高知で田舎暮らし始めましたブログ

大阪生まれ大阪育ち。生粋の大阪人。そんな僕が念願の田舎暮らしのため家族を連れて高知県へ移住。その中で思うことをつらつらと書いていく田舎暮らしブログ。

魅惑のバレンタインデー!チョコだけじゃないのよ。


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先週はバレンタインデーでしたねー!

 


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名古屋高島屋はここ数年連続で全国のバレンタイン商戦で日本一に輝いている。

今年も【アムール・デュ・ショコラ】というバレンタインデーイベントを開催し、150ブランド、2500種類という世界屈指のチョコレートを揃えた結果、売上31億円、来場者数は100万人という途方もない数字を叩きだし、今年ももちろん日本一になったなんていう新聞記事があった。

 

 

【アムール・デュ・ショコラ】どういう意味だ。

 

 

また、女性が自分へのご褒美のためにバレンタインデーを楽しみにしているとかも最近の傾向ですよね。

 

 

【本来、男性より女性のほうが甘いもん好きだもんね。】

 

 

今年もこんなにメディアを賑わしているバレンタインデー報道を横目に。。。

 

 

 

僕の手元にあるのは1つ。

 

 

 

職場のおばちゃんから頂いたチョコ1つ。

 

 

 

高知にもバレンタインデーってありますよね。。。??汗。

 

 

まぁ僕自身の不甲斐なさの結果ということで甘んじて受け入れます。

 

 

 

あっ。奥さん入れとかんとね。

 

 

ちゃんといただきましたよ。

 

 

大阪時代は世間のOLさんらの例にもれず百貨店なんかに買いにいって舶来ものの高級チョコとか買ってきてくれてたんですが今年は珍しくガトーショコラを作ってくれ、とにかくありがたく食え的な圧をかけられながら頂きました。

 

 

どうもご馳走さまでした。笑。

 

 

 

さて。

 

 

こんな情けない結果しか出せてない僕から【なにが魅惑のバレンタインデーなのか】って話ですよね。

 

 

2月に入り、ことあるごとに僕は長男坊に『もうすぐバレンタインデーや。女の子が好きな男の子にチョコをあげるんやけど、誰かチョコくれそうな女の子おらんのか??』なんて聞いてたんですが当の本人はあんまりわかってないのか、興味がないのか、そもそももらえそうにないから上の空なのか。。。

 

 

全然、響いてない!!

 

 

 

大阪のおばあちゃんから送られてきたチョコを嬉しそうに食べてる場合じゃねぇ!!

 

 

いやいいんですよ。身内のチョコも。身内チョコには僕もずいぶんと助けられた記憶がありますから。笑。

 

とはいえ、やはり彼の主戦上は保育園なわけで。。。まぁこういう好きだの恋だのは小学生になってからなのかなぁなんて諦めていました。

 

 

そして、バレンタインデー当日。

 

 

我が家では普段から僕が保育園のお迎えに行く担当なんですが長男坊を迎えに行ってるのにもかかわらず『あー!長男坊くんのお父さんやー!』なんて感じで他の園児たちによくよく囲まれるんです。みんな長男坊より早く僕を見つけてくれます。

 

 

まぁ自分で言うのも変ですが保育園ではワリと人気のあるお父さんなんだと自惚れています。笑。

 

 

さらに踏み込んで自惚れを話すと男の子はまぁ普段から扱いになれてるんで力比べしたり、戦いごっこしたりするとけっこう来てくれるんです。

 

そしてさらに男の子だけじゃなく!なぜか女の子がめちゃくちゃ寄り付いてくれて色んな話をしてくれるんです。抱っこして要求も半端ないのは女の子のほう。

 

 

バレンタインデーのこの日もお迎えにいくといつも寄ってきてくれる女の子が4人ほど来てくれたので聞いてみた。

 

 

『今日はバレンタインデーやで!知ってるか?好きな男の子にチョコあげる日なんやでー!!』

 

 

なんて感じで聞いてみると。

 

 

