわさび入りのお寿司が標準だったがわさび抜きのお皿というものが存在し、【わさび入り:わさび抜き=5:1】くらいの割合いでレーンにお寿司が流れていた。【グレードによってはわさび抜き時代】
しかしだ!!
我が家もヘビロテで通う最近の回転寿司(スシロー・くら寿司)はすべてわさび抜きだ。
わざわざネタをめくってわさびを塗ってから食べるペロリンチョシステム。
そう!!
この若者20代、10代は【回転寿司わさび抜き標準世代】なのだ。
これには僕も大将も『う~んなるほど。。。』のうなずき。
カルチャーショック!!!
スーパーで切り身で売られている魚がそのままの形で海を泳いでるとか思っているというもはや都市伝説みたいな若者武勇伝を世間で聞いたこともありますが、今日ここにその一端を見た気がしましたね。
その後、2件目、3件目と順調にお店を回りました。
早く帰さないといけないので1杯だけ飲んで次!1品だけ食べて次!みたいなまわり方になりましたがいわゆる【シメの〇〇】や僕がお世話になっているお店に顔を出したりと若者たちも付いてきてくれました。
若者たちと遊んだり、話したりするのは楽しいですね。
ただやっぱり大阪の子たちを違ってとにかくトークがスロー&ヘタ。
好きな音楽の話を振ってようやく出てきたのは『ケツメイシとグリーンです。。。』
【心の声】
ケツメイシとグリーンだけちゃうねん!
そっから話を広げていってなんなら盛って盛って盛ってオチまでつなげなあかんねん!
それを1分くらいでまとめて。。。
あかんあかん。悪い癖です。笑
でもほんとに高知の若者との話も楽しいですよ。
また機会があったら遊んでもらいたいなぁと思います。
高知県!オカンたちもしっかり備えておりますよ!
もうまもなく2019年も終わりに近づいてますねー。
年末と言えばMー1見ました!?
ミルクボーイ。
めちゃくちゃおもしろいネタでしたねー。
オカンが好きな朝飯を忘れる(笑)
まったく知りませんでしたがこんな才能のある漫才師がメディアに触れることなく存在してたことがびっくり。
どんどん活躍していってほしいですね。
今日は高知のオカンたちとちょっと変わった昼飯を食べてきたのでご報告まで。
高知県は来るべき【南海トラフ大地震】に備えて様々な活動をしています。
(内閣府ホームページより)
こんなん見たことあります?
【避難タワー】と言って津波が来たときにここへ避難するために作られています。
写真は高知県黒潮町にある日本最大級の【避難タワー】。なんとその高さ22メートル。
高知県の海岸沿いにはこのような【避難タワー】が毎年、ものすごい数が建設されています。
そんなハード整備が進む中、ソフト。
つまり地域の人たちでも助け合って避難できるようにしようねという活動がここ数年、活気づいてきています。
いわゆる自主避難と言われるやつですね。
そんな自主避難訓練の一環で【非常食】というものを体験してきました。
メニューはよくあるレンジで温めるタイプの白米と銀色の真空パックはカレーです。
しかし、当然避難先(屋外)には電子レンジやガスなんてありませんよね。
そこで活躍するのがこの【モーリアンヒートパック】なんです。
このパックの底に特殊な薬剤を入れ、ご飯とカレーを入れ、水を注ぐだけ。
なんと98℃まで水が熱せられ熱々のご飯とカレーが完成するというのです。
待つこと15分。。。
熱々な感じが伝わるでしょうか?
手で持てないくらい熱い!!
そーっと蓋を開けて、カレーを注いで。。。
見事、ジャンボウインナーカレーの完成です。
うっうっうっ。。。うまい!!!!
60オーバーのオカンたちも美味しい!美味しい!とこぞって食べておりました。
味も去ることながら、熱々のカレーが食べれるなんて。。。非常食。。。ここまで進んでるんか!?と驚きでした。
もちろんこんな非常食を食べる事態にならないのが1番ですが様々な企業の努力で避難していてもこんなに素晴らしいものが食べれるようになったのは感謝しかありません。
そしてこのオカンたちが地域の人たちのリーダーとなって避難指示や誘導を行ってくれる頼もしい方々なんです。
だからこのカレーの作り方だけは忘れないでいて欲しいなぁと心から思います。
非常に貴重な体験をさせていただきました。
海産物大国、高知県にあの人がやってきた!?
