高知で田舎暮らし始めましたブログ

大阪生まれ大阪育ち。生粋の大阪人。そんな僕が念願の田舎暮らしのため家族を連れて高知県へ移住。その中で思うことをつらつらと書いていく田舎暮らしブログ。

高知、深掘り。これであなたも高知ツウ。

高知にきて1番、食べたもの。

 

私は間違いなくこう答える。

 


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『みかん』だ。

 

かつおじゃなくて。

 

ゆずじゃなくて。

 

ミレービスケットじゃなくて。

 

みかん。

 

今も継続中で1日10個とか普通に食べている。

 

理由はめちゃくちゃ簡単。

 

べらぼうにうまいから。

 

ここ大事なところ!!

 

べらぼうに!!

 

べらぼうにうまいのよ!!

 

高知県唯一のみかんどころ。これが偶然にも私が住んでいる香南市というところなんですよ。

 

ここで作られている知る人ぞ知る『山北みかん』

 


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知名度はまったくないけど味はピカイチ!!ほんとべらぼうにうまい!!

 

こういうボジション大好きなんです。

 

みんなは知らないけど自分だけ知ってるみたいな。

 

ちなみに全国的な生産量なんかで比べてみると。

 

1位 和歌山県(私が習ったときは愛媛県だった)16万トン

 

 

2位 愛媛県(王座を奪われてました)12万トン

 

 

3位静岡県(えっ!?お茶だけじゃないの?)10万トン

 

ちなみに

 

13位 大阪府(我が故郷城山オレンヂ園が思い浮かびました)1万3000トン

 

さらに下位ランク。

 

19位 高知県(もっと売り出せー!!)6800トン

 

1位の和歌山県から比べると20倍以上の生産量の違い。

 

そりゃ知られないわなー。

 

オリンピックで19位の人とか知らないでしょ??74億人の中の19位なのによ。

 

でも悲しいかなそれが現実。

 

でも誇張なしにほんとに美味しいみかん。

 

この地域では江戸時代からみかん栽培が行われて長年に渡りみかんの品質を研究されています。

 

実は生産量2位の『愛媛県』のみかんもこの高知の山北ミカンの苗木を持っていったという文献も残っているそうです。こんなん聞くとつくづく高知人って商売ベタなんかなぁと思ったりしますけどね(笑)

 

とにかく歴史はある。

 

そのなかで脈々と受け継がれてきた技術によりこのべらぼうにうまいみかんが生産されているわけです。

 

それが地元の良心市なんかにいけば10個くらい入って100円とかで売ってる。良心市っていうのは無人で賽銭箱みたいなんが置いてあって持っていくならお金入れてね。という田舎にはゴロゴロある小銭稼ぎシステム。

 

大手コンビニとかが最近ようやく無人化に取り組んでいるなかで数十年前から無人化に成功しているこの田舎のシステムはある意味最先端の商売なのかもしれませんね。

 

話はそれましたが良心市で売っているものはもちろん贈答用とは違うハネものだったりするけど家庭でばくばく食べるには味は全然、申し分ない。

 

実はみかんの種類も時期によって違っていて、極早生(9月~10月)、早生(10~12月)、中生(11月~1月)、晩生(12月~2月)みたいな感じで時期によって採れるみかんが別れていれさらにその中のみかんの品種がある。

 

宮川、興津、南柑20号、西南のひかり

 

この4種類は私が今シーズン食べたみかん。他にもめちゃくちゃあってわかりません。

 

みかんの種類なんて意識して食べることないでしょ?でも全然、味が違うんです。これは面白いし、季節を旬を食べてるなぁという感じがしてとてもよかったですね。

 

日本人のみかん離れが進んでいたり、後継者不足だったりで年々生産量が下がっている『山北みかん』。

 

こりゃ絶対、残したいなー。

 

だって。

 

べらぼうにうまいみかん食べれなくなるのイヤだから。

 

みんな一回食べてみそ。

 

今日はここまで。