『知っちゅうよ。お姉ちゃんと一緒にハートのチョコ作ったき!(ごりごりの土佐弁。)』

 

 

『あたしもママと作った!(娘がいるとこうなるのか。)』

 

 

『小学校の◯◯君にあげるねん!(ほー。年上ね。)』

 

 

もう。

 

 

完全に女子。

 

 

中高生女子のバレンタインデートークってこんな感じちゃうの??聞いたことないけど。

 

 

バレンタインデーに対する思考、認識、意識。。。なにせ女の子たちから繰り出される情熱みを帯びたトークの熱量に圧倒される。

 

 

我が長男坊との違いにびっくり。

 

 

これが女の子なのか。。。

 

 

しかし、僕は大人だ。

 

 

さらにもう一歩踏み込んで大人の怖さを教えてやろうと。

 

 

『そかそか。チョコ作ってるんやな!じゃあおっちゃんにはくれへんのー??おっちゃんもほしいわー!!』

 

 

と半ばセクハラ??みたいな質問を投げ掛けてみた。これが大人のおじさんの怖さだよ。笑

 

 

すると

 

 

『えー!おっちゃんにはあげる分、作ってなかったわー!今度はちゃんとあげるね!』

 

 

やら

 

 

『またなんかお菓子作るからそんときに持ってくるき!』

 

 

なんていう大人の女性顔負けの返し技。

 

 

こっこいつらわずか5歳にしてこの手のおっさんのいなしかたを熟知している。。。

 

 

やはり女の子は男の子(長男坊)の数メートル前をいっている。

 

 

しかし、ここからが本当の女の子の恐ろしさを垣間見た瞬間だった。

 

 

2人の女の子が近づいてきて

 

 

『チョコがない代わりに。。。』

 

 

と言葉半ばに

 

 

チューしてきたのだ。

 

 

両サイドからのチュー。

 

 

高額のシャンパンを入れ、とにかくテンションをあげあげにした店のキャバクラの姉ちゃんからすら一生に一度していただけるかわからないような両サイドチュー。

 

 

両サイドチューよ!!

 

 

正直に手を上げてみなさい男性諸君。

 

 

両サイドチュー経験したことあるか!?

 

 

自分の娘たちが小さい頃に【お父さん大好きー】ってチューしてくれた。。。

 

お母さんとおばさんが自分が小さいときに【◯◯くんは可愛いねー】とかいってチューしてくれた。。。

 

 

とか絶対ダメよ。そんなの数に入れないで!!

 

 

恐らくべっちゃん統計学では4%くらいしかいないんじゃないか。

 

 

4%といえばガリガリくんの当たり棒並の数値。

 

 

こんなことが保育園のお迎えに行った教室の片隅で行われているのだ。

 

 

このシチュエーションを考えるともはや天文学的確率だ。

 

 

2人からは『どう?うれしい?』

 

 

って聞き返され

 

 

一応、僕も

 

 

『そりゃめちゃくちゃ嬉しいよー!2人にチューされて!!』

 

 

なんて返したが僕の脳内は

 

 

 

女の子スゲー!女の子スゲー!女の子スゲー!

女の子スゲー!女の子スゲー!女の子スゲー!

女の子スゲー!女の子スゲー!女の子スゲー!

女の子スゲー!女の子スゲー!女の子スゲー!

女の子スゲー!女の子スゲー!女の子スゲー!

女の子スゲー!女の子スゲー!女の子スゲー!

女の子スゲー!女の子スゲー!女の子スゲー!

女の子スゲー!女の子スゲー!女の子スゲー!

女の子スゲー!女の子スゲー!女の子スゲー!

女の子スゲー!女の子スゲー!女の子スゲー!

 

 

 

 

が駆け回っていた。

 

 

大人の怖さを見せてやろうとした僕を返り討ちどころか、見事に首級まで取ってしまった彼女らはまだ5歳だ。

 

 

僕はもうすぐ36歳になろうとしている立派な中年。

 

 

こんな現実を目にしてしまうと我が子、長男坊がチョコをゲットして帰ってくる日はまだまだ先になりそうだ。