高知で田舎暮らし始めましたブログ

大阪生まれ大阪育ち。生粋の大阪人。そんな僕が念願の田舎暮らしのため家族を連れて高知県へ移住。その中で思うことをつらつらと書いていく田舎暮らしブログ。

飲食店経営のお話。本物の覚悟はあるか。

飲食店の始め方について、【覚悟】ということについて僕なりの考えをここへ綴っていこうと思います。

 

 

コロナウイルスで飲食店の存続が危ぶまれている。

僕の古巣、大阪では福島区にある3つ星レストラン『HAJIME』の米田シェフらが中心メンバーになり、飲食店救済の署名活動を行い、政府に訴えかけてくださっていたりする。

 

 

今、僕は行政側の立場にいますが『やれ、補助金だ!』『やれ、給付金だ! 』と言う話が毎日のように上がっているがようやくお国からの概要ができはじめたばかり。

 

 

概要を読んでみてもセーフティネット4号、5号。。。

 

 

前年対比50%減。。。

 

 

非課税世帯。。。

 

 

細かいし、対象になるの?ならないの?

 

 

などなど。。。

 

 

というか補助金や給付金を困ってる人に届ける前に廃業しちゃうお店でてくるよ。

 

 

困ってる人を救済する法案がそんなノロノロやっててどうすんの??って正直、思う。

 

 

本末転倒。

 

 

そんな中、もし、今、自分が飲食店を経営していたらということをよくよく考える。

 

 

当時の僕のお店は地下にあり、狭い店内だった。

そうそれはいわゆる絶対避けましょう【3密】のド典型なお店だ。

 

 

そんな状況なのでおそらく休業してただろうと思う。

 

 

もしくはテイクアウトだけ。。。ん~。。。付け焼き刃ではそれもほとんど収入が見込めないだろうしなぁ。。。

 

 

いややっぱり休業してただろうなぁ。

 

 

そうなると持ちこたえて3ヶ月~半年くらい。

もちろん、家賃交渉やその他諸々、手を尽くした上での話。

 

 

 

これがおそらく自分のお店の現状。

 

 

 

厳しい。。。あまりにも厳しい。。。

 

 

 

先の見えない中、コロナ騒動が半年続けば廃業確定。

 

 

 

もちろん、国の援助や金融機関の融資などが今よりもっとスムーズに進み、さらに手を尽くせば延命、もしくは再起は可能だろう。

 

 

 

しかし、どどの詰まり、最後は自分でなんとかするしかないのだ。

 

 

 

それが社長。自営業。フリーランス

 

 

飲食店オーナーさんの中には、他に事業をやっていたり、資産運用をしたりして、他の収入のある方は当然、持ちこたえられる可能性はあるんだろうが、僕なんかは飲食だけしかやってなかったので本業以外に収入はない。

 

 

備えあれば憂いなし。

 

 

とは言うもののそんな潤沢な備えをみんながみんな持っているんだろうか?

 

 

 

 

飲食を始める方にこんな不測の事態まで考慮に入れて始めなさい!なんて言うつもりはありません。

 

 

 

しかし、確実に言えるのはこんな状況でも自分でなんとかするしかない!ってこと。

 

 

 

昨日も電話で大阪の異業種の経営者さんとお話ししました。今は直接的なコロナのあおりは受けていないというものの1ヶ月先の仕事はまったくの白紙。

 

 

 

先の見えない中、みんな踏ん張って、頑張って、なんとかしようと必死。

 

 

 

この覚悟。

 

 

 

この確固たる覚悟が大事。

 

 

 

『一番苦しいときこそ他人を頼るな。自分で切り開くしか道はない。』

 

 

というある経営者の言葉がある。

僕がまだお店を経営してたとき、ほんとにほんとに辛くしんどい時があった。人に裏切られ、お金が無くなり、どうしようもなくて負のオーラで飲み込まれそうになったとき僕はこの言葉に救われました。

 

 

 

必死にもがいてもがいてもがいて、どうにかこうにか危機を脱出することができた。

 

 

 

もちろんたくさんの人に助けてもらったし、あのとき助けていただいた人たちへの感謝は今でも忘れない。

 

 

 

他人にまったく頼るな!ということじゃない。

 

 

 

僕1人じゃなにもできないけど自らが立ち上がり、奮い立つことが大切なんだと。熱意だけは誰よりも持つこと。

 

 

 

そうすれば必ず助けてくれる人はいる。

 

 

 

あぁこういうことなんだなぁ。と。

 

 

 

おこがましいことは甚だ承知だが、経営の真髄というものがほんの一端、わずか数ミリかもしれないがわかった気がした。

 

 

前代未聞の危機を前にしても決して折れない『覚悟』を持った人たちが今、闘っている。心から応援したい。なんとかしたい。

 

 

そして早く、1日も早くこの状況が好転することを切に願っています。

 

 

覚悟を持って経営に挑む!!コレに尽きると思います。

あの昭和の名作アニメにドハマり中の子供達。


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(エキスポさんのHPより画像は借りてます)

 


突然ですが子育て世代の皆さん。

お子さんにどんなアニメ見せてます??

 

 

いやぁうちはアニメだなんてそんなものは見せてないザマス。それよりお勉強や知育玩具よ!なんてお方はこの先を読み進めてもらってもまったくタメになる情報はのってません。いや、他の人にとっても別にタメになる情報が載ってるブログじゃありません。笑。

 

 

長男坊が産まれ、テレビを見出したときから奥さんと『どんなアニメを見せる!?』みたいな話をよくよくしてました。

 

 

いやなにも英語のアニメを見させて英才教育を。。。みたいな崇高な類いのもんじゃないですよ。ただただどんなアニメを見させるか程度の話です。笑。

 

 

色々と吟味しながらどのアニメに導くかを考え、まずはアンパンマン


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(日本テレビHPより画像をお借りしてます)

 

 

これは外せない。

 

 

 

やなせたかし先生は高知出身!』

 

 

 

という殺し文句を幾度となく奥さんに聞かされてきた。生粋の高知人である奥さんからすると高知が誇る最強の偉人【坂本龍馬】に続き、やなせたかし先生は満を持しての堂々二番手の推しメンだ。

 

 

いろんなパンがおりなす、この愛と勇気の物語は僕が幼少の頃からいやそれ以前から現在まで多くの子供たちの心を育て支えてきた。アンパンマンを見せとけば家事がみるみる進むという経験をした方も少なくないと思う。

 

 

 

 

 

お次は『機関車トーマス


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(阪急梅田本店さんのHPより画像をお借りしてます)

 

 

機関車に前面に顔を設けたひねりもくそもないわかりやすいキャラクターが人気のアニメ。

日本ではなかなかお目にかかれない英国のブラックジョークなんかも飛び出し、やはり多くの子供達を虜にしている。副音声では英語放送もやってましたが見たのは数回という実績。

あまりにハマりすぎで静岡県にある大井川鐵道。現役でトーマスのSLが走る屈指の人気スポット。ものすごい倍率の中、乗車券を勝ち取ってはるばる行ったものだ。

 

 

そんな具合に成長に合わせて色々と好きになるアニメを半ば誘導してきた我々夫婦。笑。

 

 

 

そして今、ドハマりしているのが昭和の名作がコレ。

 

 

 


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(画像をお借りしてます)

 

 

 

ドラゴンボール】だ。

 

 

 

今まで戦隊モノや仮面ライダーといった類いのものを完全に避けて通ってきた我々夫婦。

しかし、保育園に通っているとクラスのお友達から見聞きするようである日、長男坊がなんやかんやとその類いの話を僕にふってきたのだ。

 

 

 

これはまずい。。。

 

 

 

 

今まで雨の日も風の日も避けて!避けて!避け続けて、とおってきた道をここにきて、くじかれてなるものか。。。

 

