岡山県新庄村に研修で参加してきました。
主な内容は地域おこしOBOGによる卒業後のキャリアのお話でした。
協力隊になるといろんな研修が各地で開催されているので気に入ったものや興味があるものは参加してみるのもいいかもしれません。
当然、講師としてお話される方々なのでどのお話もすごいな~!!と思わされるものばかり。
ここで勉強になったポイントをまとめておきますね。
1、地域に根付いた人だけが卒業後も定住する。
皆さんの話を聞いていると、とにかくどっぷり地域に入り込んでいました。
ただ、今回のOBOGは協力隊を卒業してから3年~5年という面々。ほとんどが自治体として初めて協力隊を受け入れた状況でとにかくOBOGの方々は揃って完全フリーミッション型。行政職員もよくわかっていないから一緒になんとかしましょうよ!って感じだったそうです。だから業務の中で地域に入り込んで問題点を洗い出してこうしようとかあぁしようとか話し合いながら進めていったそうです。
しかし、今の協力隊はミッションが確立されて募集されることが多く、例えば、ふるさと納税の担当者として任務に就くと普段の業務からどうやって地域に入り込めるのか。これなかなか難しいですよね。でもこれだと協力隊卒業した後、どやって食っていくの!?ってなりますよね。ふるさと納税の仕事を市役所からアウトソーシング受けるにしてもそれだけじゃ食っていけないですよね。じゃあ仕事のある都市にいこうってなるんですよね。ここ。大事なところなんで行政の人もよくよく考えてもらいたいと思います。
2、ほとんど人が起業している
私が講義を聞いた人の中で8人中6人は起業していました。ちなみに2人は県庁職員と町議会議員でした。
協力隊として活動しているとどうしても営利をもらうことができなくなるんですよね。副業としてやっていってもいいんですがもう皆さん法人を作っていらっしゃいましたね。その法人で地域に根付いた仕事を請け負う。なんなら指定管理もその法人で引き受けていらっしゃる方もいましたね。
起業というのはハードルが高く聞こえますが田舎では案外、サクッと法人を作ってしまったほうが仕事が進めやすいのかもしれませんね。
3、青黒く生きる
これけっこう共感できたええ言葉でした。
ヨソ者としてきたからには青臭いことをドンドン言っていこう!!しかし、実行するときは腹黒く考えて動いていこう。という造語です。
講師の皆さん上手にやっておられたので感心しました。笑