高知の東部にあります奈半利町にある老舗のマグロホテルに行ってきました。今回はご飯を食べに行っただけで宿泊はしていません。
見た目はほんとに田舎の古びたホテル。笑
こんなカオスなオブジェが。
1980年に開業し元々はマグロ漁師の宿舎として創業したみたいです。
近くにある奈半利港はマグロ遠洋漁業の船が出入りするので品質のイイまぐろが手に入るんだとか。
ほんとか!?
正直、高知でマグロとかほとんど聞いたことありません。
やはり一番有名なのは大間のまぐろ。
他にも大阪で飲食店をしていたときよくに仕入れしていたのは和歌山の勝浦のまぐろや長崎の壱岐のまぐろでした。
しかもマグロには当然種類がある。黒いダイヤと称される『クロマグロ』。ほかにも『インドマグロ』『メバチマグロ』『キハダマグロ』など。いったいどんなマグロを出してくるんだ!?
のっけからそんな感じだったので、半信半疑で食べに行ってきました。
私がいただいたのはこちら。
土佐まぐろ御膳。3600円也。
味も普通に美味しいし、なによりも刺身に陶板焼きにてんぷらにと他にも色々、ボリュームが半端ない。
しかし、一番おすすめしたいのはこれなんです。少し、高い気もするがよそでは食べられない唯一無二のメニューがある。
マグロの皮酢単品620円(写真はHP参照)。
とにかく初めて食べた。フグ皮とも違うがプリッとしていて、やわらかい。臭みもない。これがなんともいえない美味しさ。
まぐろのわたのから揚げ単品720円(写真はHP参照)。
サクサクの衣の中にはフワフワのわた。どこの部分を使っているのか知りませんがこちらも食べたことのない味わいで美味。
結論を言うと、高知をめぐりまくって一通りの高知食を楽しんだ方が食べに行く感じのお店ですね。
マグロ漁船が栄えたのももうどうやらずいぶん昔の話で地元の人に聞いても、奈半利町ってマグロなんか有名だっけ!?みたいな反応が返ってくるくらいでした。
なので港で揚ったマグロをその場で解体してお得に食べさせますよ~っていうお得に安いみたいな感じではありません。
なので高知ツアープレゼンにはこの2種類の珍味を食べにきてはどうだろうかと提案したいですね。
この2つをアテにチビチビ飲んでいただくのがGoodかと。笑