 

 

 

そんな思いからふと『ドラゴンボール』を見せてみようと。

 

 

 

おっとーが小さい頃に見てためちゃくちゃおもろいアニメあんねん!!教えたろかぁ??いやまだ長男坊には早いかなぁ!なんてもったいつけるとまんまと興味を示す。

 

 

 

 

フッまだまだ子供だぜ。

 

 

 

 

TSUTAYAで実施中の旧作無料レンタルという素晴らしいサービスを利用してドラゴンボール(幼少期)1巻のDVDを借りて以来、ドラゴンボールZは完全網羅。

今はドラゴンボールGTドラゴンボール超を同時平行で鑑賞している。

 

 

長男坊に伴い、3歳になる次男坊までがテレビにかじりついてみてるもんだからもう兄弟揃ってどっぷりドラゴンボールに浸かっている始末。

 

 

『次男坊よ!お前はまだトーマスでええねん!大量にある長男坊の時に買ったトーマスおもちゃで遊んどれ!』という思いもむなしく

 

 

次男坊の得意技はドラゴンボール史上、最弱キャラクターとの呼び声高いヤムチャの『狼牙風風拳(ろうがふうふうけん)』。。。せめてかめはめ波にしておくれ。泣。

 

 

 

こんな感じで昨年末から怒濤のドラゴンボールブームがきたもんだから2月生まれの長男坊の誕生日は

 


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こうなるわけですよ。

 

 

プレゼントもこうなるわけですよ。

 


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3月生まれの次男坊の誕生日も


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こうですよ。

 

 

当然、プレゼントも兄にならってこうなるんですよ。

 


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僕の小さい頃に作ったガンダムBB戦士などという簡易なプラモデルとは違い、2020年に販売されている超精巧なフィギュアたちは子供たちを寝かしつけてからムクッと起き上がって夜な夜な夜なべして作るのが僕の仕事。眠い。。。

 

 

自分が見てきたドラゴンボールにこんなにハマってもらってこっちも楽しくていいんですけどね。

このあたりから僕の想像を大きく越えてべっちゃんファミリーの生活にドラゴンボールが侵食してくるんですよ。

 

 

保育園から帰ってきたら必ず、ドラゴンボール鑑賞とフィギュアを使った闘いごっこ

 

 

ご飯を食べてる時は

長男『1番強いやつは誰なん!?』

僕『悟空ちゃうか!』

長男『いやジレンとかビルスとかおるから違うでー!』

僕『知らんかったわー!ごめん!(知ってるのに聞いてくるな)』

 

 

長男『ねぇねぇおっとー!フリーザと今の悟天ならどっちが強い?』

僕『そりゃ悟空やろパワーアップしてるし!』

長男『悟空ちゃうわ!悟天って言うてるやん!ちゃんと聞・い・と・い・て!』

僕『ごめん!ごめんー!(ちゃんと聞いてなかった僕が悪いんやろうけどさぁ)』

 

 

次男『おっとー!カカロットってなにー?』

僕『悟空は地球の名前やねん!惑星ベジータ産まれたときはカカロットって呼ばれてててん!』

次男『なんでぇ!?』

僕『いや。。。名前が2つあるねん!次男坊も家では次男ちゃん!って呼ばれてるけど保育園じゃ違う名前で呼ばれてるやろ?それと一緒。』

次男『なんでぇ!?』

僕『いや。。。ベジータブロリーはおんなじとこで産まれたからそう呼ぶんねんけどクリリンとか亀仙人はなぁ。。。。』

次男『なんでぇ!?』

僕『。。。もうおっとーはわからん!!(こいつザキヤマの【からのぉ?】ばりに聞いてくるやん)』

 

 

なる会話が留まることを知らず。

 

 

 

風呂入るでぇ!と長男坊に声をかければ上半身裸になり

 

 

 

 

『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』

 

 

 

 

と永遠にやってる。

 

 

 

それを見た次男坊も服を脱ぎ捨て

 

 

 

『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』

 

 

 

 

と。

 

 

 

 

おまえはまだや!

 

 

 

 

おっかーに風呂入れてもらってくれ!という思いもむなしくサイヤ人になりきった2人を風呂に入れる大変さ。

 

 

 

そして極めつけが子供達とベットに入り、寝る前にYouTubeで見せたある動画。

この動画によって僕は自らの首を絞めることになってしまった。

 

 

 

やたらと絵がうまい海外のYouTuberがドラゴンボールのイラストを描いてアップしてるのだがとにかく出来が素晴らしい。絵がうまいのはもちろん、色使いや様々な道具を使って書き上げる10分くらいの動画(もちろん超早送りで編集してある)を寝る前に数日、見ていると

 

 

長男坊『おっとーも描いてよ!』

僕『いやムリムリ!こんなん書かれへんわ!長男坊が練習して描いたらええねん!』

長男坊『うーん。誰も教えてくれへんし無理やわぁ。やめとくわー!』

僕『いやいや練習もせんと諦めたらあかんやろ!誰も最初からこんなに上手く描かれへんねん!いっぱい練習して出来るんやで!』

長男坊『じゃあおっとー練習してよぉ!』

僕『おっおう。。。(チーン。これまんまとのせられてないか!?)』

 

 

 

そんなやり取りからこれまた夜な夜なドラゴンボールを描く日々が始まった。苦笑。

 

 

 

 

美術の成績は良くても『3』。もしくは『2』。

音楽もそうだが学生の頃からこの【感性に訴えかける系】が苦手。

 

 

大人になってから大阪時代のお店のお客様にプロの音楽家や歌手の方々がいらして、公演やライブなんかに足を運ぶようになり、多少勉強させていただいたり。

美術好きのお客様にお誘いいただき、美術館に行くようになりルノワールやモネなんかのエースで4番級を知ることができたり。

 

 

とにかく30歳を越えてからようやくそっち方面をかじり出した僕。そういえば高知にきてからそっち方面はまるで進歩が止まってしまったなぁ。

 

 

そんな僕にアニメのキャラクターとはいえ【絵】を描けと。

 

 

 

しかし、息子たちの喜んでくれる顔を見たいのもある。

 

 

 

眠い目を擦りながら描く。

1日で終わらない時は2日、3日かけて描く。絵のド素人はとにかく時間がかかる。4~5時間はゆうにかかってしまうのだ。

 

 

 

子供達はYouTuberと同じく10分くらいで描けると思ってるからタチが悪い。あれは編集だからな!!苦笑。

 

 

 

作品集。

 



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処女作【5時間ほどかけて完成した深夜3時完成のベジット

 

 



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第2作【2日かけて描いたにもかかわらず長男坊に『ベジットもやけどコレもなんか黒ばっかりやん!』と言われオーラだけでもカラーにした孫悟空

 


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第3作【わざわざ塗り絵を買ってきて色鉛筆塗りを1度練習してから描いた絵を見て長男坊に『なんでピッコロ描いたん!?』と言わしめたピッコロ】

 

 


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第4作【次男坊の希望で夜な夜な取り掛かったがファイナルフラッシュを描いた段階で眠さに負け、力尽き、それからもう1週間は放置しているが子供たちは完全に忘れているであろうベジータ

 

 


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番外編【夜遅くまで絵を描いてる僕に対し、『どんだけ時間かかってる!?』といい放ち、夕食後、『描いたろかぁ!』と鉛筆一本10分でサラサラ。うちの奥さんが描いたいかにもデザイン関係の仕事やってます感の溢れる"線"のタッチが素人の僕にはズルいとしか思えない雰囲気で描かれた孫悟空。】

 

 



とにかくこのドラゴンボールの絵を描くのは相当に疲れる。


 

 

目も疲れるし、肩も凝るし、ちょっとペンダコできてるし。笑。

 

 

 

 

