高知で田舎暮らし始めましたブログ

大阪生まれ大阪育ち。生粋の大阪人。そんな僕が念願の田舎暮らしのため家族を連れて高知県へ移住。その中で思うことをつらつらと書いていく田舎暮らしブログ。

地域おこし協力隊あるある!!地域おこし協力隊は必要ない!?

こんにちわ!

 

今日はこんな話題に触れていきたいと思います。

 

現役協力隊ならみんなあるある!!ってなると思いますしこれから協力隊をやってみようなんて方には頭の片隅に入れておいていただきたいお話です。

 

実は地域活性化なんて本気で望んでいない!!

 

これがほとんどの地域での現状です。この本気で!!がミソです。

 

じゃあなんで地域おこし協力隊なんて制度があるの!?って思いますよね笑

 

そもそもこの制度は『お国』が人口減少、地方の経済疲弊をなんとかしよう!と地方創生のために考えた仕組みです。

 

都会でスキルや経験を持った方、田舎での起業、就農などようは都会→田舎への人の流れを生むことを目的とした制度です。

 

お~なるほど~!!って思った方!!そのなるほどを一回、飲み込んでください。笑

 

今までの歴史、過去を知っている方はすぐわかると思うんですが『お国』が考えた制度や政策ってのは『現場』、この場合だと地方市役所や地域住民はなかなかついてこれない。

 

これは今、現役で協力隊をやっている私が言うので間違いありません笑

 

その一方でこの制度をうまく活用している自治体もあることは確かです。

高知県だと私が見てる限り、四万十や集落支援員という形ではありますが檮原町なんかも端から見ているとうまく機能しているように思います。まぁ実際、中に入り込んだらいろいろとあると思いますけどね。

 

しかしまぁ大半の市町村がその制度を活用できていない、いや制度を使っていても受け入れ体制ができていない、そもそもよくわかってないというのが現状だと思います。

現に私がいる香南市でも活用できていないことがほとんど。一緒に協力隊っていうものを勉強させてください的な感じの人はまだマシなほうで国からお金が出てるもんだから人件費のかからない単なる人工だと思っている人も多いですね。

 

制度というハードはあるけど受け入れて活用するためのソフトがグタグタみたい感じです。

 

国→県→市・町なんかがそんな感じなので当然、地方の住民なんてのは『何この子らは?こんな田舎に何しにきたの!?』みたいな現象があちらこちらで起こっています。笑

 

そもそも『よそものに色々されたくない!』ってこともしばしば。

 

地域活性化の名目で来ている協力隊はお国からお金をもらいながら活性化に携わるわけですが地域の人たちは当然、無償。完全なるボランティアです。仕事、育児、学業などなどただでさえ忙しい現在人がプライベートの‘‘時間‘‘を割いて地域のために無償で‘‘時間‘‘を使うわけです。

 

『そんなん忙しくなるだけやからせんでええわ!』

 

直接いう人もいますがなんとなく感じるわけですよ!そういう空気。

 

こういう反対派が1割~2割ほどいるような印象です。

 

もちろん本気で活性化したいっていう地域の方々もいらっしゃいます!こういう方たちはとにかく地域の色々な役職についていますね。都会ではまったくなじみのない地元のなんちゃら会長とかなんしゃら委員とかとにかく4~5つの肩書きを持った方がごろごろ。

いろんな会議に参加してみるとここにも○○さん、ここにも○○さんといったように用は一部の同じ人たちががんばってなんとかしようとしているってことですね。

 

f:id:beeeee1600:20190108135318g:plain

こういう活動家がこちらは1割。

 

で。

 

あとの人たちは『活性化したいね!自分たちの地元が盛り上がったらうれしい!』と言いながら‘‘時間‘‘も‘‘意見‘‘も‘‘金‘‘も出さない人。

 

まぁだいたいの世の中にある、構図とよく似ていますよね笑

 

さぁこの現状のなかやってくる遠路はるばるやってくる協力隊員。

 

自分の地元を捨て。

 

間違いなく人生の中でも大きな決断のひとつとして数えられるほどの決意を持ち。

 

田舎暮らしを選択してくる協力隊員。

 

完全なる外様。

 

ここまで読んでヒヨった人はもう一度、よ~く考えほうがええかもしれないですね。

 

けっして誇張して言うてるわけではなく、私も自分の市の協力隊ともよく話をしますし、他の市町村の協力隊とも話ますがよくあるお話ですし、ないところもあります。

 

逆にこれを読んで燃え上がる人は是非!

 

そして前にも書きましたが田舎での仕事。絶対おすすめNo.1はコレ。

beeeee1600.hatenablog.com

  こんなふうにこちらもこの制度を利用するのもひとつかと思います。