こんばんわ。
高知県で古民家暮らしを始めたべっちゃんです。
今日は古民家暮らしをスタートさせたと同時に始まった僕の薪ライフについて書いていこうと思います。
7月の暑い日にこの古民家移り住んだんですが当然、その時期は薪なんてもん必要ありませんよね。高知の夏は灼熱ですから。
しかし、薪ストーブ愛用者は冬の準備のために薪をせっせとこしらえないといけないわけです。
なのでこの夏に薪を作らないと冬、死ぬよ!!
というのを頑張って説明しても、うちの奥さんにはイマイチわかってもらえない。
いや当然、薪を準備しないといけないのは奥さんもわかっているんだが
『それ、今いる!?』
を決まり文句に一向に薪準備に取り掛かれずにいました。
引っ越したばかりで今はそれが最優先じゃないでしょ!!ってことです。まぁごもっともかもしれませんが。。。(笑)
おかげさまでずいぶんと長い時間をかけて本題でありますチェンソーについて下調べできたのでべっちゃんがオススメするチェンソーをご紹介していきます。
チェンソー選びのポイント
1、軽いこと。
これはもうね必須といっていい。だいたいエンジンで動いてるもんを手に持つということ自体慣れてない。めちゃくちゃブルブルします。とにかく持ってるだけでも大変なのにさらに重いなんてのはもってのほか。
2、どんな木を切るのか。
普通、これが一番最初に気を付けないことなのかもしれませんが僕にとっては2番目でした。
それくらい1番目の軽いというのがポイントです。
薪ライフと言いましてもいろいろな形がありまして、自分で山を持ってたり、他人の山でも構いませんがとにかく自分で山に入って立ってる木を切るんるんだ~って人もいらっしゃるし、いやいや材木屋さんから原木を購入して、自宅の庭や作業場で玉切りするんだ~なんて人もいらっしゃいます。
それによって当然、選ぶ道具が変わってきますよね。山の中で木を切る人にコンセント式の電動チェンソーはおすすめできないし、どれくらいの大きさの木を切るかでガイドバーの長さやエンジンの大きさなんかも変わってきます。
いったい自分はどんな木を伐りたいのか。このへんが明確になっていたらチェンソー選びもラクになります。
3、どこのメーカーがいいの?
これは好みが大いに影響します。もちろんエンジンの性能だったり、安全性能だったり、各社多少の違いはあります。
海外製品だったらやはり『スチール』めちゃくちゃ人気だったり、他にも『ハスクバーナ』なんかもカッコいい。国内に目を向けてみるとみんなが知ってる工具メーカーの『マキタ』や『リョービ』『日立』なんかもあるし、ちょっと深堀りしてみるとみんなが知らないような農機具メーカーだったり。
といった感じでしょうか。笑
はっきりいいます。
初心者にこんなこと考えれない!!
だと思います。
どんな木を切るかって?
そんなの今まで木なんて切ったことないのにわかんねぇし、今はなくても後から山GET!みたいな展開になるかもしれねぇじゃん。
メーカー?
そもそもチェンソーのメーカーなんて知らねぇよ。
ただし、チェンソーだったらこのメーカーがいい!って決まっちゃってる人は迷うことなくそちらへ。
他にもエンジンの細かい仕様なんかが好きな機械好きの方は三菱重工?ヤマハ?ホンダ?昔はロビンもあったな~。などメーカーから見るのもいいかもしれません。
トヨタや日産、ホンダなら選べるけどチェンソーメーカー選ぶのってちょっとよくわからんぞ。。。
みたいな状況に陥りました。笑
もちろんカタログ取り寄せたり、見に行ったり、実際、林業してる人に聞いたりもしましたが。。。
結局のところ!!
初心者ってこんな感じじゃないですか?