でも、苦言を言われつつも息子たちはすごく喜んでくれているので自分の体調と向き合いながら描いていこうと思います。笑。

 

 

男の料理!!この時期に作る最強の発酵食品。


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ピッツァの発酵ブログに続きまたまた発酵ネタ。笑。

 

この時期に作る最強の発酵食品といえば。。。

 

 

 

ピンッと来た人いますよね。

 

 

 

その正体は味噌。

 

 

 

 

今年も自家製べっちゃん味噌作りを行いました。

 

 

 

 

味噌作りや自分の思うところを綴っていきたいと思います。

 

 

 

この時期、僕のInstagramFacebookには田舎暮らしやマクロビや自然好きな方々の味噌作りのネタが毎日のようにアップされまくっています。特にそういう人種(?)の方々とたくさん繋がらせていただいてるということもありますが。

 

 

 

 

お味噌教室に参加して作ったよーって人、毎年の習慣のように作ってる人、もう大豆から自家栽培して並々ならぬ意気込みの人、そんなにつくってどうすんの?ってぐらい業者並みに作ってる人。笑。

 

 

 

 

僕は楽しく皆さんの味噌作りネタを見てるんですが味噌作りやってない人も当然いらっしゃって(おそらくやってない人の方が多い)そんな人たちはこの味噌作りネタをどう考えてるんかなぁと考えたりしてみました。

 

 

 

 

大半は人はシラー。。。

 

 

 

 

と見てるんでしょうね。笑。

 

 

 

僕もそうでした。

興味持つまではそんな感じ。

 

 

 

だって。。。味噌なんて買った方が断然安いし、早いし、スーパーで1キロ300円くらいで余裕で買える手軽さだけど

 

 

 

そもそも味噌自体使わなくね??みたいな。笑。

 

 

 

作ってすぐ食えねぇって意味あんの??的な。笑。

 

 

 

味噌って総務省のデータだと一世帯(2人以上)年間平均5キロくらい購入されてるらしいんです。当然ながら毎年順調に右肩下がりが30年継続中の状況。それにあくまでも平均なんで我が家は確実にそれ以下。3キロ?2キロ??くらいじゃないでしょうか。

 

 

 

僕自身が子供の頃も毎日味噌汁が出てくる家ではなかったし朝はパン派。

今でも週2日くらいかな?味噌汁飲んでるの。他にも味噌田楽や味噌漬けなんかを作ることもほとんどなく、古き良き日本人とは程遠い味噌ライフです。苦笑。

 

 

 

しかしだな。

このブログは一応、皆さんに味噌作りの魅力を発信したいためのブログなので引き続き、書かせてく。

 

 

 

まずはなぜ味噌を作るか。

 

 

≪お味噌作りのメリット≫

 

 

1、美味しいから。これは確実に言える。

大豆、麹、塩という超シンプルなんですけどとにかく美味しい。市販の味噌はかつおだしや昆布だしが練り込まれてるようなもんもあるけど断然、手作り味噌のほうが美味しいのだ。

 

 

2、安心安全ってことかな。

自分で素材を選んで自分で作ってるんでそれ以上それ以下でもない。

 

 

3、こういうことをすることで丁寧に生きてるって感じがするというか。地に足つけて生きてるというか。子供達と一緒に味噌作りなんてしてるとなんだか楽しくて。


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(ビニール袋を二重にして子供達が足でふみふみ)

 

4、何でも1から自分で作ってみたり、やってみたりしたいという好奇心や経験を積みたいという思いからか。。。そしてそのわりに味噌作りはハードルが低く誰でもできるほど簡単だから。笑。

ほんと子供達と一緒にワイワイ作れるほどのもんだから。

 

 

5、家の大きさ、キッチン設備なんかも全然、問題ない。

我が家は高知といえども普通の2LDKのアパートだし、キッチンも二口の標準ガスコンロ、一般家庭にあるようなボールやお鍋しかない。

つまり、都会だろうが田舎だろうがどこでも作れるし、誰でも作れる。

 

 

6、味噌を手作りしてます!とかなんかけっこうこだわってるねぇみたいに思われるでしょ。笑。

 

 

≪お味噌作りのデメリット≫

 

 

1、値段が高い。

僕はすべての材料をインターネットでお取り寄せして味噌を作っている。材料費、送料などこみこみすると今年は7キロで6000円くらい。

スーパーで売ってる味噌と比べたら値段は天と地の差だ。大豆や麹なんかを自分で栽培すればまた違うんだろうけどそこまではやれていない。

 

 

2、時間がかかるんだなぁ!これが。

大豆を炊く前に浸水するんですがこれが20時間近く浸水するんですよ。まぁボールに大豆と水入れておいとくだけなんですけどね。後、鍋で3時間くらい炊くのも長いですね。まぁ圧力鍋があれば30分で完成よ。

 


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(まずは最初の作業。大豆はけっこう汚れてるのでしっかり洗っていきます!)

 

 


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(最初は真ん丸だけど浸水するとゆっくり膨らんで長細くなる)

 

 


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(我が家はグツグツ鍋で3時間×2回。今年は量があったからね)

 

 

3、味噌を入れる容器がいる。

これもなんでもいいんですけどね。3キロくらいだったら家にあるもんでも入るんですけど7キロともなるとね。ホームセンターで大きめの容器を買いました。600円くらい?

 


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(この味噌容器です!次男坊がとにかく楽しそうに味噌をつつく。触感がええんでしょうね。笑)

 

 

4、作ってすぐ食べれない。

これはもう仕方ないから待って!!としかいいようがない。冬場の寒い時期に仕込み、夏に向けて徐々に気温が上がっていくことでゆっくりと発酵が進んで美味しい味噌に仕上がっていくので。最初は気になるけど2ヶ月もしたら存在を忘れてしまうから。気がついたらできてる!みたいな。笑。

 


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(密閉してそこらへんに落ちてる石を重石に。来年までさようなら~。)

 

 

そんなとこかなぁ。まぁこの手間だったり、時間だったりを【お金】で買うのか、自分でやるかということですよね。

 

 

べっちゃんファミリーは年間3キロも食べないのに今回なぜ7キロも作ったのかというと【お裾分け】のため。やっぱり美味しいからみんな喜んでくれる。

 

 

昆布と鰹で出汁なんてとって飲んだら最高にうまいんだから。それだけでご馳走になってしまいます。

こんな話をすると土井義晴さんの【一汁一菜でいいという提案】がとっても染み渡る。いい本です。

 

 

 

とにかくハードルが低くて、お味噌屋さんのサイトとかみたら作り方も乗ってるんでちょちょいのチョイですよ。

 

 

今作っても食べれるのは来年以降になりますが食卓に手作り味噌で作ったお味噌汁出してみませんか?日本人ならば必ずやホッとできると思います。

 

 

 

家庭で本格ナポリピッツァ生地作りがおもしろい。

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先日、テレビでナポリピッツァの職人を追いかける番組を見ました。

 

 

 

参加する日本人は名のあるピッツァリアで研鑽を重ね、年に一度ひらかれるナポリピッツァの世界大会に出場すると行った内容で、出演した2人の日本人はどちらも三位入賞(部門別)を果たすなど好成績をマーク。

 

 

 

しかし、一方で緊張もあったのだろうが出場しているイタリア人の職人たちはピザを破いてしまい失格!窯に薪を入れ忘れて失敗!などなど完成以前の問題もあったり。

 

 

この受賞した日本人の2人を見て思ったのは『やっぱり日本人って器用なんだなぁ!』と。人それぞれあるのはわかってるがこういう職人気質の大会、きっちりと仕上げてくるところではやはりかなり強い民族なんだと改めて実感した。

 

 

番組ではナポリピッツァの特徴をたくさん伝えてくださり、生地の伸ばし方や具材の乗せ方、火加減、パーラーに乗せる方法、焼き加減などテレビって真剣に見たら結構、勉強なるやん!!って思いました。笑。

 

 

とにかくこの番組を見て日本人のスゴさとナポリピッツァに対する熱がまたフツフツと沸いてきました!