長男坊が『まだー?いつくるんー?あと何回寝たらええのー?』と実に2ヶ月に渡り、念仏のように唱え続けてきたことがようやく報われたのだ。
2019年12月8日。
高知県にある夜須(やす)マリンホールに。
あの。
万人が認めるさかな博士。
さかなクンがきたぁぁぁぁぁ!!!
のである。
お寿司が世界で1番大好きな長男坊。中でもとにかくマグロが好き。
そんな寿司好きから魚に興味を持ち、魚の図鑑や魚にまつわるテレビにのめり込んでいったのだ。
長男坊に一緒に見ようともう何度も何度も付き合わされて録画している番組を見ているうちに、僕自身も変化が起こり始めた。
美ら海水族館職員が深海魚【フジクジラ】の捕獲を目的としたドキュメンタリーなんかは胸が熱くなるような高揚感を覚えた。
沖縄の海で問題視されたサメ被害。地元漁師さんによるサメ駆除作戦では地域で闘うかっこよさを習った。
海洋研究開発機構が持つ、有人潜水調査船【しんかい6500】の歴史にはロマンさえ感じる海の男になった。
しかし、ニュースの小山くんがアマゾン川にいるという人食い淡水魚を捕獲しに行くリアルガチ番組だけは好きになれなかった。決して小山くんには罪はない。
とにかく、そんな状況だったので魚が大好きな長男坊とこの人との出会いは必然と言えば必然なのだ。
ある日、テレビで見た
魚の帽子を被って常人とは思えない変わった動きを見せる風変わりなおじさん。
【ぎょぎょぎょ】と奇声を発しながら魚に対する膨大な知識と愛を語るそのおじさん。
1975年8月6日生まれのれっきとしたおじさんに心奪われた1人の少年が我が家の長男坊だ。
そんなテレビを通しての一方的な出会いからしばらく
ついに生魚。。。もとい、‘’生‘’さかなクンと高知県で出会える日が来たのだ。
前日の夜は興奮してこの様子。
テレビのリモコンを近くに置いて、ひたすら一時停止を繰り返してテレビ画面に映る【魚の名前】を書き留めたり、図鑑を何度も何度も読み更け、書き留めたりして勉強しているのだ。
『なんでそんなことしてるん?』
と聞くと
『さかなクンとお話しするとき魚の名前いっぱい知っとかなお話できひんやん』
。。。
なんと可愛い(←親バカ)
『そうやなー!そらいっぱい勉強しとかなあかんな!』
【心の声】
しかし息子よ。さかなクンに会えるは会えるのだがサシでトークできるわけじゃないんだわ(泣)
とまぁ長くなりましたが長男坊が大好きなさかなクンが高知にやってきてくれたんです。
家族揃って【さかなクンのお魚勉強会】に遊びにいったお話を書いていこうと思います。
600人ほど収容の夜須マリンホールは満員御礼。立ち見も厭わないほどの盛況ぶりだ。
とにかく子供がたくさんいて、いかにさかなクンが子供に人気があるのかがよくわかる。
長男坊と同じ保育園のお友達もたくさん見に来ていてみんなでワイワイしながら開演を楽しみにしている様子だ。
司会の紹介で登場するさかなクン。
割れんばかりの歓声。
テレビで見たあの奇妙な動きはやはりホンモノ。
跳んだり跳ねたり40代半ばにしてはとにかく大変そうだ。
【ぎょぎょぎょ!】
【すぎょい!】
【ありがとうぎょざいます!】
連発する【ぎょ語】
どうやらすべてではないが【ぎょ語】の文法的解釈の多くは【ご】→【ぎょ】に変換活用されるようだ。
しかし、我が子を含めこの【ぎょ語】の文法的解釈はあまり浸透しているようには見えなかった。魚好きの子供たちをもってしても知的好奇心を駆り立てられるものではなかったのか。やはり学問というのは難しい。
さかなクンは登場から終わりまで休むことなく話を続けた。
高知で獲れる魚を題材にしながら大きな模造紙いっぱいにイラストや豆知識、雑学などを高速で書き込みながら次から次へと魚のお話をしてくれる。
