高知で田舎暮らし始めましたブログ

大阪生まれ大阪育ち。生粋の大阪人。そんな僕が念願の田舎暮らしのため家族を連れて高知県へ移住。その中で思うことをつらつらと書いていく田舎暮らしブログ。

高知県の伝統文化を残していけるか!?べっちゃん家の新しい七五三。

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もう12月。今年も後わずかで終わってしまいますね。

2019年はどやったかなぁとまた振り返る時間を作りたいと思います。おもしろかったことランキングとかブログにしたら誰か読んでくれますかね?笑

 

来年2020年はなんといっても東京オリンピック。完全に、にわかミーハーですが楽しみで仕方ない!早くも2020年を待ち焦がれています。

 

さて。

今日は伝統文化を残していきながら新しい七五三というタイトルで始めさせていただきます。

 

長男坊がもう5歳に。

来年からは小学生です。ほんと子供の成長って早いなぁと親っぽいコメントも言えるような立場になりました。笑

 

5歳というと七五三ですよ。

 

この七五三ってなんで始まったんでしょうね。

ネットをたたいてみると起源は江戸時代までさかのぼるそうで時の将軍徳川綱吉の頃。

徳川綱吉と言えばあの【生類憐れみの令】を出したことで有名。犬を殺しちゃいけないということで犬将軍なんて呼称もある将軍。

 

徳川将軍のお歴々の中ではアホだと評価されがちな将軍です。確か中学の社会の先生も綱吉ディスりをしていた記憶があります。

 

しかし、僕は個人的にはこの将軍が好きです。将軍家として日本のためになにがしたかったんだろうというところを勉強していくとこの綱吉の真意に触れられるんです。

徳川綱吉は間違いなく当時の日本を良くしようとしていた将軍だと僕は思います。

 

。。。

 

。。。

 

 

こんな話いりませんね。脱線が過ぎました。

まぁとにかくこの綱吉将軍が自分の長男の健康祈願ために始めたお参りがきっかけという説が濃厚だそうです。でも綱吉将軍の長男は5歳で亡くなってるんですけどね。

 

願いは届かなかったというほうが現実です。

 

起源はそんなこんなでええのか悪いのかわかりませんが2019年のべっちゃん家の七五三に戻してまずはこちらの写真をみてもらったほうがいいですかね。

 

 

これが我が家の七五三の風景。

 


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奥さんがどうしても欲しいと言うのでゲットした七五三グッズもここでご紹介しておきますね。


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ぐぐっと拡大。


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千歳飴。

アートキャンディーショップの【パパブブレ】さんと【鹿児島睦】さんという人がコラボレーションしてデザインした千歳飴なんだそうです。僕は当然、知りませんが。笑。

 

この千歳飴を大阪帰省したときに百貨店で見つけ大興奮の奥さん。

 

『買っていい!?』と聞いてくるので『ええんちゃうー!』といいながら鹿児島睦さん調べようと思ってホームページに飛びましたが。。。

 

 

全部英語。

 

 

とにかく見て!!

 

www.makotokagoshima.net

 

 

 

オシャレがホームページからもこぼれ出てますね。

 

 

 

なので結局、僕はなにも理解できないままその存在すら忘れ、七五三の当日を迎えました。笑

 

 

そして、もうひとつかっこいいからという理由でを持ってます!

もう一度、スクロースして戻ってよく見てください。僕の手を!!

 

 

これは織田信長の秘刀、【へし切長谷部】のなんです!当然、模造刀ですよ。

 

 

が。

 

 

ご注目いただきたいのは鹿児島睦さんの【千歳飴】でもなく織田信長の【へし切長谷部でもなく子供たちが着ている羽織。

 


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実はこれフラフで作っているんです。

 

フラフってなに!?っていう高知県外の方々はこちらをご覧ください。

 

beeeee1600.hatenablog.com

 

高知の伝統文化であるフラフ。

職人が一点一点染め上げ手書きしていく素晴らしいモノなんですがそのフラフの行く末はというと。。。

 

タンスの肥やし!

 

残念ながらこれ以外にないです。

嫁入り道具とともにあつらえた着物なんかもそうでしょ?結局、1度も袖を通すことなくタンスの肥やしになってませんか?

 

フラフも小学生くらいまではこどもの日に上げられるみたいですがそのあとは何年もタンスの肥やしになってしまうのが現状。

 

捨てるにも捨てられないし。。。的なポジションなんです。笑

 

そんなフラフに目をつけたのが今回の七五三。

 

奥さんが勤めている会社さんで少しずつ形になってきている高知の伝統文化を残そうとするフラフを使った衣装作り。

 

これに乗っかって今回、べっちゃん家がおそらく全国で初めて!?かもしれないフラフ衣装での七五三に挑みました。

 

そしてこのフラフは義弟さんのもの。

奥さんの弟さんのためにつくられた30年くらい前のフラフ。これを裁断し作成したものを我が子たちが着ています。

 

なんかこういう形でもう一度フラフが日の目を浴びるというのは非常にいいことなんじゃないかと思うわけですよ。

 

高知県出身のお父さんだったら自分の子供の頃のフラフを自分の息子や娘たちに着てもらうこともできちゃったりするわけですよ。こりゃおじいちゃん、おばあちゃんも嬉しいじゃないですか!

 

着物なんかはどこでもやってますけど高知県の伝統文化フラフをこんな感じで使っていくことも素晴らしいことだと思います。

 

ちなみに中に着る襦袢なんかは奥さんの手作りです。あえてガラガラでいこうと袴もド派手な感じに。笑。

 

 

 

 

そんな高知の伝統文化、奥さんの手作り衣装、フラフのこれからの可能性など多くの思いを胸に秘め、

 

 

むかった肝心の七五三はというと。

 

 

。。。

 

 

。。。

 

 

 

行きしなの車で爆睡の長男坊は現地について無理矢理起こされ超絶不機嫌

 


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それをなだめたり、抱っこしたりするべっちゃんもイライラ

 


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次男坊はとにかく神社に敷き詰められている小石を拾い奇声を発しながら投げまくっています。

 


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我々、3人をみて奥さんは。。。

 

 

言うまでもありません。

 

 

そんな4人に写真係として付き添ってくれてるお義父さんはもうどうやって誰を写真に収めたらええのか収集がつかない始末。

 

 

これが現実です。笑。

 

そこからおみくじで気を引いてみたり。


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お義父さんが追い千歳飴を買ってくれたり。


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なんやかんやと機嫌をとりながらようやく最後はちゃんとお参りもすませ、七五三の行事を終えることができました。

 


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騒がしい七五三になりましたがこれもまた我々ファミリーの大切な思い出になりましたので大満足です。

 

 

この記事を読んでみてフラフに興味が湧いたり、これ使ってみたいとか思ったら是非、お声かけください。

 

 

それにしても千歳飴って全然、うまないな~。笑。