高知で田舎暮らし始めましたブログ

大阪生まれ大阪育ち。生粋の大阪人。そんな僕が念願の田舎暮らしのため家族を連れて高知県へ移住。その中で思うことをつらつらと書いていく田舎暮らしブログ。

36歳にして生まれて初めて大学というところでお勉強しました。

こんばんわ。

 

高知で古民家暮らしを始めたべっちゃんです。

 

今日はインテリな話題でブログを綴っていきたいと思います。

 

2020年7月から僕は土佐FBC(フードビジネスクリエイター)という組織でお勉強を始めました。

 

そもそも土佐FBCってなんぞや?というところからお話しさせていただきますと事業の目的はこういう人材を育てるためにやってる組織です。

 

 

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研究開発の基礎となる知識・技術力を有した食品産業従事者を養成します。 養成人材は自ら商品開発や分析・管理等の技術業務を担えるスキルと考え方を身に付けていただきます。
BBコースは、国家戦略プロフェショナル検定「食の6次産業化プロデューサー(食Pro.)」のレベル1~レベル3までの資格取得にも対応したプログラムです。

 

 

とまぁこういう事業目的をもった組織です。

 

 

ちょっと難しいですね(笑)

 

 

とにかく、高知大学高知県自治体などが協力し合って『食で稼げる人を育てよう』ということを目的に立ち上げられた組織で【食】について学べる学舎です。

 


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 こんな感じの講義内容がありなんとトータル121時間。

 

 

なんという膨大な授業数だ。

 

 

わかりやすくいうと毎週2回。

18時~21時から3時間の講義を受けるのが基本的な流れ。

 

 

例年と違うのは毎年、高知大学内での講義となるが今年はコロナのためほぼすべての講義がオンラインによる自宅受講型講義だったことだ。(なので実際に大学のキャンパスに入って講義を受けたのは数回。。。)

  

今の仕事上、開始時間には間に合うが、小さな小さな古民家に住んでいるのでなにせ子供たちにこの時間だけは邪魔するでない!と言い聞かせるのが至難の業。。。

 

奥さんの仕事の帰りが遅い日は当然、欠席。

長男坊がおなか痛くなって病院、欠席。

次男坊が暴れまわってケガ、欠席。

チャオ(愛犬)が嘔吐して看病、欠席。。。etc

 

そのたびに授業を欠席し、後日、補講を受けるという情けない状況でした。

 

毎回きっちりと受講されている同期の方々はほんとすごいと感じました。

 

コロナの影響で在宅ワークが浸透しつつありますが僕自身は仕事場でやりたい仕事だけに集中できるって環境があるってことはけっこういいことなのかもと思いました。

 

講義の序盤はひたすら食品に関する学問。

 

 

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こんな図がたくさん出てきました。。。

 

おぉもう心折れそうだ。。。

 

全然、わからんのですが難しすぎて何を質問したらええのかわからん状態に。。。

 

久し振りに管理栄養士の友達に連絡して『アホでもわかるように教えてくれ~!』って頼んだんですが『15年前に私が勉強した時ですらわからんのにあんたがわかるわけないやん!』と一蹴。

 

あぁ頼みの綱が。。。

 

でもわからないなりに何度か動画を見直したりして少しはわかったつもりです。

聞きたい人いらっしゃいましたら今度、僕の化学の授業しましょうか。スイヘーリーベ。。。から(笑)

 

他にも多種多様な講師陣が勢揃い。

こんな人まで講義してくれるんですか?みたいなサプライズ的なことも。

 

6次産業化、マーケティング、経営戦略なんかの講義は元々興味があったことだからめちゃくちゃ面白い。

 

 

実験室で化学の実験したり


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最先端の農業現場研修もあったりと


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最初は途方もないほどの授業数だと思っていましたがほんとあっという間に終わってしまった気がします。

 

あぁ終わってしまったんだという名残惜しさと圧倒的充実感を得ることができました。

 

『食』に関することを生業にしている人やこれから『食』について知りたいな~って人は絶対に受講したらいいとはっきりオススメできます。

 

 

で。終わりじゃありません!!充実したよ!って話も大事なんですが

 

 

僕がこの土佐FBCを受講した大きな理由。

 

 

1、今まで感覚的、経験的にやっていたモノをもう一度、専門機関で学びなおしてみたかった。

今まで自分がやってきた商売や食の感覚というものは実際に働きながらたくさんの方々のご指摘をいただいて自分なりに形成してきたもの。これを学術的な面から見たらどうなんやろ?っていうのが一番の理由。

あぁ間違ってなかった!という確信も持てるところもあったし、もちろんすごい講師陣なので新たに吸収することも山ほどあった。そして、これは自分が間違ってるな!修正せんとあかんな!っていうこともあった。

 

これは十分に達成できた。

 

2、学んだことを絶対に協力隊の任期中に現場で活かして喜んでもらう。

年を取っていけば現場から離れて管理職やらなんやらになっていくのかなぁと昔は思っていましたが現在36歳ですがやっぱり現場が好きです。

せっかくこんな機会をいただいて勉強させていただいているんだから1つくらいは現場に落とし込まないとね。

 

これは2つ達成できました。

 

USP(ユニーク・セリング・プロポジション)分析酵素製剤の導入

 

 

実際に成果を発揮しています。

 

 

研修や講義、人からの教えでもなんでもそうなんですが受けた後、聞いた後って充実感と満足感に満たされているけれどなにもしなければどんどん薄れていきますよね。

 

若いころに僕もたくさんいろんな研修や講義を受けてきました。

オススメされたものや興味がありそうなもの、興味がないものなんかも見境なく受けまくってたので気が付いたらネズミ講の講習だったみたいなのもありましたね(笑)

 

けどほとんど忘れてます(笑)

 

でも、実際に現場に落とし込んだものっていうのは絶対に忘れることはありません。

 

インプットしたらアウトプットする!!

 

20歳の時に学んだ『ランクアップノート』というデスノートの次にあやしげなノートの書き方なんて36歳の今でもやってます。

 

だから僕は学んだことは現場で活かしてなんぼだという精神でいます。

 

今はまだ卒業したてでスカスカの脳みそが知識や知恵で珍しく潤っています(笑)

 

 

脳みそがカラカラになる前にもうひとつやふたつ、何か現場で実践できることをやりたいと思っています。