暑い日が続きますね~。
しかも高知は毎日、雨!雨!雨!
ムシムシとした日々を過ごしています。
そんなあつ~い夏。皆さん食欲落ちてきませんか?
僕はめっきり食べる気力を失いつつあります。
ただアイスを食べる元気だけは子供たちにも負けません。
そんな夏バテを乗り切るお料理を考えました。
じゃん!!
こんな感じや。
こんな感じも。
今回、使ってる豚肉は高知県の四万十地域で育てられる『四万十ポーク』
高知県内のスーパーや精肉店なんかでも普通に売っていて気軽に買える豚肉です。
通常の豚よりも30日長く飼育してからの出荷することで甘みと旨みが増すとのこと。
この豚は正真正銘美味しい豚肉です!四万十の雄大な自然が産んだ素晴らしい豚肉だと思います。
しかし、大阪時代の肉マニアの業者さんから教えていただいたんですが、夏の豚肉というのは食肉業界では『水豚(みずぶた)』と呼ばれています。
読んで字の如く夏場に水をたくさん飲むので肉の味がボケるのだそうです。なので夏の豚は他の季節に比べると美味しさにかけるんだそうです。
肉の世界は深いですね~。
とまぁそんな小話もしながら豚肉よりも主役だと僕は感じているお野菜たち。
これはすごいことに全部高知県産で揃っちゃうのが農業大国高知のすごいとこ。
旬の夏野菜をたっぷり使って堂々の主役に躍り出てくれます。
さっぱりポン酢でも良し、濃厚なごまダレでも良し、個人的にはごまダレに少しポン酢を入れて『さっぱりごまダレ』するのがオススメ。
いや~ほんと美味しい。
肉も野菜もすべて高知県内で完結できるすばらしさ。なんかお料理するのも楽しくなりますよね。
ここで美味しい冷しゃぶサラダを作るポイントをご紹介。
1、豚を茹でるときは濃いめのお出汁で。
ほんだしでかまいません。少し多めに入れて飲んでみて濃いな~と感じる程度に。
そこにお酒とお醤油を入れて沸騰させ、豚肉をさっとくぐらせてください。
豚の臭みを取り除く役割としっかりと下味を豚肉に付けるための工夫です。
2、氷水につけてはいけません。
茹でた豚を氷水につける方が多いと思いますが絶対にやらないでください。水温が極端に低い氷水に豚肉をつけてしまうと脂が凝固し、食味が悪くなってしまします。
なので普通の水道からだした程度の冷水につけることをおすすめします。荒熱をとる程度で豚肉を冷やすのは冷蔵庫をおすすめします。
3、野菜はとにかくたっぷりと。
冷蔵庫にある野菜をとにかくたくさん詰め込んでみてください。
僕が作った豚しゃぶも【みょうが】【ズッキーニ】【かいわれ大根】【かぼちゃ素揚げ】【ズッキーニ素揚げ】【なす素揚げ】【紫たまねぎ】【レタス】【キャベツ】【にんじん】【おくら】なんかを放り込んでます。笑
いろんな野菜をいれる良さは栄養ももちろんですが見た目の鮮やかさと口に入れたときの様々な触感や食味にあると思います。
是非、この夏の暑い日に皆さんもご家庭で冷しゃぶサラダ作ってみてください。