 

 

さて。

 

 

家庭で作るナポリピッツァの生地のお話しです。


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(べっちゃんはイタリアのカプートロッソ00番をいつも使用してます)


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(約20時間かけて発酵させたもの。けっこういい感じでした!)

 

 

材料は至ってシンプル。

 

 

カプートロッソ 1キロ

水  600CC前後

塩  30グラム

イースト  2グラム前後

 

 

これだけ。これだけだから誤魔化しが聞かない。

 

 

生地の作り方なんかは以前のブログを参考にしてみてください。

 

 

beeeee1600.hatenablog.com

 

 

 

僕が最初にピザ生地作りを始めたのが2019年の5月そこから最新の生地作りが2020年の2月。

 

 

 

毎月、ピザ生地を作ってたわけじゃないけど10ヶ月の期間作ってきたわけだ。

 

 

 

春~夏~秋~冬。

 

 

 

最初の生地作りは失敗。

 

 

そこから改善してちょっと向上。

 

 

今回はめちゃくちゃええ感じー!!

 

 

次は大失敗。。。

 

 

みたいなルーティーンを繰り返している。

 

 

水の量を変えてみたり、イースト量を変えてみたり、捏ねる時間を変えてみたりと挑戦しているんですが失敗の1番の要因をお伝えしよう。

 

 

 

 

それは1にも2にも。。。

 

 

 

 

 

発酵だ。

 

 

 

 

これがとにかく難しい。

 

 

 

 

僕はお家のキッチンで生地を仕込み、一時発酵、二次発酵の後、冷蔵庫で低温発酵なるものを経て、焼く数時間前に冷蔵庫から取り出し最後の発酵にかかる。

 

 

 

 

しかし、出来上がりが毎回違うのだ。

 

 

 

原因は春~冬。

この季節の移り変わりがもたらす気温の変化。発酵はこの気温の変化に著しく左右される。

 

 

 

まして、僕はこの長時間発酵スタイルに挑戦中なので匙加減がさらに難しい。(今のところこの発酵方法が美味しいと思う)

 

 

 

家の中で発酵に適した温度を一定的に保てる場所もない。インターネットを調べてみると浴室乾燥機で発酵させるというアイデアもあったが。。。うちにはねぇ!!笑。

 

 

 

かといって発酵器なんて買うまでもない。。。

 

 

 

そもそも昔はそんなもんはなく、職人の加減だけで作られていたもの。

 

 

 

やっぱりやるしかないですね。

気温、湿度、時間を詳細に記入してデータを取っていく。これしかない。この1年はなんとなくの感覚でやってましたがやっぱり安定的な高品質を目指すためにはデータしかない。

 

 

 

ちなみに発酵があまり進んでないもの、発酵過多のものも薪のピザ窯に放り込んで食べたら全然、美味しいですよ。

 

 

 

 

しかし、そのレベルだと普通なんですよねー。

 

 

 

 

めちゃくちゃうまい!!こんなん家で作れるんや!?って水準に持っていきたいという僕の完全な自己満ですが。笑。

 

 

 

ネットにあるナポリピッツァ生地のレシピなるものは材料となんとなくの分量は参考になりますが詳細は自分が住んでる地域に合わせて変えていく必要があります。

 

 

なのでよくレシピにかかれてる何時間寝かせてくださいなどというのは正解でもあり間違いでもある。

 

 

なにが言いたいかっていうと自分の目でパーフェクトな状態を見極めるしか最高に美味しく作れる方法はないということ。

 



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やっぱり発酵は深けぇわ。。。

ようこそ高知へ!2日目の高知をいかに楽しんでもらうか!


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さぁ2日目の高知ツアーブログ書いていきますよー!!

 

 

とその前に小園一家の子供達のキャラクター紹介をしまーす!

 

 

まずは長兄【とわっち】

サッカー好きの小学2年のとわっちはこの中では頭ひとつ飛び出してお兄ちゃん。年齢はもちろんですがその個性的キャラがさらにお兄ちゃんさに磨きをかける。

 

 

 

あの戦国の名将、武田信玄の【風林火山】という言葉をご存じだろうか。


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この風林火山から風と火を取り除いたのがまさにとわっちという男だ。

 

 

『徐なる(しずかなる)こと林の如く。動かざること山の如し。』

 

 

とにかく大人しくて、がちゃがちゃしない。

これは今に限ったことではない。保育園のときからとわっちのことは知っているが4歳ですでに徐なる(しずかなる)こと林の如く。動かざること山の如しだったのだ。

 

 

腹から産まれ出たとき『定印』を結んでいたという逸話もある。まさに仏のとわっちだ。(僕の勝手な虚言です。笑。)

 

 

 

この高知ツアー中もチビどもがギャーギャー騒ぎ立てる中、気がつけば文句も言わずそっと1人で静かなところに身を置くとわっち。

 

 

 

とわっちどないしたん!?と声をかけると

 

 

 

『あぁ静かな場所で書物が読みたい。。。』とそっと僕に呟く。

 

 

 

書物!?

 

 

 

書物が読みたいなんて言うたことある大人いるか!?

 

 

 

おい!!そこのおっさん!!

 


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少年ジャンプ読んでる場合じゃねぇ!

 

 

 

書物を開けぇぇぇ!!!

 

 

 

 

こんな小学2年生が果たしている他にだろうか。

 

 

 

そんな仏のとわっちが今、どっぷりハマっているのが戦国時代。普通の小学2年がハマるようなモノではなかろうよ!?笑。それも知識量が半端ない。

 

 

前述の読みたいと呟いてた書物も大阪から大切に持参した『戦国武将歴史全集』なるもので、なかなか細やかな情報が記載されていてそれを相当覚え込んでいるのだ。

 

 

おそらく何十回と繰り返し、繰り返し読み込んでいるのだろう。

 

 

武将の幼名や家紋、城、合戦のことまで網羅しているのだから驚かざるえない。察するに小園夫妻、我が奥さんはすでについていけていない様子。とわっちの歴史トークにうっすらと絡みはするが全然、深掘りしていないのが明らかだ。笑。

 

 

なので嬉しいことにこの高知旅行での楽しみのひとつに歴史好きの僕との戦国時代トークを上げてくれていたのだ。

 

 

その意気込みを感じた一端が高知の武将【長曽我部元親】についてもしっかり勉強してきているところ。まさにあっぱれ!

 

 

いやー。もうとわっちだけでこんなに紹介しちゃったので後のメンバーはまた後日?いつか?紹介します。笑。

 

 

 

2日目の朝。

 

 

 

みんな8時には準備が整い、まずは農業体験。

うちの奥さんが『小園パパに田舎暮らし体験してもらいたい』という思いもあり、トラクター運転会を実施。もちろん、実際に田んぼをたたいてもらいます。講師はお義父さん。朝早くからスタンバってくれていました。笑。

 

 

子供達も一緒に座って運転します。

 

 

そして本命、小園パパも。笑。

どうやら満足いく田んぼたたきは出来なかったらしく、リベンジを誓っていました。ほんといつでもたたきにきてください。笑。

 

 

農業体験を2時間ほどで切り上げ、次なる目的へ。今日は日曜日ということもあり、やはりここは外せませんよね。

 

 

 

高知名物『日曜市』に繰り出すことに。

 

 

 

コロナウイルス騒ぎのギリギリ手前だったので開催されていました。

 

 


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やっぱりここは朝11時でこの大賑わい。まさに三連休の中日って感じです。

 

 

 

この日曜市、独特の雰囲気を大人も子供達も楽しんでもらえたのではないでしょうか。

 

