先日、大阪からお友達ファミリーがやってきてくれました。
大阪時代、長男坊が通っていた保育園でママ同士が仲良くなったのをきっかけに家族ぐるみのお付き合いをさせていただいてる
【小園一家】
今回は連休を利用して家族みんなできてくれました!
いやー。嬉しいですよねー!
大阪から遠路はるばる車で5時間とかかけて高知にきてくれるなんて。
なのでお迎えするべっちゃんファミリーとしてはなんとか高知の魅力をひとつでもお伝えしないといけないという使命感に燃えていました。笑。
そんな感じで2泊3日の高知を満喫してもらうための全貌を書いていこうと思います。
1日目。
集合場所は高知の西部、中土佐町に。
ここ中土佐町にはこのブログでも何度かご紹介している【久礼大正町市場(くれたいしょうまちいちば)】という高知県屈指の名スポットがある。
ひろめ市場ももちろん捨てがたいが僕はこっちのほうが好きだ。
市場の名前の由来は時の天皇、大正天皇が災害にあったこのへんの地域復興のために350円を寄付してくださり、そのことに感銘を受けた地元住民が大正町と名前を変え、それにともない大正市場になったと言われています。
漁師町の良さが現在にも継承されてるとてもイイ場所だと僕は思います。
大阪から中土佐町まではかなりの時間がかかってしまいますがまずは初日、こちらでどうしても高知の海の幸を食べてもらいたかったので運転手の小園パパにはがんばってもらいました。笑。
しかし、2月はカツオのシーズンでもなければ他の漁も積極的に行われておらず日によっては魚が並ばないこともある!と地元住民から聞いていたので前日までかなりソワソワ。当日も久礼大正町市場に向かう車の中で実は『魚ありますかねー??』と奥さんが電話で確認してたほど。笑。
幸い、その日はカツオも地物が入ってたり、ハガツオやブリ、鯛、うつぼなどなど高知らしいラインナップだった。
久礼大正町市場に着いてみるとコロナの影響なのか雨だったこともあるのか三連休初日にしてはびっくりするほど。。。
空いてるなー。
というか。。。
誰もいねー。笑。
まあ利用する立場だと好都合ですけどね。
いつも田中鮮魚店さんに言ってあれこれ注文。
『カツオはたたいて~ハガツオは刺身で~ブリはぬたで~うつぼはどうこうで~』などなど。
大阪から来た小園夫妻には僕が魚屋さんと何を話してるかさっぱりわからなかったそう。
高知では当たり前の食べ方を注文してただけなんですけどね。でもそれを聞いて『あぁ僕も少し、高知人になれてきたかなぁ』と嬉しく思いました。笑。
あとはもうひたすら食べるのみ。
朝11時という昼御飯にしては早すぎる時間。お腹が減ってるか減ってないかと言われたら微妙なタイミング。まぁでもこれも旅行あるあるです。笑。
高知県民伝家の宝刀、皿鉢料理にも使う大皿に豪快に盛り付けられた魚が登場。みんな感嘆の声。
個人的にはハガツオが最高に旨かった。。。県外ではあんまり見ない魚だと思うので食べてもらえてよかった。
長男坊は三度の飯より刺身が好きなのでもう軽い興奮状態。飯には目もくれずひたすらに魚を口へ放り込んでました。笑。
次男坊はいつものマイペース。
ご飯に添えられるたくあんばかりかじってました。安上がりなやつです。笑。
ワイワイしながら食べてる最中におもむろに小園パパがつぶやくんです。
小園家の子供達、小園パパ自身もどうやら魚が苦手なのだそう。
僕は爆汗をかきながら。。。
(べっちゃん心の声スタート)
おいおい。。。マジか。。。
高知は魚しか食うもんないぞ。。。
この初日はもちろん、あとの2日もゴリゴリ魚推し戦略しかないけど大丈夫か。。。
(べっちゃん心の声ゴール)
なーんて思ってましたがどうやら鮮度抜群の刺身たちは小園夫妻はもちろん子供達にも大ウケで『おいしい!おいしい!』と大皿2枚に盛られた魚はきれいさっぱり完食されました。
やっぱりあるんですねー!
