しばらくぶりのブログ更新。
まずはピザ窯の進捗度からご報告。
前回はこんな様子だったと思います。
ここからいよいよ薪をくべる入り口を作っていきます。
今回作るピザ窯は『2層式のピザ窯』下で薪を燃焼させて上に熱を送り込む方式。
しかもお義父さんが色々と調べあげた結果、ロケットストーブ式がいいという結論に至りました。
ロケットストーブってのはこういうもんです。
L字に曲げることで上昇気流が発生し少ない燃料でも高温燃焼が可能となるものです。
BBQのときに炭に早く火をつけるために使うこれも同じような原理です。
この原理をピザ窯の燃焼部に持ってこようとなり、こんな感じで作り始めました。
ここで最大の難所が。。。
耐熱レンガがくっつかない。。。
ピザ窯作りではおなじみの耐熱セメント『アサヒキャスター』をうちも疑いもなく使用しているんですがセメントをレンガに塗って貼り付けようとするとレンガが猛烈に水分を吸い取ってセメントがすぐにカラカラになるんです。
ほんとレンガにカラカラのセメントを乗せただけになります。
これはヤバイ。。。色々試してみましたが一番うまくいった方法をご紹介しておきます。
耐熱レンガは塗らしてはいけないと言われていますがこれは断言します!濡らさないと無理です!!笑
1、アサヒキャスターをゆるゆるに練る。
ほんとにゆるゆるに練りました。コテですくえないくらいゆるゆるに練ってビニール手袋をつけた手で直接塗ります。笑
2、レンガはつけておく。
このゆるゆるになったアサヒキャスターにレンガの接着面を浸しました。湿気とセメント水を与えることでさらにくっきやすくなります。
3、ひとつずつを超高速でやる。
ゆるゆるといえども塗ってしまえばレンガはどんどん水分を吸いますのでたにかく手早くサクサクと積んでいってください。
ちなみにアサヒキャスターは割りと大き目のジャリが入ってるので目地を5mm以下にはできそうにないです。7mm以上くらいがちょうどいい気がします。
ちょっと専門的なことをツラツラを書きましたがとにかくピザ窯作りは大変です。笑
不測の事態はもちろんのこと再三、申し上げているように超肉体労働なのでこれからやり始める方は覚悟してやってください。笑