今年の夏は長年の夢であったよさこい祭りに参戦することができました。
高知に来たんだから絶対、やらなきゃいけないですよね。高知一のお祭り。
よさこいの歴史について少し語ってみると、お隣の徳島県には400年以上続く【阿波躍り】があるのに高知にはない!!
ということで戦後、高知県民が楽しいお祭りを作ろうということで生まれたのが【よさこい祭り】だそうです。
毎年8月9日~12日と徳島の阿波躍りより数日前に開催するという配慮も含めて。笑
ルールはいたってシンプル。
1、150名以下のチーム編成。
2、地方車(じかたしゃ)を用意すること。
3、【よさこい鳴子躍り】と呼ばれるフレーズを曲に使うこと。
4、鳴子を持って前に進む躍りであること。
こんな感じなのでけっこうwelcomeなお祭りだと思いません?
伝統あるお祭りだと住んでる人じゃないとダメだとかあれはするなとかなんだかんだと制限があるんでしょうけど高知のよさこい祭りはこういう入りやすい形をとったので一気に全国区へ広まったんでしようね。まさに近現代のお祭りです。今年のよさこい祭り2019は200チームほどが全国から高知に集結したんでその認知度が伝わるでしょう。
とまぁ軽めに【よさこいの歴史】に触れてみました。
さてさて。
練習編ということですがよさこい祭りに参加する方の絶対条件としてあげられるのがこの練習参加という掟。
これはもう抗うことのできない鉄の掟です。
僕の参加させていただきましたチーム【ミヤタジュクJAPAN】さんは6月末から週4から週5の練習がありました。
真夏のクソ暑い中、だいたい2時間、屋内外でみっちり練習するんです。汗が高校球児ばりに出ますよ。希望者には練習合宿もあるという熱の入れようです。
ですので時間的にも体力的にも耐えれなさそうな人は絶対におすすめしません。笑
しなやかな踊りやキレのある踊りなど様々な振り付けがあるよさこい踊りは素人の僕にとっては超難敵。
ただでさえ、振り覚えがめちゃくちゃ悪く、年齢もあってか身体も付いてこない。
おもっきり一人だけ反対方向、向いてるなんてザラ。関係ないところではげしめに飛んでたり。。。
自分がどんなふうに動けているかもよくわからないままとにかくフリを覚えることだけに必死でした。おそらくめちゃくちゃひどかったと思います。笑
息子(5歳)はというと2時間の練習。
集中力が持つわけもなく、話を聞いていなかったり、前の子と遊んでたり。。。セミを追いかけてどこかへ行ってしまったりと。。。笑
そんな感じのポンコツぶりを発揮していましたがDVDの動画を家で何度も見たり、インストラクターの方々によくよくご指導いただきようやく通して踊れるようになったのは本番の10日くらい前だったような。。。ほんとすいませんでした。
そんな感じなので細かい手の角度やらステップやらなんかはほぼ出来ていません。笑
でもね。
ミヤタジュクJAPANさんのモットーが『とにかく楽しく踊る!』もちろん楽しく踊るために最低限は覚えないといけないことはあるけども根本は『楽しむ』こと。
このコンセプトに乗っかって?いやちゃんと共感して練習自体も親子ともども、楽しく参加させていただけました。
他にも練習中に特に男性踊り子の方々には親子と共々ほんとに良くしていただきました。
よさこい祭りは大半が女性が踊るんですよ。
うちのチームも130人中100名が女性、30人が男性というくらいの比率。
なので少数派の男性人はけっこう結束力も増すのかも知れませんね。
とまぁほんと冗談抜きで暑く、大変な練習でしたけど楽しかったです。
35歳にもなってこんなふうに仕事や家族以外のコミュニティーができ、見ず知らずの人と2ヶ月に渡ってひとつの踊りを仕上げていくというまるで学生時代の文化祭みたいなノリが心地よかったですね。
まぁその分、インスタラクターさんや運営側の方々は大変な苦労をされていると思います。ほんとにありがとうございます。
仕事や家庭ももちろん大事ですがこんなふうに利害関係なしにみんなで1からなにかを作り上げて本番に臨むというこの感じ。
いくつになっても大切にしたいなぁと思います。
ここ数年、仕事一辺倒だった僕が、高知に来てだんだん人間らしいことが出来るようになり、ますます充実した高知ライフになっています。
続いては本番編。
しっかり写真もありますのでバンバンアップしていきますので乞うご期待。