もちろん鮮度がいいのが1番なんでしょうがこの久礼大正町市場の雰囲気だったり、旅行というテンションだったりが相まって苦手だったものまで美味しく食べれたりしちゃうんですよね。
思う存分、高知の海の幸を満喫してもらえました。
いやー。ほんとよかった!のっけから転けちゃうと後にも引きずりますからね。とにもかくにも久礼大正町市場さんどうもありがとうございました!イイ仕事してくれます!!
次の目的地。
せっかく高知県西部に来たんだからアレも見てもらわないとね。アレを。
そう!沈下橋だ。
ドラマや映画でも高知にロケがあったら必ずと言ってイイほど登場するのが沈下橋。
やっぱり見てもらわないとね。
中土佐町から車で一時間ほどだろうか日高村にある【名越屋沈下橋】へGo!!
目的地につくと、雨も上がって陽が指してきた。
こりゃイイタイミング。
清流仁淀川にかかる県内でも最長を誇る手摺のない沈下橋。ちょうど補修工事の最中で若干、足場が写ってますがまぁこれは仕方ない。
大阪の大和川や淀川では味わえない自然美と圧倒的透明度の水質。
喜んでもらえますよねー。ここは。
もう映えでしかないでしょ。
昔の人が生活のために川に橋をかけただけのもんがこんなにも観光レベルが高いもんになるなんて誰も想像してなかったでしょうね。
子供達は橋際から川を覗き込んでギャーギャー騒いだり、この寒いのに下に降りて水で遊んだり楽しそうにしてました。笑。
今日の観光はコレにておしまい!!
えー!?2ヵ所!?少なくない!?
と思ったあなた。
高知はとにかく移動距離がバカ長いの。
沈下橋のある日高村から今晩の宿泊地である安芸市の祖父母のお家までも2時間以上かかるからね。
大阪から遠路はるばる運転で疲れてるだろうから早々に宿泊地へチェックインしないとね。
そこからはひたすらに東へ車を走らせる。
途中、僕たち家族のお気に入りジェラート【THE CREAM】さんに立ち寄って休憩なんかも挟みながら。
ここはほんとジェラートが美味しい。高知の食材をふんだんに使用したジェラートなんかも名物なのでべっちゃんファミリーにとっては外せない場所。
ここのジェラートがいかに最高かということだけをつづった僕のブログも貼っておきます。
しかもこの品質この味で驚きの290円というプライス。(サイズにより価格は変動します)
小園ママもこのお値段にはびっくり。大阪じゃ絶対ありえないお得さです。
県内の人も県外の人も絶対、食べに来るべきお店です。
16時頃かな。本日の宿舎、安芸市の祖父母のお家に到着しました。
さぁつくなり早々に今度は夕食の準備(笑)
田舎ってとにかくお腹いっぱい食べてもらおう精神がすごいんですが僕自身もとにかくお腹いっぱい食べてもらいたいんです。これはやっぱり飲食やってたからでしょうね。それに田舎の精神も相まってとにかく食事が最優先。笑。
今夜のメニューは久々の【ピッツァリアべっちゃん】が開店しました。
といっても今回はもちろん僕も作りますが子供達にもしっかり作ってもらいました。こうやりやー!とかそれ美味しそうやん!などなど談笑しながらのピッツァリアべっちゃん。それだけ僕もピッツァ作りに慣れてきたということでしょうか。
とにかくチーズ先に!先に!先に!と乗せたがる長男坊。いやいやソースが先やねん!という父の声は届かず。。。
1番積極的にピザ作りに参加してたのは小園家の特攻隊長サホ様。
重たいパーラーをもろともせず頑張ってピザ窯へ運んでました。笑。
ここにお義父さんが用意してくれた手作りパンやチキンのダッチオーブン料理にも舌鼓。とにかくお腹いっぱいになりました。
こんな感じで早めに始まった楽しい夕食はどんどん陽が暮れていきすっかり夜に。
子供達も久々の再会でテンションあげあげで遊んでた分、夜はコロッと寝てくれました。
長男坊は自ら小学生のお兄ちゃんと二人で一緒に寝るという快挙も達成。すばらしい旅行のテンション!!笑。
子供達が寝静まってからは大人のトークタイム。
子育てのことやら大阪の話、高知の話、くだらんことまでワイワイ話し、楽しい時間を過ごせました。
初日はこんな感じで幕を閉じました。
さぁ後2日、しっかり高知を楽しんでもらわないとね。
高知を満喫してもらうブログはまだまだ続きます。