そのプレゼン能力の高さと魚への愛の深さは舌をまくほど圧倒的なものだ。
難しい用語も飛び出す内容だったが長男坊はウトウトすることもなく真剣に聞き入っている。
それもそのはず、難しいお話の合間に600人以上いる会場に向けてさかなクンがクイズを投げ掛けてくれるのだ。
それに答えんとする少年少女たちがこぞって大きな声で手をあげている。主に小学生だろうか。はっきりと自己紹介し、自分の意見を述べている子供たちの様子がこの会場の【ぎょ熱】の高さを物語っている。
クイズに正解したら題材にしている実物のお魚のプレゼントと今、目の前で書いている模造紙に子供の名前とサインを書いてくれた唯一無二、世界に1枚だけの模造紙。それに非売品のさかなクンCDだ。
そりゃみんな躍起なって挙手するわけです。
長男坊も頑張って手を挙げていますがやはり年長さんということで小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんのなかでは埋もれてしまいがち。
次々とクイズが裁かれていき、最後のクイズになった。
さかなクンに指名された小学生が答えるが残念ながら不正解。
つづく小学生も不正解。
。。。
。。。
そしてなんと!?!?!?
小さいながらピョンピョンと跳び跳ねてアピールしていた我が長男坊が指名された。笑。
ん??
完全に挙動不審の様子。
なんとも言えない表情をしている。
マイクを持った係りの人がかけつけてくる。
モジモジしながら何を話すか会場全体が静寂に包まれている中。。。
とんでもなく細い声で自己紹介をする長男坊。
笑。
もうほんとにそ~っとしゃべる。笑。
やつぎばやに
とんでもなく細い声でかつおの尾はつまようじになると思います。
と答える。
するととんでもなくデカい声で舞台のおじさん。。。
もとい、さかなクンが
『大正解ですぅ~!すぎょい!』
と。
それから舞台のさかなクンの投げかけに客席からではあるが長男坊がさかなクンと会話をしている。
それは長男坊にとって夢の時間だった。
そうここは高知県にある夜須マリンホール(収容人数600人)。
ねずみ軍団率いるあのテーマパーク(収容人数80000人)よりもはるかに夢の国と化した夜須マリンホールだ。
束の間の夢の時間を終え、長男坊はなんとも言えない幸福感丸出しの表情を浮かべ、まだ舞台で魚について熱く語っているさかなクンの話をまるで聞いている様子がない。さっきまでの【ぎょ熱】はどこへ行ったんだ!?
もうそれは完全に思考が停止した様子だった。笑。
講演が終わると同じ保育園のお友達に囲まれ嬉しそうにしている長男坊。
まるでヒーローのような扱いだ。
同じように職場の方、地域の方に囲まれ恥ずかしそうにしている僕。
ウルトラの父はこんな感情だったのだろうか。
その様子をさかなクン登場の開始直後から爆睡の次男坊を抱えながら奥さんが笑いながらこっちを見ている。
ほんとに【さかなクンのお魚教室】はとっても楽しめました。
その後、家に帰り大きな大きな模造紙を小さな我が家に飾れ飾れとわめきたてる長男坊。 (もう少し大きなお家に引っ越ししてからにして。。。)
また図鑑を開いて『さかなクンこの魚の話してたなぁ!』と何度も何度も確認してくる長男坊。 (ニギスが高知ではオキウルメって言われてるのもうわかったから。。。)
聞いたこともないさかなクンのCDで頭を振りながら踊り狂っている次男坊。
んっ!?
次男坊!!おまえずっと寝てたやろ!!!!笑
とにもかくにも2019年の年の瀬に我が家にとって一番の思い出になったさかなクンとの出会いに感謝!感謝です。
これからも家族一同、さかなクンのますますのご活躍を祈っています!