 

ここでは長男坊が『アレ、美味しいでー!』やら『あそこ行こう!!』なんて得意気にアテンドしている姿がとっても嬉しそうでした。そうやよな。長男坊もお友達に高知のこと知ってもらいたいんやよな。

 


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名物、芋天を道端でストリートチルドレンのようにむさぼり。

 


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歩きながら焼き鳥をたいらげる。

 

 

 

これぞ日曜市!!って感じを体験してもらいました。

 

 

 

さて。ブラリブラリと日曜市が並ぶ追手筋を東から西へ進んでいくとあるものが見えてきます。

 

 

 

高々とそびえる天守閣。

 

 

 

そう高知城です。

天守が現存する貴重な歴史価値のある高知城。長曽我部家の統治後は山内家へと引き継がれ今日まで残っています。

 

 

チビどもはそんなこともお構いなしに走り回っているが。。。

 

 

ひとり。。。

 

 

ひとり、ただならぬ表情で天守閣を見つめている人物がいる。大声をあげるわけではないがもう顔から笑みが溢れ落ちそうになっている。

 

 

 

仏のとわっちだ。

 

 

 

なんと可愛いことか。

ほんとにキラキラした目でめちゃくちゃ走って行きたいはずなのにちょっと恥ずかしそうにウズウズしてるとわっちに胸キュンですわ。おじさん。笑。

 

 

 

そこからはもうとわっちワールド全開。

 

 

 

高知城の表門である追手門。

石垣の上に渡り櫓を設けた櫓門、門前は枡形の形状になっており三方から攻撃できるようになっているのだが着くやいなや、その門前に立ち『あそこは狭間やなぁ!ここから矢や鉄砲で攻撃するねん!』やら石落としの仕掛けを指差したり、めちゃくちゃ教えてくれる。笑。

 

 

あの物静かなとわっちがこうもしゃべるんかと。笑。

 

 

険しい階段を野面積みの石垣を眺めながら少し足早に歩を進めるとわっち。足が向かう先は天守閣。そうやよね。やっぱり城の醍醐味は天守閣やんね。わかる!わかる!

 

 

高知城は僕も5回ほどだろうか。天守閣に登ったことがある。奥さんとだったり、長男坊とだったり。

 

 

しかし、ここまで共にワクワクを共感できる、共有できる相方と登ったことが今だかつてあっただろうか。

 

 

僕の趣味に無理矢理乗せられて1ミリもテンションが上がってないのを隠そうともせず、僕の歴史トークをほぼ右から左へ聞き流す奥さんとは違う!

 

 

僕の趣味に無理矢理乗せられて『男は1度くらい天守閣に登らんとあかん!』という謎の教育論を押し付けられ、城内の荘厳な雰囲気を微塵も感じてる様子もなく、ただただ先へ先へ走り回る長男坊とは違う!

 

 

ここに歴史を感じ、ロマンを感じ、そしてかつての先人たちに敬意を表し、高知城天守閣に挑む小学2年生がいる。

 

まさか小学2年生のとわっちが僕の求めていた最高の相方になろうとは。いや年なんて関係ない。これが歴史を愛する者の本懐だ。

 

 

天守閣へはママたちと1番下のチビたちを残し、長男坊とサホ様、とわっちと小園パパと僕の5人でまわる。中は様々な展示物で彩られており、とわっちはママから借りたスマホのカメラを起動させ、とにかくシャッターを切りまくっている。

 

 

 

もう興奮状態なのか『館内は禁煙です。』と書かれた立看板すら連写している始末。これはただの注意書きよ。笑。

 

 

 

思う存分、高知城天守閣を余すことなくパパラッチしまくっている。とっても嬉しそう。来たかいがあったね!

 

 

 

長男坊とサホ様は走り回るので最終的に小園パパに面倒を見てもらい、とわっちと僕はじっくりと歩みを共にする。

 

 

 

特に二人が歩みを止めて熱く語らいあったのは高知城を含めた周辺の様子を再現した立体模型の前。

 

 

 

鷹城(瓦のグレーと漆喰の白が鷹を彷彿とさせることから名付けられた高知城の別名)と呼ばれるこの平城を我々が攻めるとしたら、どのように攻略するかの軍議が始まった。笑。

 

 

 

『南から攻め上がる!』

 

 

 

『いや東からの方がいいのでは?』

 

 

 

『うーむ。この黒鉄門はどうしても破れんなぁ。』

 

 

 

 

おそらく周りから見たら違和感しかない二人組だ。

 

 

 

 

僕がレクチャーしているならいざ知らず、おじさんと小学2年生がどう攻めるかを同等の目線で食い気味に話し合っているんだから。笑。

 

 

 

 

いや、違和感とかいうオブラートはやめて、はっきり言って贔屓目なしにどう見てもちょっとキモい二人組だろう。めちゃくちゃジェスチャーしながら喋ってるし。(ごめん!とわっち!笑)

 

 

 

僕らの後ろで様子を見てた姉ちゃんがTwitterで『今、目の前でずーっと城の攻め方を語り合ってるおっさんと子供おるねんけど!邪魔!#高知城』などというくだらないツイートしやがる。

 

 

 

だからおまえのTwitterフォロワー数は18人なんや!

 

 

そのフォロワーも、もうアカウント名すら読むこともかなわんような言語が並んだ国の外人を入れての18人や!そこをわかっとけ!

 

 

今日の天気予報リツイートしてるほうがよっぽど価値あるわ!

 

 

(このTwitterのくだりは完全な僕の脳内フィクションです。すいません。)

 

 

 

そんな感じで天守閣を大満喫してくれたとわっち。僕もとわっちがいたからこそ今まで感じたことのない充実した高知城巡りができました。本当にありがとう。

 

 

高知城を後にした我々は日曜市で昼前に買い食いしたのもあって、お昼過ぎてもお腹がすいていない。

 

 

一応。。。と思いひろめ市場へと足を運ぶも案の定、爆裂に込み合っている。やっぱりひろめ市場はすげぇ!!ここに高知の観光客の大半が集結してるんではなかろうかというほどの人だ。

 

 

子連れの9人なんて当然、座れそうもなくひろめ市場を後にすることに。

 

 

まぁ昼飯なしで早めの夜ご飯でいっかぁなんてことになり、軽食だけ買って帰路につきがてら僕の職場であるヤシィパークで食べようと言うことに。

 

 

軽食には高知が誇る弁当屋『如月』でチキン南蛮弁当を購入。果たして軽食なのかはわかりませんがやっぱりコレも食べといてもらいたい高知の名物です。

 

 

ヤシィパークに着き、案内すると『めちゃくちゃええとこやん!こんなとこでべっちゃん働いてるん!?ええなー!!』とみんな大絶賛。

 

 

 

『ほんとそうなのよ。ビューは100点なのよ!!ビューは!!笑。』なんて話ながら、海風がビュービュー吹き荒れるボードウォークでチキン南蛮弁当を食べる。さっむーーーー!!!笑。

 

 

余りの海風のキツさに耐えかねたので安芸市内原野にある『なす公園』へ。

 

 

長い長い滑り台はもちろん遊具も豊富。高知県下の公園でも間違いなく最大規模を誇り、いつ行っても利用者がほとんどいないという最高の公園が『なす公園』だ。昨年は猿が出没し、一時の間、利用禁止になっていた。人が頻繁に利用するであろう公園ではありえない珍事だ。笑。

 

 

ここで思う存分、子供達には身体を動かしてもらう。そうすることで夜はスコンッと寝てもらう作戦だ。笑。

 

 

それはそうとこんな立派な公園はほんとに高知に来てよかったと思う要素のひとつと言っても過言ではない。子供との時間を過ごすには最高のアイテムだ。お金もかからないしね。笑。

 

 

ファミリーで来てくれた方には絶対、高知の公園に連れていってあげたいと思う。まだまだオススメの公園たくさんありますんで。

 

 

 

思う存分遊んで陽が傾きかけてきたので安芸市のおばあちゃん家に帰宅することに。

 

 

 

今日の夜ご飯は高知名物『皿鉢』だ。安芸市の老舗『寺尾鮮魚店』さんに依頼。ここはとにかく魚が美味しいのでオススメです。

 

 

 

鰹のたたきを中心とした刺身盛りと子供達向けに揚げ物たっぷり、海老たっぷりの組モノを。

 

 

 

僕はもう見慣れてしまってなんとも感じないがやっぱり県外の方からみたらとてつもなく豪華に映るようでみんな感嘆の声をあげてくれていました。


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これまた大人も子供も『美味しい!美味しい!』とたくさん食べてくれ、とっても嬉しい!

