1年に2回ほど高知県が主催する商談会のお手伝いに行ってきました。
報道各社もバンバン取材に来てましたね~。
お手伝いに行った僕も気になるわけですよ~!だって高知の有名無名の食材たちが一堂に会すなんてなかなかないことなんで。
会場をぐるっとまわっているとお馴染みの会社さんから僕の大好きな『吉本乳業』さんも。立ち止まって牛乳をいただいて乳脂肪分の話や殺菌処理のお話を伺いまたひとつ牛乳に関する『愛』が深まったように思います。笑
他にも気になっていた『土佐はちきん地鶏』を扱う会社さんもいたので試食やお話をしっかり伺えました。
お手伝いに行ってなにを個人で楽しんでるねん!!って突っ込まれそうですがそこは適度にお手伝いしながら適度にうろうろさせていただきましたと書いておきますね。笑
中でも高知にきて最近、めちゃくちゃ勢いのある会社やなぁとよく耳にする『四万十ドラマ』さんも出店されていたのでお話を伺いました。
元来、道の駅の指定管理を受け運営していたそうでその経験の中で培ったノウハウ持って地元の魅力ある商品を発信しようと地元商社として立ち上がったそうです。
今では一次産業にも参入し生産から加工、販売まで一気通貫でこなしておられるそうです。
ただ、高知県で生産から加工販売まで手がけている会社、いわゆる6次産業化をしている会社は今や珍しくはありません。他にもやっている会社はあります。あくまで高知県ではですけどね。
僕がお話を聞いていて一番、注目したのが従業員の皆さんが若いというところ。目の前でお話してくださっている方、他のお客様のお相手をされている方を見ても若い!お話を聞きながらそんなところを見ていました。
他の企業さんを見ていてもお世辞にも若いといわれるスタッフは少ないなか、四万十ドラマさんだけが20代、30代のスタッフで構成されていました。もちろんこういうイベント的な要素もあるので若い人にという思惑もあるのかもしれませんがしっかりとした説明をしてくださり、一番活気あふれるブースだったように思います。
いつでもどこでもそうだと思うんですが台頭してくるところっていうのは間違いなく若い力が活躍しているところだと確信を持っていえます。
おじいちゃん、おばあちゃんがよくがんばっているという報道や話をよく耳にします。それを決して否定するわけじゃありませんがやっぱり次の若い世代に頑張ってもらわないとだめなんですよ。
都会ではベンチャー企業なんかを筆頭にどんどん若手に権限を与えて伸びていく会社があります。もちろん若さというのは荒削りで失敗も多いことはわかっていますがこれをも加味してどんどん若手に権限を与える社長さんはとても素晴らしい。
名経営者といわれる御仁はいろいろな資質が備わっているものだと思いますが『若手の起用』というのは間違いなく名経営者の資質だと言えます。
そしてこれは会社に限ったことじゃなく、地域においても同じです。
自分たちが守ってきたものを大切に思う気持ちはわかりますが思い切って若手に任せるというのはそんなに難しいことなんでしょうか。じゃないと活躍の場を求めて若手はますます都会や海外に行ってしまいます。
若手がバリバリ活躍しているところには絶対、若者が集まってきます。
なんだか商談会のお話から大きく逸脱してしまいましたが高知にきて久し振りにいい企業さんに出会えたのでこんなにも色々と考えさせられました。