6月9日(日曜日)またもや作りました。
ピザ
今回のレシピのご紹介。
カプートサッコロッソ00番(イタリア製) 500グラム
岩塩 30グラム
ドライイースト 1グラム
水 300cc
ド直球のレシピ。
正真正銘のストレート。
砂糖やオリーブオイルも入れず、イーストも極力少なくし長時間発酵を目指した王道のナポリピッツァの生地だ。
そして結論から言おう。
失敗に終わった。
試合当日、ブルペンで投げ込んでいる最中、肘を痛め当日登板すら出来なかったといっても過言ではない。笑
まぁ失敗した生地もしっかり食べましたけどね。
では原因を追究していこうと思う。
見るも明らかだったのが過発酵だ。
夜22時から生地つくりを開始した。
これでもかというほど生地をこねこねし、1次発酵40分。
ここまではおそらく完璧に近い出来。
しかしここからが正念場。
約4時間の2次発酵に入る。
このときすでに時計は23時を回っていた。
個別に分けてバットに並べ蓋をして常温で4時間。
気になって1時間おきに蓋を開けて確認する。
1時間後。。。24時。
うん大きくなってつやつやしてきてるな。
2時間後。。。深夜1時。
さらに大きくなり隣の生地とくっついてるやつもいるな。
3時間後。。。深夜2時。
ふわふわに膨らんだ生地たちが密着状態。表面もつややか。もはやエロスを感じるほど。
4時間後。。。
んっ!?
青い空。青い海。ピチピチで巨乳の女子(生地)たちがビーチで所狭しとひしめき合っていたのに。。。
眼前に広がる光景は目を疑った。
平日のスポーツクラブのプールで芋の子を洗うがごとく群がった老婆(生地)たちが横たわっているではないか。
この1時間の間に50年以上もタイムスリップしてしまったのか!?
がっくりと肩を落とす僕。
時計の針は深夜3時。
まぶたも落ちそうだ。
しかし、眠い目をこすりながらそこからあれこれこの状態についてググる。
『ピザ ギャル 老婆』
『ピザ 深夜 老衰』
『ピザ 奇跡 蘇生』
寝てしまいました。笑
朝起きてとりあえず味見。
なんだか酸っぱい。
初々しい白ワインのような甘酸っぱさではなくただた酸っぱいだけの酢のようだ。
とにもかくにも過発酵というのが原因のようです。発酵は作ってる環境によって塩梅を変えないといけないので本のレシピなんかはあまりアテにしないほうがよさそうです。
次回は長期低温熟成に切り替えて仕込みをしてみようと思います。
老婆の生地のその後。。。
それでもベタベタになった生地を丸めなおして冷蔵庫にぶち込んでおき、お昼に一応ピザとして作りました。
見た目はよかったんですがやはり味となるとイマイチ。
シンプルな材料だけに奥深いものですね。
また試作します。
最後に今回、1番人気のメニューはこちら。
今が旬のとうもろこしを皮ごとホイルに包んで窯の中へ。
めちゃくちゃうまくてびっくり!!最高でした。笑