ひぃおじいちゃんひぃおばあちゃんも一緒に食卓を囲み楽しい2日目の夕食となりました。

 

 

 

今宵も子供達は作戦通り早々に寝落ちしたので大人たちも深夜まで大人トークを楽しみました。

 

 

 

2日目おしまい。

 

ようこそ高知へ!高知を満喫してもらうオススメコース。


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先日、大阪からお友達ファミリーがやってきてくれました。

 

 

大阪時代、長男坊が通っていた保育園でママ同士が仲良くなったのをきっかけに家族ぐるみのお付き合いをさせていただいてる

 

 

【小園一家】

 

 

今回は連休を利用して家族みんなできてくれました!

 

 

いやー。嬉しいですよねー!

大阪から遠路はるばる車で5時間とかかけて高知にきてくれるなんて。

 

 

なのでお迎えするべっちゃんファミリーとしてはなんとか高知の魅力をひとつでもお伝えしないといけないという使命感に燃えていました。笑。

 

 

そんな感じで2泊3日の高知を満喫してもらうための全貌を書いていこうと思います。

 

 

 

1日目。

 

 

集合場所は高知の西部、中土佐町に。

 

 

ここ中土佐町にはこのブログでも何度かご紹介している【久礼大正町市場(くれたいしょうまちいちば)】という高知県屈指の名スポットがある。

 

 

beeeee1600.hatenablog.com

 

 

 

ひろめ市場ももちろん捨てがたいが僕はこっちのほうが好きだ。

 

 

市場の名前の由来は時の天皇大正天皇が災害にあったこのへんの地域復興のために350円を寄付してくださり、そのことに感銘を受けた地元住民が大正町と名前を変え、それにともない大正市場になったと言われています。

 

 

漁師町の良さが現在にも継承されてるとてもイイ場所だと僕は思います。

 

 

大阪から中土佐町まではかなりの時間がかかってしまいますがまずは初日、こちらでどうしても高知の海の幸を食べてもらいたかったので運転手の小園パパにはがんばってもらいました。笑。

 

 

しかし、2月はカツオのシーズンでもなければ他の漁も積極的に行われておらず日によっては魚が並ばないこともある!と地元住民から聞いていたので前日までかなりソワソワ。当日も久礼大正町市場に向かう車の中で実は『魚ありますかねー??』と奥さんが電話で確認してたほど。笑。

 

 

幸い、その日はカツオも地物が入ってたり、ハガツオやブリ、鯛、うつぼなどなど高知らしいラインナップだった。

 

 

久礼大正町市場に着いてみるとコロナの影響なのか雨だったこともあるのか三連休初日にしてはびっくりするほど。。。

 

 


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空いてるなー。

 

 

 

 

というか。。。

 

 

 

誰もいねー。笑。

 

 

 

 

 

まあ利用する立場だと好都合ですけどね。

 

 

いつも田中鮮魚店さんに言ってあれこれ注文。

 

 

『カツオはたたいて~ハガツオは刺身で~ブリはぬたで~うつぼはどうこうで~』などなど。

 

 

大阪から来た小園夫妻には僕が魚屋さんと何を話してるかさっぱりわからなかったそう。

 

 

高知では当たり前の食べ方を注文してただけなんですけどね。でもそれを聞いて『あぁ僕も少し、高知人になれてきたかなぁ』と嬉しく思いました。笑。

 

 

あとはもうひたすら食べるのみ。

朝11時という昼御飯にしては早すぎる時間。お腹が減ってるか減ってないかと言われたら微妙なタイミング。まぁでもこれも旅行あるあるです。笑。

 

 

 

高知県民伝家の宝刀、皿鉢料理にも使う大皿に豪快に盛り付けられた魚が登場。みんな感嘆の声。

 


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個人的にはハガツオが最高に旨かった。。。県外ではあんまり見ない魚だと思うので食べてもらえてよかった。


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長男坊は三度の飯より刺身が好きなのでもう軽い興奮状態。飯には目もくれずひたすらに魚を口へ放り込んでました。笑。

 


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次男坊はいつものマイペース。

ご飯に添えられるたくあんばかりかじってました。安上がりなやつです。笑。

 


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ワイワイしながら食べてる最中におもむろに小園パパがつぶやくんです。

 

 

小園家の子供達、小園パパ自身もどうやら魚が苦手なのだそう。

 

 

僕は爆汗をかきながら。。。

 

 

 

(べっちゃん心の声スタート)

 

 

おいおい。。。マジか。。。

 

 

高知は魚しか食うもんないぞ。。。

 

 

この初日はもちろん、あとの2日もゴリゴリ魚推し戦略しかないけど大丈夫か。。。

 

 

(べっちゃん心の声ゴール)

 

 

なーんて思ってましたがどうやら鮮度抜群の刺身たちは小園夫妻はもちろん子供達にも大ウケで『おいしい!おいしい!』と大皿2枚に盛られた魚はきれいさっぱり完食されました。

 

 

やっぱりあるんですねー!

もちろん鮮度がいいのが1番なんでしょうがこの久礼大正町市場の雰囲気だったり、旅行というテンションだったりが相まって苦手だったものまで美味しく食べれたりしちゃうんですよね。

 

 

思う存分、高知の海の幸を満喫してもらえました。

いやー。ほんとよかった!のっけから転けちゃうと後にも引きずりますからね。とにもかくにも久礼大正町市場さんどうもありがとうございました!イイ仕事してくれます!!

 

 

 

次の目的地。

 

 

 

せっかく高知県西部に来たんだからアレも見てもらわないとね。アレを。

 

 

 

そう!沈下橋だ。

 

 

 

ドラマや映画でも高知にロケがあったら必ずと言ってイイほど登場するのが沈下橋

 

 

 

やっぱり見てもらわないとね。

 

 

 

中土佐町から車で一時間ほどだろうか日高村にある【名越屋沈下橋】へGo!!

 

 

 

 

 

目的地につくと、雨も上がって陽が指してきた。

 

 

 

こりゃイイタイミング。

 

 

 

清流仁淀川にかかる県内でも最長を誇る手摺のない沈下橋。ちょうど補修工事の最中で若干、足場が写ってますがまぁこれは仕方ない。


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大阪の大和川や淀川では味わえない自然美と圧倒的透明度の水質。

 

 

喜んでもらえますよねー。ここは。

 

 

もう映えでしかないでしょ。

 


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昔の人が生活のために川に橋をかけただけのもんがこんなにも観光レベルが高いもんになるなんて誰も想像してなかったでしょうね。

 

 

子供達は橋際から川を覗き込んでギャーギャー騒いだり、この寒いのに下に降りて水で遊んだり楽しそうにしてました。笑。

 

 

今日の観光はコレにておしまい!!

 

 

えー!?2ヵ所!?少なくない!?

