こんばんわ。
古民家暮らしを始めたべっちゃんです。
今日は衝撃のタイトル『家が無くなった』お話。笑。
2020年7月から今の古民家に住み始めたんですが2021年、年明け早々になんと隣の古民家(築100年)が取り壊されることが決定し、ユンボがドドドと入ってきてわずか一週間できれいさっぱり跡形もなくなりました。そのおかげで大量の薪材料をいただけたのは前回のブログでご紹介させていただきました。
それまでうちの古民家に隣接していたから壁の役割になっていたんですが。。。もうね。丸見えになってしまう事態に。
特に洗濯物を干していたスペースが丸見えになってしまうのでこれはなんとか目隠しせんといかんな~ってことでDIYが始まりました。
今回は約2週間。週末でさくっと仕上げた簡単リノベについて書いていきたいと思います。
問題の丸見えゾーンはこれ。
ほんと丸見え。お隣に家があったから外壁なんかもまったく工事してなくって超開放的に。笑
ここに板を張っていくという作業です。
まずは材料調達。
DIYの基本ってやっぱりホームセンターに行っていろいろと資材を物色するんですけどやっぱ高いのね。
そこで今回は知り合いの木材屋さんにオーダーすることにしました。
4メートルの杉の板を40枚。
けっこうな量になりました。これをホームセンターで買うと運搬するだけでも大変なのが納品もしていただけるので非常に助かります。
しかもかなり安い!!物量がいる場合はやっぱり専門業者さんに頼むのがいいと思います。普段、なかなかお付き合いすることもないでしょうけど、勇気をだして問い合わせてみることをオススメします。
さっそく届いた板をまずは防腐処理&塗装していきます。今回はノンロット205Nという油性の浸透系塗料を使っていきます。
屋外で木製のものを使うときは防腐処理は必須です。そして2~3年に一度は塗りなおしすることが大切。
ここでは子供たちも手伝ってくれて作業がスムーズに?進んでいるんだどうなんだか(笑)まぁワイワイ言いながら楽しく汚れながらできたのはよかったですね。
次に割り付け。
既存の柱に板を張っていくので柱にエンピツで印を書いていきます。こんな感じ。
後は都度、水平を確認しながら板を張っていく作業になります。
この壁作りでのポイントは
1、自分の気に入った杢目を並べてから張り付けていく。
木は当然ながらすべて杢目があります。また今回使用した杉は赤っぽいものや白いものなど色の違いもあるのでそれを考慮しながら並べました。また木にはフシなるものがあり、穴がぽっかり空いたものもあります。こういうのはできるだけ目につかないように下のほうに使ったりとそういうことに注意して貼り付けていきます。
2、金具はステンレスがGOOD!!
今回は、ステンレス製のコースレッドを使いました。ステンレスは水に強いので錆びにくい。金具が錆びてしまうとそこから木が腐ったりするので大事なポイントですね。
本当はステンレスの丸頭の化粧釘を使いたかったんですがホームセンターで手に入らなかったので今回はコースレッドにしました。
とまぁ基本を忠実に抑えての作業となりました。
完成形。
約10メートルあります。
途中、コースレッドが無くなって追加で買いに走るというDIYあるあるもありましたがこれで外に洗濯物を干しても堂々と見えることもなくなりました。
今回はラクチンポンのDIYでしたがいざやろうと思うとなかなか腰が上がらないんですよね。作業場所も道具も必要ですし。
でも家が無くなったらさすがにやらないといけなくなります。笑
<今回の費用>
杉材4000×90×15 40枚:13,000円
コースレッド(ステンレス):2,000円←ここは大容量パックを買えばもっと安い。
塗料(ノンロット205N 3.5L):8,000円←少し余りました。
合計:約23,000円
<今回使った道具>
インパクトレンチ
下穴開けのドリル
丸のこ
差し金
水平器
塗装用の馬
etc...
突然、隣の家が無くなったので壁を作らないといけなくなったという方の参考になればと思います。