皆さん、この時期は新しい環境に飛び込んでいく方が多いと思います。
僕はこの季節がとっても好きです。
不安や怖さやドキドキやワクワク。いろんな感情を持ちながら新しいスタートを切る。
こういう新鮮さってのは大人になるにつれてどんどん少なくなっていくので是非、楽しんで挑戦してもらいたいと思いますね。
で。今回の入学式。ようこそ高知県へ。
は大阪時代の出会いから始まります。
先日ご紹介した農園で出会った石中さん。農園のことはこちらの記事に詳細を書いてます。
畑がお隣さんということもあり、よくよくお話させていただきました。ご家族で農業を楽しんでおり、奥様やお子さんたちと作業に従事されていました。またお店にもよく来てくださり、いろいろとお世話になりました石中さん。
いつもお店に来るときはベロベロになるまで飲んでくださって決まって爆睡しておられました。笑
まぁそれくらい気を許してくださっていたということですね。
その石中さんのご長女がこの4月から高知大学へご入学されると連絡をいただきました。
今まで親元から離れたことのない箱入り娘を高知と言う辺鄙な土地へ送り込むのはさぞ心配なのでしょう。
僕に『なにかあったら面倒見てやってくれ』ということ。
どうやら地方経済の勉強を専攻されるらしく『時間があったら色々と連れて行ってあげてほしい』と言われました。
すごいですよね。昨今なにがおこるかわからない世の中。自分の娘をこんなオジサンに預けるなんて。笑
でもそれだけ石中さんとはイイ関係が築けていたのかなぁなんて思うとなんか嬉しかったりします。なので高知にいる間は僕が出来る限りのお手伝いはしてあげたいのです。
勝手に親父気分です。笑
少し余談ですが、高知県へやってくる学生やもちろん社会人、僕のような移住者は年間にまぁまぁいるそうです。正確な数字は県庁の統計表に記載されてます。
しかし、移住し終わったら結構ほったらかしなんですよね。
もちろん自分から地域になじんでいくことが大前提なんですがもう少し移住者をフォローする制度があってもいいんじゃないかと断言したい。
ありますよ。県や市がやっている有名無実な移住者支援の政策が。香南市でも僕が移住してから1回だけ企画されました移住者交流会。しかし、当日に雨で中止。その後、開催されることなく今に至ります。
移住させることが目的なんでしょうか?移住フェアに必死にお金をつぎ込んでいますが大事なのは定住してもらうことなのでは?目的を見失っていませんか?と問いかけたいですね。
高知県でも毎年、一万人の人口が減少しています。
この現実を見たときにもっとやり方を変えるべきなんではないかぁと思いますけどね。
日本全国というか世界をみても福祉や医療、子育てなんてのは日本はけっこういいほうなんですよ。この自治体のほうが福祉が1万円充実しているなんて理由で移住を決める人ってそんなんにいるんですかね。やっぱり田舎ならではの地域のつながりとか内面に響くものが移住を決定づけるんじゃないのかなぁ。
と。石中さんのご長女が高知にやってくると聞いてこんなことを思いました。
最後に石中さんの大阪時代の勇姿を。笑