久々の大阪出張。
高知県が主催している『高知暮らしフェア』に参加してきました。
もちろん今回は高知の魅力を伝えるため先輩移住者としての立場でお仕事。
移住1年にもなるとこういう仕事も舞い込んでくるんです。まして僕のふるさと大阪での開催ということでありがたいことにお声かけいただきました。
普段している仕事とは違って大阪人を相手にどこまでしゃべれるか!?みたいな決意で意気揚々と乗り込んでいきました。笑
ここで初めての移住フェアを効率よく効果的に攻める方法をご紹介。
1、西部、中部、東部の中から選びましょう。
高知はとにかく東西に長い。
なので3つに分断してどのエリアかなんとなく決めてしまおう。今回は西部、次回は中部といったふうに聞いていくとそれぞれのエリアで特徴がつかめます。
2、興味のある市町村ブースでしっかり話を聞こう。
大まかな地域が選べたら次は各市町村へ。たいてい行政の人間が座っているので街のことについては詳しく教えてくれる。
3、移住者の話を聞こう。
(今回の先輩移住者紹介の写真)
行政の方からは聞けないナマの声が聞ける。そりゃそうだ。行政はみんな自分の市町村に移住してほしいからイイことばっかり伝える。これは会社の営業だってそうだろう。しかし、移住者は違う。こんなことで困ったとかここが良かったなど実例をたくさん持っている。
しかし、僕が相談を受けたお客様たちは皆さん高知出身者の方ばかり。
就職で関西に出たけれどやっぱり住むなら高知がいいと言う若者や定年を迎えられて高知に帰ってきたいとおっしゃるお客様。
そんな人たちの話を聞いていると高知って田舎だし不便!ほんと商売ベタ!お酒ばっかり飲んでどうしようもない!なんて高知の文句をたくさん聞くんですが皆さん決まって帰りたいんですって。笑
もう話を聞いていると、いやいや僕なんかより皆さんのほうが断然、高知の魅力についてわかっていらっしゃる。たくさんの楽しいお話を聞かせていただいて僕は最後にどうぞ高知に帰ってきてくださいね!と一応、先輩移住者として声をおかけしてお別れしました。笑
移住の理由なんてのは十人十色なんですがやっぱり帰ってきたいと思える故郷があるってのはなんかいいですよね。
じゃあそんな思いを持って移住してきた皆さんをどんなふうに受け入れるのか。
これがとっても大事だと思うんですよね。当然、移住はご本人の意思だしご本人の責任でもあるんですがやっぱりせっかく帰ってきてくれたんだから仕事、住居、環境なんかはしっかり整えておくべき。
そして外を見てきた人たちはきっときっときっと高知県民にはない観点を持っていると思うのでその意見も大切にしてほしいと思います。
これは暗に自分のことも言っていますけどね。笑
そんな感じで仕事で行った僕も十分に楽しめた高知暮らしフェア。
こういった草の根活動がいつか身を結び高知県が盛り上がるといいですね。
以前に参加したときの記事も貼っておきますね。