 

 

と思ったあなた。

 

 

高知はとにかく移動距離がバカ長いの。

 

 

沈下橋のある日高村から今晩の宿泊地である安芸市の祖父母のお家までも2時間以上かかるからね。

 

 

大阪から遠路はるばる運転で疲れてるだろうから早々に宿泊地へチェックインしないとね。

 

 

 

そこからはひたすらに東へ車を走らせる。

 

 

途中、僕たち家族のお気に入りジェラート【THE CREAM】さんに立ち寄って休憩なんかも挟みながら。

 


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ここはほんとジェラートが美味しい。高知の食材をふんだんに使用したジェラートなんかも名物なのでべっちゃんファミリーにとっては外せない場所。

 

 

 ここのジェラートがいかに最高かということだけをつづった僕のブログも貼っておきます。

beeeee1600.hatenablog.com

 

 

 

 

しかもこの品質この味で驚きの290円というプライス。(サイズにより価格は変動します)

 

 

 

小園ママもこのお値段にはびっくり。大阪じゃ絶対ありえないお得さです。

 

 

 

県内の人も県外の人も絶対、食べに来るべきお店です。

 

 

 

 

16時頃かな。本日の宿舎、安芸市の祖父母のお家に到着しました。

 

 

さぁつくなり早々に今度は夕食の準備(笑)

 

 

田舎ってとにかくお腹いっぱい食べてもらおう精神がすごいんですが僕自身もとにかくお腹いっぱい食べてもらいたいんです。これはやっぱり飲食やってたからでしょうね。それに田舎の精神も相まってとにかく食事が最優先。笑。

 

 

今夜のメニューは久々の【ピッツァリアべっちゃん】が開店しました。

 

 

といっても今回はもちろん僕も作りますが子供達にもしっかり作ってもらいました。こうやりやー!とかそれ美味しそうやん!などなど談笑しながらのピッツァリアべっちゃん。それだけ僕もピッツァ作りに慣れてきたということでしょうか。

 

 


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とにかくチーズ先に!先に!先に!と乗せたがる長男坊。いやいやソースが先やねん!という父の声は届かず。。。


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1番積極的にピザ作りに参加してたのは小園家の特攻隊長サホ様

 

 

重たいパーラーをもろともせず頑張ってピザ窯へ運んでました。笑。

 

 

ここにお義父さんが用意してくれた手作りパンやチキンのダッチオーブン料理にも舌鼓。とにかくお腹いっぱいになりました。

 

 

こんな感じで早めに始まった楽しい夕食はどんどん陽が暮れていきすっかり夜に。

 

 

子供達も久々の再会でテンションあげあげで遊んでた分、夜はコロッと寝てくれました。

 

 

長男坊は自ら小学生のお兄ちゃんと二人で一緒に寝るという快挙も達成。すばらしい旅行のテンション!!笑。

 

 

子供達が寝静まってからは大人のトークタイム。

 

 

子育てのことやら大阪の話、高知の話、くだらんことまでワイワイ話し、楽しい時間を過ごせました。

 

 

初日はこんな感じで幕を閉じました。

 

 

さぁ後2日、しっかり高知を楽しんでもらわないとね。

 

 

高知を満喫してもらうブログはまだまだ続きます。

初心者がフルマラソンを完走した時に感じた重要・要注意ポイント。


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どうもこんばんわ。

 

ついについにフルマラソン走ってきたんでブログを書いちゃいます!

 

思い返せば2019年9月からスタートしたフルマラソン完走への道ブログもついに最終目標でありました【高知龍馬マラソン】へ出場するところまできました。

 

2020年2月16日。

 

世間を賑わせているコロナウイルスの影響でどうなることかと思いましたがなんなく開催されました高知龍馬マラソン当日。

 

天気は。。。雨。。。

 

朝からもうめちゃくちゃ雨。

 

当日の天気予報も載せちゃう。



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フルマラソン初出場で本格的な大雨ってなかなか持ってますよね。笑。

 

そんな当日の朝を迎えた僕。

 

6時に起床し、まずは朝ご飯をしっかり食べる。

 

<当日の朝メニュー>

お義父さん手作りの食パン×1枚

ブルガリアアロエヨーグルト×1ケ

バナナ×1本

牛乳200CC×2杯

 

ここで重要なのはマラソン前の朝食はとにかくしっかり摂っておくことっていうこと。

どんなマラソン情報にも書いてある。とにかくエネルギーをしっかり補給しておかないとフルマラソンを走りきれないという。

 

そのへんは先人たちの教えを忠実に守っていつもよりしっかりめに朝食を済ませた僕。

 

そして食後、時間は7時過ぎにはこちらを摂取。

 

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ラソンの大先輩である安並さんから必ず摂取するようにと仰せつかっていたアミノバイタルゼリーを1本吸引。

 

とにかくアミノ酸のエネルギーを補給しておかないとフルマラソンは走りきれないとのことだったのでここも忠実に。

 

ちなみにもう1本。後述するがマラソン最中に摂取するためマラソン用ポーチに忍ばせてある。

 

さぁ準備は万端。

特に緊張感もなくリラックスしたモチベーション。ええ感じやん!天気以外は。。。笑。

 

 

雨の降りしきる中、奥さんにスタート地点まで車で送迎してもらう。

 

スタート会場にはとにかくたくさんのランナーが大集結。うわ~これが10000人規模のマラソン大会の迫力か~!!と圧倒されるくらいの人。

 

スタート会場にはこれまた飲み物や食べ物をそろえたブースがたくさん並んであってもちろん参加者には無料でふるまわれる仕組みだ。僕はここでも飲んで食べてとにかく栄養補給を意識。

 

おかげさまでスタート開始まで4回ほどトイレに行く羽目になりました。

 

スタート30分前にはブロックごとに整列させられる。僕はFブロック。


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A~Gブロックまであり、当然ながらAブロックから順にスタートしていく。

10000人もランナーがいるもんだからAブロックの人がスタートしてからGブロックの人がスタートできるまで10分以上かかっちゃうの。

だからいかに最前列でスタートを切れるかというのが記録を狙うトップランナーたちには大事になってくる。

なのでAブロックなんかには2時間代で走れる人、陸上連盟に加盟している人なんかが振り分けられているそうだ。

 

 

自分の周りを見渡してみると。

大きなマラソン大会ではよく見かけるちょっとしたおふざけな仮装しているランナー。

 

『あぁ僕、全国のマラソン大会に出るのが趣味で高知は今年ようやくこれたんだよね~!』なんておしゃべりしてる小太りの関東者。

 

ゴリゴリの金髪でめちゃくちゃゴツいピアス空けた兄ちゃんが普通の格好で待機してる。。。こいつパーカーで走るんか!?

 

どういう短パン!?金栗四三スタイルなのだろうかまるでブリーフそのまま履いてるかのようないでたちのおじいちゃん。

 

とにかく自摂りをしまくっているトミーフィルフィガー系のギャル2人組。

 

 

うん。

 

ここは間違いなくFブロックだろう。

 

 

間違ってもこのFブロックからは日本新記録は出ないだろうメンバーがそろっているように見える。(真剣にやっている人ごめんなさい。)

 

 

しかし、僕にとってはそんなことより30分前から並んでるもんだから雨がじゃんじゃん降りかかってくる。カッパも持ってないのでとにかくびしょ濡れ。。。もうとてつもなく寒い。。。これはかなりきつかった。雨の日、対策ちゃんと勉強しておけばよかった。。。

 

9時。

 

前のほうで誰かがワーワー話しているけど全然、聞こえてこないが

 

『バーン!』

 

という大きな音がしたのをきっかけにみんな進みだす。

 

走るというよりはほんとゾロゾロ歩いているといったほうがただしい。

 

結局、僕がスタートラインを切ったのは先頭がスタートしてから10分後。

よく見ると舞台の上からゲストで来ていた道端カレンなる人が手を振って応援してくれている。

遠目に見てもめちゃくちゃ綺麗だ!さすが芸能人やな~。

 

 

さぁいよいよフルマラソンの始まりだ!!