高知県の伝統文化を残していけるか!?べっちゃん家の新しい七五三。
もう12月。今年も後わずかで終わってしまいますね。
2019年はどやったかなぁとまた振り返る時間を作りたいと思います。おもしろかったことランキングとかブログにしたら誰か読んでくれますかね?笑
来年2020年はなんといっても東京オリンピック。完全に、にわかミーハーですが楽しみで仕方ない!早くも2020年を待ち焦がれています。
さて。
今日は伝統文化を残していきながら新しい七五三というタイトルで始めさせていただきます。
長男坊がもう5歳に。
来年からは小学生です。ほんと子供の成長って早いなぁと親っぽいコメントも言えるような立場になりました。笑
5歳というと七五三ですよ。
この七五三ってなんで始まったんでしょうね。
ネットをたたいてみると起源は江戸時代までさかのぼるそうで時の将軍徳川綱吉の頃。
徳川綱吉と言えばあの【生類憐れみの令】を出したことで有名。犬を殺しちゃいけないということで犬将軍なんて呼称もある将軍。
徳川将軍のお歴々の中ではアホだと評価されがちな将軍です。確か中学の社会の先生も綱吉ディスりをしていた記憶があります。
しかし、僕は個人的にはこの将軍が好きです。将軍家として日本のためになにがしたかったんだろうというところを勉強していくとこの綱吉の真意に触れられるんです。
徳川綱吉は間違いなく当時の日本を良くしようとしていた将軍だと僕は思います。
。。。
。。。
こんな話いりませんね。脱線が過ぎました。
まぁとにかくこの綱吉将軍が自分の長男の健康祈願ために始めたお参りがきっかけという説が濃厚だそうです。でも綱吉将軍の長男は5歳で亡くなってるんですけどね。
願いは届かなかったというほうが現実です。
起源はそんなこんなでええのか悪いのかわかりませんが2019年のべっちゃん家の七五三に戻してまずはこちらの写真をみてもらったほうがいいですかね。
これが我が家の七五三の風景。
奥さんがどうしても欲しいと言うのでゲットした七五三グッズもここでご紹介しておきますね。
ぐぐっと拡大。
千歳飴。
アートキャンディーショップの【パパブブレ】さんと【鹿児島睦】さんという人がコラボレーションしてデザインした千歳飴なんだそうです。僕は当然、知りませんが。笑。
この千歳飴を大阪帰省したときに百貨店で見つけ大興奮の奥さん。
『買っていい!?』と聞いてくるので『ええんちゃうー!』といいながら鹿児島睦さん調べようと思ってホームページに飛びましたが。。。
全部英語。
とにかく見て!!
オシャレがホームページからもこぼれ出てますね。
なので結局、僕はなにも理解できないままその存在すら忘れ、七五三の当日を迎えました。笑
そして、もうひとつかっこいいからという理由で刀を持ってます!
もう一度、スクロースして戻ってよく見てください。僕の手を!!
これは織田信長の秘刀、【へし切長谷部】のなんです!当然、模造刀ですよ。
が。
ご注目いただきたいのは鹿児島睦さんの【千歳飴】でもなく織田信長の【へし切長谷部】でもなく子供たちが着ている羽織。
実はこれフラフで作っているんです。
フラフってなに!?っていう高知県外の方々はこちらをご覧ください。
高知の伝統文化であるフラフ。
職人が一点一点染め上げ手書きしていく素晴らしいモノなんですがそのフラフの行く末はというと。。。
タンスの肥やし!
残念ながらこれ以外にないです。
嫁入り道具とともにあつらえた着物なんかもそうでしょ?結局、1度も袖を通すことなくタンスの肥やしになってませんか?
