衝撃的なタイトルで始めてみたいと思います。
まるで中世のエジプト?戦時中の日本!?強制肉体労働を髣髴とさせる。。。
そうここは奴隷大国高知県です!笑。
すいません。冗談です。笑。
そんな怖~いお話じゃありませんのであしからず。笑。
この時期、僕の住んでる市もそうですが秋ということで高知県ではいろんなところで季節労働のお仕事があります。都会だとなかなか聞きなれないですね。季節労働なんて言葉。田舎だとこんな仕事が当たり前にあります。
今回は農作物の収穫作業のお話です。
前にもご紹介した【稲刈り】
この稲刈りは特別しんどいんで本来の稲刈りはもう少しラクです。笑。
とにかく稲刈りなんかを筆頭に【みかんの収穫】や高知といえば【ゆずの収穫】もあります。
今回はこの【ゆず収穫】について書いていこうと思います。
毎年、10月~11月ごろにかけて露地モノ(屋外で栽培されるゆず)の収穫がピークを迎えます。
ちなみに2016年のゆずの国内生産量は、2万6000トン。
そしてダントツで1位なのが高知県。
生産量はなんと1万4051トン(シェア54%)
半分以上高知なのよ!ほんと高知の食生活にゆずがはびこってるのわかるわー!
次いでお隣の徳島県が3601トン(シェア14%)
すだちがスゲーのは知ってたけどゆずでもなかなかなのね。というか柑橘類だから一緒なのか?
3位が愛媛県が2967トン(シェア11%)
おぉここもみかん有名やよな~。やはり柑橘類ということで同類のたぐいのゆずは育てやすいのか?
というランキングなのでゆずに関しては高知に勝てる奴はいねー!!しかも両脇にナンバー2とナンバー3を従えてるんだからもう無双状態ですよ!
ゆずやらみかんやらすだちやら四国の風土は柑橘類が得意なのかもしれませんね。
そして当然ながら世界を見渡しても日本はゆず生産のトップに君臨するゆず大国なわけです。
まぁ話はそれましたがそんな高知のゆずの生産地で知らぬものはいないと言われるゆずの名産地があります。
高知県東部に位置する【北川村】です。北川村よ!すごいよねー!あのゆずの片割れの名前が表されている村。この偶然なのか必然なのかよくわからない事実。
どっちにしろ観光大使とかお願いしたらええのにね。あんな小さな村にゆずとかライブにきちゃったらもうどえらい騒ぎになりそうなのになー。楽しそう。
とにかくここ北川村のゆずは国内だけでなく、美食王国フランス等、海外にもたくさん輸出されているほどとにかくゆず。ゆず。ゆず。村を上げての一大産業なのだ。
そしてそしてそんなゆずの聖地、北川村で毎年、ゆずの収穫作業をさせていただいているのだ!
実はここ奥さんの親戚筋がもともとゆず農家さんをやっていたのだが今はほぼほぼ放置状態。
それをこの収穫シーズンになると全国津々浦々からいろいろな親戚の方々が集まって収穫作業に従事するのだ。
ね。季節労働感ハンパないでしょ。
『あぁ今年も11月のこの時期がやってきたかぁ。』みたいなノリでみんな集まってくんの。
しかしあなどるなかれ、そんなのんびりした雰囲気ではないのが現実だ。
僕の庭にゆずの木が生えてるんだ~みたいなスネオ的なノリじゃないの。
ココから~あそこに見える山の向こう側までゆず畑だから。。。くらいのサイズ感。
長い長い下り坂を誰でもええけど、自転車の後ろに乗せていけるような距離感じゃないの!
甲子園球場何個分なのか検討もつかないほど広大なゆず畑だ。アンビリーバボー!
こんな広大なゆず畑を管理していたのかと思うと本当に農業って大変なんだなぁと改めて思い知る。
さぁさぁ話ばっかりではダメなので収穫の様子を。
こんな感じでバンバン取っていくの。
5歳にもなると長男坊ももう立派な労働力よ。
大人が枝から落とした柚子を拾い集めて運んでくれる。こうやって昔の農村はこんな風景だったんでしょうね。
比較的、綺麗な柚子は【玉売り】と言って読んで字のごとくそのまま買い取ってもらうの。
しかし、表面が傷ついたり、汚れたりしてるゆずは果汁を搾っていきます。
この作業で子供達が大活躍!
みんな並んで順番に機械にゆずを放り込んでいく。
ちなみにこのゆず搾り機みたいなのはゆず農家さんならみんなけっこう自前で持ってるんだって。すごいよねー!
前述しましたがここのゆずは放置状態。ここ何年ももう農薬なんかは一切使用していないまさに完全無農薬栽培。またの名を勝手に出来る!という。笑
なので子供達が触ったり口に入れたりしても安心安全なわけです。
そんなこんなで子供達も半分以上遊びながらもしっかり頑張ってくれたようです。
最後に我が子のイカした写真でお別れです(笑)