できるだけ汎用性が高く、オールマイティであって。
できるだけ安価で。
できるだけ耐久性もあって。
できるだけ簡単ラクチンで。
できるだけ安全で。
みたいな感じ。
僕も最初はとにかく失敗したくないので上記のような条件を網羅している製品を探していると。。。。
あるんです!こんな初心者にめちゃくちゃ都合のいい商品が。笑。
しかも、各社こういったオールマイティモデルやらオールラウンダーモデルを出しているのだ。さすがメーカーもよくよく考えて商品展開していますよね。まんまと僕はひっかかりました(笑)
その中で知りえた僕のオススメはコレ!!
・エンジンサイズは35cc相当のクラス。
初心者が持つにはちょうどいいクラス。そこそこ太い木もなんなく切れちゃうパワー。
今のチェンソーはエンジンの力から刃を回転させるエネルギー効率も非常に向上しているので35ccを持っていれば相当いろんな木が切れます。
・騒音が問題ないならエンジンタイプ。騒音が問題なら充電バッテリータイプ。
住宅街の真ん中でエンジンチェンソーはかなりうるさいです。笑。
これは今いる住んでる環境がどんな状況なのかを把握しておくことでパワーのエンジンチェンソーか静かな充電バッテリーチェンソーか。
・ガイドバーは35cm~40cm
35ccクラスのチェンソーだとこのぐらいがベスト。これより大きすぎると実際に切ってみると能力を発揮できないみたいです。フムフム。
・メーカーは家の近くにある機械屋が扱っているメーカー。
ホームセンターで購入するって方も多いです。もちろんそれでも全然大丈夫ですが要はなんかあったときの対応の速さです。
故障してホームセンターに持っていって一旦、お預かり、そこからメーカーのほうへ連絡を取り、修理のために発送し。。。なんて時間がかかりますよね。
近くの機械メーカーさんだったらサービスマンが常にいらっしゃるのでその場で修理してくれるし、いろいろと聞くことができます。
この違いですかね。
特に修理対応の不安などが気にならない場合はホームセンターやネットでもええと思います。まぁよそで買ったものを修理のときだけ機械屋さんに持っていくこともできますが。。。
・そして上記の要件を満たしているチェンソーの中でもっとも軽いもの。
実際に作業してて痛感するのがやはり重さ。
さっきも書きましたが手元でエンジンがブルブル震えている状況。なれない状況で重いは初心者にはなかなか厳しいんじゃないかと。
最終的に僕が判断した基準がこんな感じでした。
その結果、選んだチェンソーはこちら。
ゼノアさんは日本の農機具メーカーさんでなんと創業110年という超老舗。海外メーカーのハスクバーナさんと合併しています。
どのクラスかというと。
Zenoah チェンソー G3401EZという商品。
排気量 33.4cc
本体質量 3.4kg
ガイドバーサイズ 14インチ(35㎝)
上記の条件をすべて満たしている初心者の僕にとってはベストなチェンソーに出会えました。
1時間くらいの切り作業もなんとかやっていってます。そもそも体力不足なのは否めませんが(笑)
エンジンの始動や操作性も問題ないですし、とにかく近所の機械屋さんの対応がとってもよくっていつでも相談にきてくださいね~なんて言ってくださるのがいい。
もちろん性能や価格は購入判断の基準として重要な役割を果たすのだがやっぱり人からモノを買うということですね。
おまけ。
僕が迷いに迷った商品も載せておきますね~。
世界のスチール。やっぱり憧れですよね。薪活してるストーブユーザーの多くはスチールだという記事をみたことがあります。スチールはネットでも販売しておらず販売店だけしか買えないという売り方。僕の場合は販売店が遠いというところで除外されてしまいました。
あのマキタですよ。マキタのリチウムイオン式工具は汎用性もあって非常に便利。
なによりほんと音が静か。エンジンタイプとこんなに違うんだ~と驚きました。
べっちゃん宅も周りは住宅ですがご近所さんに聞いてみたんです。『チェンソー買おうと思うんですがやっぱりエンジンタイプだとうるさいですかね~?』と。
じゃあ即答で『いやみんなエンジンの草刈り機やらバンバン使ってるからまったく気にならんよ』と(笑)