フラフも小学生くらいまではこどもの日に上げられるみたいですがそのあとは何年もタンスの肥やしになってしまうのが現状。
捨てるにも捨てられないし。。。的なポジションなんです。笑
そんなフラフに目をつけたのが今回の七五三。
奥さんが勤めている会社さんで少しずつ形になってきている高知の伝統文化を残そうとするフラフを使った衣装作り。
これに乗っかって今回、べっちゃん家がおそらく全国で初めて!?かもしれないフラフ衣装での七五三に挑みました。
そしてこのフラフは義弟さんのもの。
奥さんの弟さんのためにつくられた30年くらい前のフラフ。これを裁断し作成したものを我が子たちが着ています。
なんかこういう形でもう一度フラフが日の目を浴びるというのは非常にいいことなんじゃないかと思うわけですよ。
高知県出身のお父さんだったら自分の子供の頃のフラフを自分の息子や娘たちに着てもらうこともできちゃったりするわけですよ。こりゃおじいちゃん、おばあちゃんも嬉しいじゃないですか!
着物なんかはどこでもやってますけど高知県の伝統文化フラフをこんな感じで使っていくことも素晴らしいことだと思います。
ちなみに中に着る襦袢なんかは奥さんの手作りです。あえてガラガラでいこうと袴もド派手な感じに。笑。
そんな高知の伝統文化、奥さんの手作り衣装、フラフのこれからの可能性など多くの思いを胸に秘め、
むかった肝心の七五三はというと。
。。。
。。。
行きしなの車で爆睡の長男坊は現地について無理矢理起こされ超絶不機嫌。
それをなだめたり、抱っこしたりするべっちゃんもイライラ。
次男坊はとにかく神社に敷き詰められている小石を拾い奇声を発しながら投げまくっています。
我々、3人をみて奥さんは。。。
言うまでもありません。
そんな4人に写真係として付き添ってくれてるお義父さんはもうどうやって誰を写真に収めたらええのか収集がつかない始末。
これが現実です。笑。
そこからおみくじで気を引いてみたり。
お義父さんが追い千歳飴を買ってくれたり。
なんやかんやと機嫌をとりながらようやく最後はちゃんとお参りもすませ、七五三の行事を終えることができました。
騒がしい七五三になりましたがこれもまた我々ファミリーの大切な思い出になりましたので大満足です。
この記事を読んでみてフラフに興味が湧いたり、これ使ってみたいとか思ったら是非、お声かけください。
それにしても千歳飴って全然、うまないな~。笑。
地域おこし協力隊あるある!久々なのに残念なお知らせ。
久々に地域おこし協力隊のネタ更新!
ネタが無さすぎて書くことないんですが最近、珍しくイライラが収まりません。更年期でしょうか。笑
理由はわかってるんです。
自営業のときにはなかったあまりにもお粗末な仕事に携わりすぎているから。
自分の保身だけを考えた仕事。
上の目だけを気にして現場をまるで知らないペラペラな仕事。
お客様に向き合っていない仕事。
向上心のない仕事。
つまり誰でもできることしかしてない。オンリーワンの仕事じゃない。
そりゃなーんにも善くならないわけだわ。
仕事ってやっぱり情熱的で大変なこともたくさんあって、でも達成感もあって、ちょっと儲かって、関わった人がハッピーになれるもんでないとダメだしそういう仕事をしてきた。
そろそろ、ど真ん中をしっかり捉えた身のある攻めの仕事がしたい。
なんだか愚痴っぽくなりましたが勘弁してください。まだまだ語れる人も少なくここで吐き出します。笑。
その代わりといっちゃあなんですが相変わらずプライベートは超充実。
12月も予定が盛り沢山すぎるので今月こそはしっかりブログを更新していきます!
素人が作る無農薬米。本当にうまいのか!?いよいよ食べてみた感想!
やばい!!今月もう今週で終わりやないですか!
