大阪暮らしが長かった僕には理解できない田舎の世界観というのがいくつかある。
そのなかでもこの旧町争いというのがまったく理解できないのだ。
僕が住む香南市(人口約30000人)は5町が合併してできたものだ。
この5町の勢力争いというものが未だにあるのだ。
基本的な構図は最大人口を誇る野市町(人口約20000人)に対する恨みや嫉みをもつ他の旧町といった形だ。
なにをするにも野市でやりやがって!野市ばっかり便利になって!とにかく野市を中心とすることに目くじらを立てるのだ。
僕はまったく意味がわからない。
なんでそんな、同じ市内で争うようなことが起こるんだろうか。
人口30000人程度の小さな小さな吹けば飛ぶような市の中でなにを争うことがあるんだろうか。
ほんとに小さな小さな世界観でモノを見ているんだろう。井の中の蛙とはまさにこういうことだ。
小さなことから大きなことまでほんとよく耳にする。
近所のおばちゃんですら悪口のように『あー野市出身ねー。』『あの人赤岡の人やー。』なんて会話が飛び交う。
よそ者の僕からしたらそんな思考を持ってるから一丸となって活性化できひんねん!!って思いましたね。
田舎の暮らしのわけわからん世界観でした。また書きます。