 

 

当然ながら普段はビュンビュン車が走っている国道を颯爽と走っていく。なんかそれだけでも特別な感じがしてたまらん。

 

身体は寒いけど足は動く。うんうん。順調なスタートだ。

 

5キロ地点には家族と義父母が応援にかけつけてくれていてばっちり会えた。やっぱうれしいもんですね応援ってのは。

 

ちなみに身内だけじゃなく、高知龍馬マラソンはとにかく沿道に観客がたくさんいて応援してくれるのがとっても評判なんですって。この日も雨にもかかわらずたくさんの観客で沿道がうまっていました。やっぱりよさこい祭りとかでもたくさんの観客が見てくれるのでそういう気風が高知にはあるんでしょうね。

 

そんな感じで余裕で5キロ地点を通過。

 

しかし、しばらくすると急激な

 

 

 

 

尿意。

 

 

 

 

朝の寝起き並みの尿意に襲われた。

 

 

こんなことあるんや~やっぱ緊張してんのかな!?

 

なんて思いながらとにかく小便を我慢しながらのランが続く。

 

7.2キロ地点でトイレを発見。

 

すでに30人くらいの長蛇の列。やっぱみんなトイレしたくなるのね。

 

10分くらいかかったかな。小便を済ませスッキリで再スタート。

 

いつもだいたい僕の体感だと5キロまで走ると疲れるんですが5キロを超えて10キロくらいまでは今度は調子が良くなってくる。

 

この日もそんな感じ。身体が温まってきたという感じか。

 

いい感じで10キロもなんなくクリアーしたところでまたしても

 

 

 

尿意。

 

 

 

こんなにトイレ行きたくなるもんなんですね。

 

今回は比較的すぐにトイレまでたどり着き、並んでる人も少なかったのでサクッと再スタート。

 

途中、給水スポットでトマトやちくきゅう(ちくわの穴にキュウリを突っ込んだもの)なんかを食べながらサクサク走る。

 

15キロ地点も通過。

 

けっして早いタイムで走っているわけではないですがまぁ自分の中では足も動くし、そんなに疲れも来ていないのでまだ余裕あり。

 

海岸沿いを走り、高知龍馬マラソン最大の難所の浦戸大橋に。

 

えげつない勾配でとてつもなく足腰に負担がかかる。しかし、歩幅を狭く早く動かす走り方で歩くことなくなんとか渡りきると中間地点まで到達。ここで約21キロ。

 

 

ここまでの距離は2019年11月のハーフマラソンで体験済み。

 

 

ここからはいよいよ未知の領域に突入していくわけだ。練習でも20キロ以上は1度も走ったことはない。(ほんとは練習しといたほうがいいに決まってます!これからフルマラソン走る人!30キロくらいは絶対走っといたほうがええです)

 

ここで気持ち新たにマラソンポーチに忍ばせておいたアミノバイタルを一気に吸引。アミノ酸を吸引ですからね。アミノ酸を。

 

 

さぁ行くぞ!!

 

 

左手はすぐ太平洋という最高のロケーションを誇る【花街道】という名物コースに差し掛かるがとにかく降りしきる雨でロケーションどころじゃない。花街道の名前の通り、沿道にはお花も植えられているがもはやそんなとこに目を向けることができないくらいの雨!笑。

 

ここでも途中、家族が2回目の応援にかけつけてくれた。まだまだ手を振ってこたえる余裕はある。

 


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いや~このままこのペースでいけるんじゃないかなんて思いを抱きながら走り続け25キロ地点に差し掛かった時だった。。。

 

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ズドンッ!

 

 

 

こっこっ子供達の未来のために。。。

 

 

 

聖帝十字陵が落ちてきたわけじゃありませんが

 

 

足に鉛が付いたのか!?と疑いたくなるほど足が重い。

 

 

んっ?足だけじゃない!腰もなんか痛くねぇか!?

 

 

腕が若干、痺れてる気がするけど気のせい。。。ではないな。

 

 

みたいな体内変化が身体に起こり始めた。。。

 

 

そこからというもの身体を動かすのがとにかくキツい。

 

 

今まで感じたことのないようなとてつもなくおもーい疲労感。身体が悲鳴を上げているとはこのことを言うんだろう。

 

 

見るも無惨に一気にペースダウン。さっきまでのちょっと余裕こいてたおっさんはどこへ??

 

 

もう徒歩すらしんどい。

 

 

30キロ。。。足もげるんちゃう??

 

 

 

 

35キロ。。。あぁ死ぬかもしれん。。。

 

 

 

 

40キロ。。。アーメン。。。

 

 

 

 

もうそれはほんと地獄のような苦しみだ。

それに加えて途方もなく腹が減る。けっこう後半の給水所でもランナーの皆さんはけっこう群がってました。僕はとにかくパンを何個も食べたり、果物を立ち止まってバクバク摂取。

 

 

 

あぁーー!!!生きてるー!!!涙。

 

 

もうめちゃくちゃうまいの。泣。

 

 

 

必死に栄養補給をしてるんだけどね。

 

 

前に出ないの。足が。手が。気力が。

 

 

これがエネルギー切れなのか単純に僕の体力不足なのかはわからないけどほんともう諦めそうなほどしんどい。笑。

 

 

それでもなんとかかんとか走ったり、歩いたりしながら必死のパッチ。最後、競技場のトラックを走ってるときなんかは思わず感動してしまうほど。そんなこんなでようやくゴールラインを切りました。

 

 

ゴール後は当然ながら、もう歩くのも辛い。屈めないし、腕も上がらない。すぐに横になりたい。。。

 

 

満身創痍とはまさにこのこと。

 

 

足を引きずりながら歩く様はもう事故にあった人そのものだ。

下半身中心に軽自動車が突っ込んで来たんじゃない!?くらいの事故。轢かれたことことないけどね。笑。

 

 

記録はこんな感じでした。


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ラップタイムはご覧の通りです。

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今回の目標であるフルマラソン完走は果たせたのでまずは良しとします。

 

 

そしてそのまま夕飯へ。

 

 

フルマラソンお疲れ様会ということで肉を食しに。義父母さんにごちそうしてもらいました!

 

前回も書きましたがマラソン後の肉はマジでうまいから。これほんと試して!特に肉好きの人。

 


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こちらいつもお邪魔させていただいてる【とりやき食堂さん】

 

四万十鶏を炭火で焼いて食べる鶏肉専門の焼肉屋さん。

とにかく臭みが一切ない新鮮な鶏肉と一度食べたらやみつきになるタレが最高のお店。

ここはね。ほんとにうまいから県外から来た人も連れて行きたいんだけどわざわざ高知に来て鰹じゃなくて鶏肉でもいい人いたら言ってください。連れて行きますんで。笑。


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この日はほんとに腹いっぱい食べました。いや~おいしかった。

 

 

2020年3月4日追記!!

 

 

3月4日現在。

 

 

フルマラソン事故にあった僕の身体は今でもまだ完治していません。

 

 

足や腰の筋肉痛は1週間ほどで治まりましたが右足の裏がまだ痛い。

 

 

色々調べてみるとおそらく足底腱膜炎なんだろうなーという自己判断。わざわざ整形外科に行くほどでもないかと。

 

 

もう1つはとにかく足の爪が汚ぇ!!!

 

 

走ってると靴の先と足の爪が干渉してるんでしょうね。

 

 

足の爪がとにかく内出血してて痛みはないんですがとにかく汚い。走ってすぐの頃はお風呂に入ってると次男坊に『爪真っ黒やなぁ!』とよく言われたもんです。笑。

 

素人が引き起こしたフルマラソン事故の身体への影響はかなり長引きそうです。