高知で田舎暮らし始めましたブログ

大阪生まれ大阪育ち。生粋の大阪人。そんな僕が念願の田舎暮らしのため家族を連れて高知県へ移住。その中で思うことをつらつらと書いていく田舎暮らしブログ。

古民家ってこういうもんなの!?なんだか不安の残る初の内見。


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古民家ブログなんだか楽しみにしてくださる方が多いみたいでとってもうれしいです。

 

 

ただ!皆さん大いなる勘違いをしていらっしゃるのでここで注意書きを。

 

 

僕が古民家をフルリノベーションするブログじゃないですよ!

 

 

よく、youtubeとかで古民家のフルリノベーションを自分でやりました!的な動画ありますがそれとは違います。

 

 

もちろん自分でいじれるところはいろいろとやりますし、やりたいですが左官仕事やったり、屋根補修したり、そんなんできませんから。

 

 

ちゃんとやってもらうところは当然、大工さんや電気屋さん等々、職人さんにお願いしていますので。

 

 

なので僕のDIYの本領が発揮されるのはこれからです。

 

 

ちなみに今、マキタの充電式インパクトドライバーを近所の機械屋さんに見積もってもらったところで凍り付いてます。。。47600円。。。高い。。。

 

 

 

さて。前回は自分の足で古民家を発見し、不動産屋さんに連絡したんですがなんだかいまいちパッとしない電話でのやりとりで終わったところからでしたね。

 

 

『あ~あの物件ですね。。。』

 

 

『あれは~。。。』

 

 

『とりあえず1回見に行きましょう!』

 

 

ということで後日、日程を合わせてもらい現地集合することになりました。

 

 

当日、現地に向かうと背の高い中年のおじさんがスーツ姿で立っていました。

 

 

おぉ。

 

 

ビジネスマンっぽい金属フレームのスッキリしたメガネ。

 

 

おぉ。

 

 

大きすぎず派手すぎないキッチリとした腕時計。

 

 

おぉ。

 

 

右腕にはタイガーアイだけのパワーストーンの数珠。

 

 

おぉ。

 

 

目が合うなり元気よく

 

 

『おはようございます!べっちゃんさんですね。初めまして○○不動産の○○です。このたびはご連絡いただきましてありがとうございます!』

 

 

おぉ。

 

 

。。。

 

 

。。。

 

 

 

おぉぉぉぉぉぉ!不動産屋さんっぽい!

 

 

 

前回、きれい吹き飛んだ僕の不動産屋さんのイメージをまた戻してくれるほどの印象。

 

 

高知市内にはこういう不動産屋さんがいるのね!となんだか期待も膨らみます。

 

 

えぇ~ではまずさっそく内見してみましょうか?

 

 

そうですね~。(ワクワク)

 

 

いざ室内へー!!!

 


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写真の通り、玄関と思われる場所はなぜか固く閉ざされているので勝手口からの侵入。

 

 

暑い日だったのもあいまって家に入るとム~っとした熱気がすごい。

 

 

まっくろくろすけならまだいいけど確実にゴキブリとかムカデとかネズミが生息してそうな気配。

 

 

畳の匂いなのか木の匂いなのかわかないけれどとにかく古物の匂いがする。

 

 

ちょっと待ってくださいね~ガラガラガラガラと雨戸と窓をあけてくれる。

 

 

初夏の暑い日差しが差し込み家の全貌が明らかに。

 

 

ん~暗い。

 

 

南向きの窓なのにけっこう暗い。

 

 

築40年ということで比較的キレイなところはあるけれど床下なんかはいたるところシロアリに食い散らかされてボロボロ。

 

 

注意して部屋に入らないと底が抜けおちる。

 

 

後、普通に家具とか置いてる。

 

 

なんならおじいさんとおばあさんの遺影まで高らかに飾ってあった。

 

 

あぁ~こういう人が住んでたんだ~って奥さんと二人で無言で見上げてる。。。

 

 

アーメン。

 

 

息子たちは床でひっくり返って死んでいるゴキブリを見てギャーギャー騒いでいる。。。

 

 

アーメン。

 

 

 

カオスな画。

 

 

 

とにかく危ない場所もたくさんあったので内見はそこそこに次は敷地の説明。

 

 

 

不動産屋さんについていくと

 

 

 

『え~っとどこやったかな~?』

 

 

 

と。大きめの独り言。

 

 

 

そりゃそうよね。こんなだもん。


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緑!


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緑!

 


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家の正面はまだマシだけど周囲は完全に藪。

 

 

 

雑草が生い茂り、家の境界を示すはずのピンが見つからないのだ。

 

 

 

汗だくで草をかき分け、直径3センチほどのピンを探す不動産屋さんが気の毒になって思わず、

 

 

 

僕:もういいですよ~。と。

 

 

 

不動産屋さん:また調べときますね~!なんていいながらだいたいこのへんからこのへんですね。

 

 

 

てな感じでざっくりを教えてもらう。

 

 

 

ではコレを。

 

 

 

手渡されたのは家の外観写真、坪数、築年数、価格。だけが書かれた紙1枚。

 

 

 

僕:あの~間取り図とかは?

 

 

 

不動産屋さん:あぁないですね~。要りますよね~?

 

 

僕:はい!ほしいです。(心の声:間取り図がない家ってあるんか!?見たらわかるやろ?的なノリか?)

 

 

不動産屋さん:ではこれから作ってもらいます!

 

 

僕:(心の声:今まで案内したお客さん誰も間取り図をほしがらなかったのか!?こっちがメモしておかないとあかんシステム!?)

 

 

 

とまぁこんな感じで家の案内を終えました。

 

 

思ったのはやはり古民家は想像以上に古民家。

 

 

ボロすぎてここで大丈夫なんか?不安になっちゃうくらい。

 

 

後はこんなにも資料とか情報がないものなのか?というもの。

 

 

正確な建築年月日や耐震補強はしてるのかだとか。

 

 

家が建つ前はどんな土地だったのかだとか。

 

 

みんなそこまで気になったりしないものなのだろうか。

 

 

意気揚々と乗り込んだ初の内見はなんだか不安を残す結果になったのでした。

 

 

つづく。