なんか色々と書きたいことがたくさんあるのに全然、時間取れてない。。。
まぁ要因はわかってるんですがね。笑。
そのへんのことはまた書いていきます。
さて。またまた久々の素人が作る無農薬米シリーズ。
なんと今回は!!。。。告知がいきなりですが最終回です。
前回の記事を見てみると。
最後は助っ人外国人【コンバイン】の登場で我々は勝利を掴めるか!?でお送りしたいと思います。で締めくくっているんですが。
結果からいうと【コンバイン】選手はもうはや書くまでもく圧倒的。
これが現役メジャーリーガー。さすがの大活躍だったのでもう割愛させていただきます。
ですので皆さん最初から稲刈り~脱穀は絶対に【コンバイン】選手に助けてもらいましょう。冗談抜きで。僕のようにマジで地獄を見ますから。笑。
無事に脱穀も終え、玄米になってかえってきた我が子たち。
これをみんなで食べてお疲れ様会を開催しようと企画。
田おこしから収穫まで本当に多くの皆様のお力をお借りしてここまでたどり着けましたのでせめてものお礼にと。
【素人が作った無農薬米でおにぎりパーティー】
なんともドシンプルな企画ですがやっぱりストレートにお米の美味さを味わってもらおうと思いまして。みんなで企画しました。
開催場所は赤岡の赤レンガ商家。
見てください。この素敵な商家を。
特徴的なのは高くそびえる赤レンガの壁。当時、レンガは高級品だったそうです。
とても広い中庭もあり、めちゃくちゃ金持ちが住んでたんだろうなぁ的な匂いがプンプンします。
それもそのはず、こちらの建物は明治初期に建てられたとされている村長さんの邸宅だったそう。
その後、色々な家主に大切に使われて現在はボランティアの方々によって街のシンボルとして維持管理されています。
お家の中の様子もどうぞ。
ところどころボランティアさんの方々が修繕をしてくれているのですがさすが200年近く前の建物だけあって老朽化は著しいです。
室内なのに外にいるのと変わらない寒さ。笑。
ボコボコと浮いた床。笑。
手をつくとくずれおちる土壁。笑。
グラグラゆれる箱階段を登ると光がまったく差し込まない2階。笑。
ここは底が抜けるから歩いたらダメゾーンがほとんどの2階。笑。
まっくろくろすけは間違いなくここにいるという子供の感が冴え渡る2階。
でもこういう雰囲気はとっても好き。
子供たちもワイワイ騒ぎながらお家を探検していました。
そして、ご飯を炊くならやっぱり形から。
レンガ造りの3連かまど。
このかまどで美味しいご飯を炊いてみたいという元都会人の我々の強烈な願望によりここでの開催しました。
言うときますが当然、かまどでご飯なんか誰一人炊いたことありません。
全員、都市ガスしか使ったことありませんから。高知に来てからようやくプロパンガスの存在に慣れてきた連中ばかり。
『べっちゃん料理やってたからいけるやろ~』的な軽いノリで言われる始末。
くれぐれも料理してる人=かまどで米が炊けるなんて発想は間違ってますんで皆さん料理人にそんなことを強要しないようにお願いします。笑。
しかし、まぁでもとにかくなんでもやってみようってのが大事なのは間違いありませんけどね。
35歳にもなってまだまだ精神論を全面に押し出して生きています。
さぁかまどに火入れの準備係。
小学生のお兄ちゃんもめちゃくちゃ活躍してました。
大人もやったことないのにあーだこーだ言ったりしてたんですが黙って黙々と大人の意見をいなしながら作業に従事してくれたこの子が1番、大人でした。
一生懸命、使ったことないマッチに火をつけてかまどに火をいれてる姿になんかとってもジーンと来ました。ほんとなんでもすぐ感動してしまう35歳のおじさんです。
お次は米研ぎ係。
一升って何杯入れたらいいんですかー?とか今さら言いながら計量してる。
。。。すでにお釜に入ってる米、ちゃんと数えてるの??笑。
みんなに突っ込まれながらもマイペースな野村村長。でもこの人がいないとこのイベントも開催されなかったわけだからやっぱり無農薬米プロジェクト言い出しっぺの野村村長は偉大です。
慣れない火起こしに少々、手惑いながらもなんとか火がつきました。
さぁいよいよお釜をかまどに設置して。。。
40分後。
これだー!!!
