田舎暮らしをしているとまるで念仏のようにどこでもかしこでも耳にする
『活性化しよう!!』
『活気ある街づくり!!』
ほんと世界の中心どころか田舎のいたるところで老若男女に叫ばれていますが全然、成就しないのが現状。
だって独りで立ち上がる人がいないもん。
私は大阪で自営業をやっていました。
当然。
全て自分で決めて、自分でやる!!
これが大原則。もうこれ以外の何者でもない。
もちろん社員の人やアルバイトや外注でやってもらうことはありますがその人たちがいなくなっても自分でやる!!独りになってもやる!!くらいの覚悟で当たり前。まぁ全身全霊をかけないとそりゃ無理です!!
小さな飲食店ですらこんな感じなのにもっともっと巨大な地域活性化、街づくりなんてそもそもめちゃくちゃ大変なことだと思うわけですよ。到底、ひとりでできることなんかではないので多くの人の協力が絶対に必要なんですが、それでも!!それでもですよ!!やっぱり旗振り役、先陣を切ってみんなを連れて行けるくらいの気概のある人がいると思うんですよ。
じゃあ誰がそれをやってるの!?って考えてみる。。。
まずパッと思いつくのは知事とか市長とか?
でも全然、イメージできなくないですか?それは県政や市政に住民が恩恵を感じていないから。
じゃあ議員がやるの?公務員がやるの?地域の住民がやるの?ってなってきて最後には『みんなが立ち上がらないとダメ!』ってなるんですよ。
そりゃわかってるんですよ。みんなが立ち上がらないとダメってことぐらい。でもそれって理想であって現実じゃない。結果的にみんなが立ち上がらないとダメなのはわかるけどやっぱりみんなが立ち上がるきっかけを作れる人が居ないと。その人を補佐する強烈な仲間が数名いないと。
高知にもそのパワーを感じれるところが何ヵ所かあります。
そこに共通しているのは『限界集落』ってことです。
限界集落っての過疎などで人口の50%以上が65歳になり、生活が脅かされだしているところみたいな感じです。
実際、どんな感じかっていうと公共交通機関がない街。
住人の移動は基本に車。
なのにガソリンスタンドが街から1時間かけていかないとない。
こりゃやべぇ!!
ってなるでしょ?普通の感覚なら。でもね、誰もガソリンスタンドやってくんないの。儲からないから!
じゃあどうすんのかっていうと地域のみんながガソリンスタンドを運営していくのよ。法人やNPOやなんやら形は様々だけどみんなが少しずつお金を出しあったり、時間を割いたり。
この感覚、大阪にいた私なんかはまったくもってわからなかった。だって全部あるもん。
でもこれがみんなが立ち上がるってことなんだなぁと。
でも人間誰でもそうで、ここまで重症にならないと危機感を持たないわけです。まぁうちはまだあそこに比べたらマシだなーなんて。だからこのままでいいやー。とかね。
周りと比べててどうすんの?
バンバン独自色だしてやっていこうよ!
ちゃんと売れるものあるやん!!
なんとかかんとか。。。
というようなことを心の中に秘めている今の自分にもモヤモヤしているので小出しにしながらちゃんと声に出していこうと思います。
『言わないと聞こえない』からね。