田舎に移住したいなーなんて考えている方はとっても多いはず。でもなかなか踏ん切りがつかないのが現状ですよね?
環境の変化や、見知らぬ土地、人間関係などなど不安要素をあげたらキリがありません。なかでも僕なんかが心配だったのは。。。
仕事!!
仕事選びは大いなる悩みの種になっている方も多いと思います。
そこで私が絶対おすすめしたいのが
地域おこし協力隊
雇われ系の仕事のなかではダントツのオススメ。月給は16万~20万くらいで各市町村によって違いますがだいたい週休3日もらえます。
お役所での雇用となるので臨時職員みたいな扱いで福利厚生はばっちり保障されてます。
地域おこし協力隊の魅力を3つご紹介致します!
1、仕事を通して地域と関わることができる。
まずはなんといってもコレ。
地域おこし協力隊の仕事は大きく2つに分類されます。
『ミッション型』と『フリーミッション型』
具体的には『ミッション型』の例でいうと農家の後継者とか伝統技術後継者とか漁師の後継者とかですね。ようは弟子入りして3年間修行し、一人前になれるようにする仕組みです。その後、独立するもよし、師匠の元でさらに修行するもよし。明確な道筋が見えているミッション型。
一方、『フリーミッション型』というのはとにかく様々。自然を使って活性化してね。この観光資源を使って活性化してね。六時産業化して活性化してね。などなど。
とにかくざっくりしています(笑)ほんとに多種多様で知り合いの隊員なんかは『この道を使って活性化してね』なんていうフリーミッション型の業務に就いている人もいます。私にはまったくどないしていいか検討もつきません(笑)
とにかく大きく2つに分類される地域おこし協力隊の仕事ですがどちらも地元の人と否が応でも付き合わなくてはいけません。
農家後継者だったら師匠はもちろん、地域の農家さん、ご近所さん、JA、市役所、直販場の人とか。
フリーミッション型の人なんかもう老若男女どんな職業の人とかとも絡まないと仕事ができません。
これがね。仕事だけじゃなく生活する上で活きてくるんです。都会より断然、田舎の方が人付き合いする機会が多いです。だって人が少ないから(笑)どこ行ったって会いますし、そのぶん協力もしてくれます。
こういう人間関係が仕事をしながら構築できるのは非常に利点だと思います。
2、自分の時間がしっかり取れる。
協力隊は基本的にはきっちり定時で帰れます。私の場合は8時30分~17時15分まで。週休は3日。
都会から田舎へ移住したいと思う方の多くは『田舎でのスローライフ』『子育てによりよい環境を求めて』『都会の生活に疲れた』といったような想いを抱いてると思います。
協力隊の面々も独身、既婚者、家族持ち、子育てを終えた夫婦などいろんな状況の方々がいらっしゃいます。
そして皆さん、口を揃えておっしゃるのが自分の時間、家族の時間、子供のと時間が増えたと喜んでますね。
3、隊員を全うするも良し、辞めるも良し。
地域おこし協力隊の任期は3年と決まっています。もちろんこの3年の任期を全うする隊員がすごく多いです。だって上記2点の特典が付いてる仕事なんて田舎にはなかなかないですからね(笑)
しかし、途中で辞めるのもありなんです。
地域と密着して仕事を進めるにあたり、逆に協力隊という身分が邪魔になり協力なんかじゃなくて自分が主導で動いていこうという隊員もいるし、単純に合わないから違う仕事をしようという隊員もいます。
ようは地域おこし協力隊は【目的】ではなく田舎での暮らしを実現するための【手段】として大いに活用するべきなんです。
あと。この3年という期間が大事だと考えます。
3年という任期の中で多くの経験を積み重ね、3年後じゃあどうするのか?と考えることが大事だと私は思います。
普通に仕事していたらそんなことは考えなくてもいいかもしれませんがもうそんな時代じゃない。例えサラリーマンでも3年後の自分なんてのは考えないといけないと思います。もちろん仕事のことだけじゃなくね。
じゃあ自分はこれからどうやって生きて行くのか何が出来るのか。しっかりと向き合える3年間になるんですよ。この考える経験はきっと大きな経験になります。
この記事が皆さんの移住の参考になれば嬉しいですね🎵