超高級肉がタダ!?絶対お得な方法と魅惑の調理法。
こんにちわ!
今日も高知県は快晴!!高知のみんなは寒い寒い言いますが大阪に比べると断然、暖かい!!日中なんて外でちょっと動いてたら汗かくぐらい日光がすごいんです!
ほんとすごしやすくてええ土地です。
さて。
100g2000円~4000円の超高級肉をゲットする方法。。。
それは。。。
もらう!!です!!笑
このブログはそんな悪徳商法的な記事は一切ございません。
シンプルに。
もらう!!です!!笑
これが田舎のいいところ!
この時期の高級肉と言えば
『イノシシ』です。
11月~2月くらいまでのいのししが一番脂が乗っておいしい時期だそうで。
この時の価格が2000円~4000円とかで取引されているんです。大阪ではほんと高級品。この値段出すんなら私は確実に黒毛和牛を食べますね。神戸牛やら松坂牛なんかも全然、食べれちゃう価格です。
しかし、高知では無料で手に入るんです。笑
そもそもなんでタダでもらえるのかというとイノシシを解体し、加工し、販売するにはそれ相応の食肉加工施設がいるわけです。当然、施設建設には何千万もかかるんでさぁやろうで始めれるようなことじゃないんです。
しかも牛や豚、鶏と違って飼育、肥育しているわけじゃなくあくまで自然相手。
獲れる日もあれば獲れない日もある。飼育しているわけじゃないので肉質の差もピンからキリまで。歩留まりも悪いし、猟師の数だって年々少なくなっている現状。
こんな博打みたいな商売に何千万もかけて加工施設を作ろうなんて人はなかなかいないわけです。当然、市や県もどの市町村にもポンポン建ててあげます!みたいなことにはならない。だからといって、施設も設けず勝手に販売してたら当然、今度はその人が警察に捕まります。笑
なので現状はどうなってるのかというと。
自分が食べたい分だけとって捨てる!です。
鳥獣駆除の報奨金が出たりするので、証拠として尻尾や耳だけ切り落として(これが証拠になるんです)あとは山に埋めるのが通例。
私が住む香南市にも加工施設はないので山で獲れたイノシシは山に埋めるのが基本。
そこで元々、ジビエ興味のあった私は猟師さんに頼んでこの時期のおいしい『いのしし肉』をわけてもらっています。
いつもはサッと焼いたり、鍋にしたりするんですが今回は色々と調理方法を試してみました。
お肉はバラからももにかけての部位。
通常、お肉屋さんとかで買い物するとバラやももやロースといったように分かれていますが解体したのはあくまで猟師さん。スーパーに並べる目的で解体してないし、部位ごとにわけるテクニックも難しいのでざっくりしています。笑
今回の調理方法は2種類。
1、『真空低温調理』
1日、マリネしたお肉を常温に戻し、フライパンで焼き目をつけます。
マリネのレシピはこちらを参考に。
そのあと、真空機で真空パック。
スチームコンベクションオーブンで調理(65度90分)。
そう僕自身の手はほとんどかかっていません笑
この真空機とスチームコンべクションオーブンが肉をおいしく仕上げてくれます。
個人的な味の感想は
やっぱり『牛肉のがうまい!』です。笑
なんやねん!それ!!ってならないでください!!笑
うそはつきたくないんです!!
でも間違ってほしくないのは、このイノシシも充分、うまいということです。
なんといっても脂が特徴的でこんなに分厚い脂がついているにもかかわらず、さっぱりした甘さのある脂なんです。
だから脂:肉=1:1くらいの割合で食べても全然、くどくありません。逆にいのししはこのい脂がうまいんでこの脂がすでに無理な方は鼻からあきらめてください。
もうひとつは『焼き煮込み』です。今回はスペアリブ風に仕上げてみました。
このアバラの骨は地元のとは『シシ鍋』の出汁に使ったりするそうです。この骨からええ出汁がでるそうです。今度はそういう使い方をしたいなぁと思いますね。
フライパンでしっかり焼き目をつけてあとは醤油、味醂、酒、水、砂糖、はちみつなんかを加えてひたすら煮込んでいくだけ。こまめに灰汁はとりましょう。こちらもなにといって手間がかかるものではございません。笑
おすすめは粒マスタードをたっぷりつけて食べるのがおすすめです。
口も手もなんなら鼻あたりまでベタベタにして食べるのが最高です!
田舎にくればこういうジビエなんかも全然、食べる機会が増えます。まぁ私がちょうだいちょうだいと言いまくっているっていうのもあるんですけどね。笑
次回はイノシシのロースとシカ肉をおねだりしているので手に入ったらまたお料理してみますね。