高知で田舎暮らし始めましたブログ

大阪生まれ大阪育ち。生粋の大阪人。そんな僕が念願の田舎暮らしのため家族を連れて高知県へ移住。その中で思うことをつらつらと書いていく田舎暮らしブログ。

イベントへ出店。売上を爆発的に伸ばす3つのポイントを公開!!

高知県名物。

鰹に、日本酒に、生姜、ニラ。。。実はニラなんてのは私が住む香南市は全国で生産高1位だったりするんですよ(笑)

とにかくたくさん名物があるんですがこの時期の名物といえばやっぱりこれでしょ。


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土佐文旦。

新生児に頭ぐらいはあるこの文旦。重さも500~2000グラムになる大きな柑橘類。

日本の生産量の約9割を高知が作っているまさに高知を代表する果物なんだが。。。知らないですよね?笑

正直、私も大阪にいるときは百貨店くらいでしか見ることがなかったし、スーパーで見ることなんて皆無だった。

たぶんほとんど県内消費されているんでしょうか。まぁ知らない人も多いと思うのでご説明を。

収穫したての文旦はすっぱくてなかなか食べれないのだが(これが好きだ~って人も高知にはいる)置いて追熟しておくと独特の風味とさっぱりとした甘味が感じられる。

 

うまい。

 

これがまたうまいのである。

あまりに大きいのでなかなかひとりで1つを食べきるのは大変ですが味は本当においしい。ただ甘いだけの柑橘類だけでなくしっかりと酸味、甘味を味わえる。

 

そんなおいしいけどまだまだ無名の文旦をPRしていこうというイベントが高知市の中央公園で行われました。高知の東から西まである文旦の産地が一堂に会すのはこのイベントでしか味わえません。果実としての販売はもちろんですがさまざまな事業者さんによる文旦の加工品もたくさん出店していてまさにどこを切っても文旦しかないという文旦のためのお祭りです。




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私はそこに出店者として参加してきました。

商品は文旦シフォンケーキと文旦アイス。

 

あいにく当日は雨&非常に寒かったのでアイスはほとんど売れませんでしたね(笑)

 

イベント出店は天気や気温に影響されるからここばかりは大変です。

 

文旦シフォンケーキは完売。

 

そこそこの成果といった感じですね。

 

ここでイベント出店のポイントをご紹介。

 

1、試食

これよくありがちなんですがじーっとみていると、とにかく配ることが仕事だと思ってやってる人が多いんですよね。

道の真ん中まで出て試食配っている人がいる。そりゃもらってくれますよ。でもねそもそも通行人の邪魔やん!ってツッコミたくなりますよね(笑)

以前、私もイベントや催事に出ていたときにその道30年という達人にいろいろとレクチャーをいただいたので少し、書いておきますね。全部は教えませんが(笑)

試食は当然大事なんですがそれを配ることが仕事ではなく、目的はあくまで買ってもらうことなんですよね。

それを道行く人に道路の真ん中まで出て、試食を配るこんなのはマラソンの給水場をおんなじです。

試食の大原則はとにかく、お客様の足止めです。

 

イベント出店の時のテントのサイズって横はせいぜい1.5m~2.0mなんですよね。要は自店の前をお客様が通る1.5m~2.0mで商品を売らなければならないんですよ。

 

だからポイントは自店のテント前1.5m~2.0mの範囲にいかにお客様を集客できるかです。試食における味の確認は大事なポイントですが私はここが試食の最大のポイントだと思っています。

とにかく自店の前にお客様を集める試食のやり方を考えないといけませんよね。

 

2、声掛け

大きな声でいらっしゃいませ~!って呼び込みしている人がいるんですがあれも無駄だと私は思うんですよね。だって通行している人にとっては車のエンジン音なんかの雑音と変わらないですから。聞いちゃいないんですよそんないらっしゃいませ~なんて声。みんな言ってるし。

ただ終盤になって安売りですよ~!とか半額ですよ~!なんていうのは大きな声を張り上げて言うのは効果が見込めます。

 

とにかくあれって大きな声を出して一網打尽にしようとしているんですよね。漁業で言うと大きな網で魚を取るようなイメージ。そんなもん魚ならまだしも人間なんてのはかからないですよ。疲れるだけなのでやめて置きましょう。

じゃあどういう声掛けが有効なのかというと絶対に、一本釣りです。要はひとりひとりに声をかけていく作戦が一番お客様を足止めできます。

飲食時代のランチの呼び込みなんかはまさにこの方法がハマりました。

目があいましたね~!とかそこのお母さん!とかきっかけは自分で考えてとにかく1人1人に声をかけていくとお客様も足を止めて聞いてくれることが多いんです。

文旦祭りでも商品の説明もしてますが大阪から来たんですよ~なんて関係のない話をしたりしていました。とにかく店の前でお客様の足を止めれる声かけを心がけることをおすすめします。

 

3、お会計

これはテキパキするな!!っていうのが私の意見。なんならちょっとアホなくらいでもいい。お金を数え間違うのは絶対、ダメなんでそこはきっちり抑えておきましょう(笑)

普段、スーパーのレジのバイトでもやってんの!?って思うくらい手際よくスピーディーにお会計をする人が。

これはダメ。遅すぎるのはダメですがとにかくテキパキやらないってのが最大のポイントです。

 

この3つのポイントを整理すると

 

試食と声かけでお店の前(1.5m~2.0m)には人だかりができる。

お客様が商品を見たり選んだりしてお会計をもとめてくる。

それをテキパキしないことで商品を手にしたままお会計を待っているお客様がいる。

 

するとお店の前には人だかりができる。

これがスーパー大事なポイントです。

まずはとにかく人が集まってる絵をこちらが作り出すことです。

 

イベント出店による対面販売は売上が非常に安定しません。

先程も書きましたが天気、気温だけでなく出店場所なんかにも影響されるからです。

だからこそ無策で乗り込んでいくのはやめて買っていただける策を練って出店してほしいと思います。