この米立ち。スタンディングオーベーションとはこのこと。真っ白なお米が所狭しと立ち上がっています。
そしてなにより蓋を開けたときの甘~い匂いがたまらん。。。
やっぱり日本人は米よ!こりゃもう幸せになるよ。
おしながきは
【無農薬米のおにぎり】
我々が手塩にかけて育てた無農薬米(品種:ニコマル)。なんにも入れない白米とむかごを入れて炊き上げた2種類のご飯。中身の具はみんなが持ち寄ってそれぞれ握ってもらいました。お塩にもこだわりましたよ。
【お味噌汁】
日高昆布と高知の鰹でしっかり出汁をとった本格お味噌汁。お味噌は野村村長の手作り味噌というこだわりよう。みんなが持ち寄ったいろんな具材をぶち込んで至福の味噌汁に。味噌汁の具に春雨を持ってきた人にみんながツッコミを入れてました。
【出し巻き玉子】
子供たちが寝静まってからひっそりの夜中に焼き上げるのが開催前日の僕の仕事。上記の出汁をたっぷり使い、高知産の玉子を使ったジューシーな出し巻き玉子はご飯のお供にぴったり。もちろん愛情たっぷり込めました。
【香の物】
高知で開催されるオーガニックマーケットで購入。
無農薬野菜で作られた超自然派なお漬物。シンプルな味わいだが野菜の美味しさが際立つ逸品。
さぁみんなでおにぎり握ってくよー!!
大人も子供も総勢30人くらい。
みーんな無農薬米作りに携わってくださった皆々様。
ワイワイしながらおにぎり作り。
大きいのや小さいの。綺麗なのや汚いの。
野村村長は『三角おにぎり握れませーん!』と甘えてくる始末。うるせぇ!おっさん!!笑。
いいね!いいね!この雰囲気。
大人も子供もみんな楽しそう。
野村村長のお言葉を頂戴してからみんなでいただきまーす。
『おいしいねー!』『うまい!』『たまらんわー!』みたいな声がいろんなところから自然に漏れ出てる。
いいなー。この感覚。
もちろん自分も美味しいやん!!ってかみ締めながら食べました。
飲食店さんやお母さん、料理を作ってくれた人に『美味しい』って伝えるのはもちろん嬉しいし、伝えるべきなんですがこの自然と漏れ出る『美味しい』を聞いて僕は久々に、嬉しくて鳥肌が立ちました。
みんなで食卓を囲んで自分達で作って、自分達で料理して。
純粋な【味】では米農家さんや飲食店さんには勝てないかもしれないですがこの体験は絶対に誰も真似できない自分達のオリジナルです。
こういう経験は大人ももちろん楽しいし、やっぱり勉強になる。上っ面だけじゃなく、ちゃんと自分達で最初から最後までやりきったという確固たる経験、糧になる。
自分の子供たちにもこういうプロセスをたくさん経験して大人になってもらいたいな。
無謀な素人が思いつきで始まった完全素人の無農薬米作りはこのように大盛況でフィナーレを迎えることができました。
なんにも知らない&持ってない、仕事とプライベートの片手間農ライフ。
こんな感じで始まったので本当に多くの方々にご協力、ご迷惑をおかけしてなんとか自分たちのお米を口にすることができました。本当にありがとうございました。
興味をもってくださいましたら是非、過去の米作り記事もみてやってください。
べったり貼っておきますので。
ノリと勢いだけで集まった素人メンバー。写真だけはかっこええ!笑。
よくわからんままスコップを持って畔作り。今になって思うのは。。。もっとちゃんと畔作りしとけ!!ってこと。何度も補修するはめになるんだよ~。泣。
安芸のおじいちゃんおばあちゃんには本家米農家の技を伝授してもらいました。
やっぱトラクターはラクチン!なんでも手作業はしんどいよ。。。笑。
田舎独特の商売にびっくり。
種籾から芽だし。ここまでやる人なかなかいないでしょ!?
生命の息吹を感じた瞬間。
もうね。長男坊が泥まみれになったことが強烈な印象過ぎて。1本植え農法というなんとも貧弱な田植えで不安しかなかった。笑
植えちゃったらもうネタがないの。。。笑
今年はよくよく長男坊もトラクターに乗ってくれました。
いろいろとご盛況をいただいた収穫作業。マジで地獄。、、