めちゃくちゃ古い一枚板をテーブルにDIYしてみました。
こんばんわ。
高知で古民家暮らしを始めたべっちゃんです。
今日は前回の記事
こちらの完成編になります。
前回はこんな感じだったんですがここからあとはもうひたすら磨くのみ。
磨きに使う道具はこんなの感じのもの。
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Bosch(ボッシュ) ランダムアクションサンダー GEX125-1AE 価格:10,978円 |
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価格:10,270円 |
まず初めは120番という比較的、粗目のサンドペーパーで磨いていきます。
この段階で一枚板にできた『逆目(さかめ)』をきれいに除去していきます。逆目とは刃が木の繊維とは逆方向にあたることで、繊維が反ったものをいいます。
正直、こんなもので!?!?と素人だと発見困難なほど小さな逆目もありますが木工加工においてこの逆目の処理は製品の見た目の美しさに非常に影響します。
べっちゃんはこの逆目とりの作業におそらく4時間以上は費やしたんではないでしょうか。。。おそるべし。。。逆目。。。
目視できる逆目をすべて研磨で取り除いた後は240番というサンドペーパーで磨いていきます。この240番で磨くことで表面がかなりツルツルになっていきます。この240番磨きも3時間は磨いています。
そして最後に320番という非常に細かいサンドペーパーで仕上げの研磨を行っていきます。240番で磨いた表面のツルツルさに光沢が出て、さらに肌触りのよい仕上がりになります。さらに磨きをかけたいかたは羊毛やパフなどで磨くとツヤツヤになります。
もちろん全行程、機械で届かないところは手で磨くんですよ。
ここでいったん磨きは終了。
次の段階、塗装に入ります。
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価格:572円 |
今回僕はこの油性ニスをチョイスしました。これを選んだ理由は3つ。
1、ホームセンターで手軽に手に入る商品。
僕の家の近所のホームセンター2件で同じものが売ってました。気軽に手に入るもので作ってるの見たくないですか?笑
2、水性より油性
油性ニスのメリットはなんといっても耐久性。そのぶん、乾かすのに時間かかったり、高価だったり、匂いがきつかったりします。今回のテーブルも実生活でガンガン使うし、子供がなんかこぼしたり、ぶつけたりしそうだから。
3、ノーマルニスよりウレタンニス
これもウレタンニスのほうが圧倒的に塗膜が厚くなり、耐久性がますためだ。そのかわり、木の本来の質感なんかはグッと下がってしまう。
この油性ニスをせっせと刷毛塗りしていきます。刷毛の使い方は細かく塗るんじゃなくてサーっと大きく長く塗ったほうが綺麗に仕上がります。
ただし、ほんとうに匂いが強烈なので必ず換気しながら行ってくださいね。
ここまでくれば作業もいよいよ終盤戦。
塗って、乾いたら。。。。
また240番で研磨。
また塗って、乾いたら。。。。
仕上げに320番で研磨。
この工程だけでも3日くらいかかってます。苦笑
最後に脚をつけて完成です。
今回はこちらのベンチ用の鉄脚を使用させてもらいました。
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価格:19,980円 |
けっこう分厚い板だったので華奢な鉄脚はいやだったのでゴツメの鉄脚をチョイスしました。
完成品がこちら。
ええ感じでしょ。
このチギリがええ!!
今はソファー用のローテーブルとして活躍してます。
一枚板テーブルDIYのまとめ
1、もう当分、ほんとうに当分の間、一枚板テーブルつくりはやらねぇ!!めちゃくちゃ大変だから(笑)ほんとこんなに時間のかかるもんだとは思っていませんでした。
2、とは言えできあがりはめっちゃかっこいい。特にチギリが入ってるのとかがたまらなくかっこいい。
3、使用した工具類。
・プレーナー(一般の家にはまずない)
・鑿(こいつがあれば何でも彫れる)
・研磨機(地獄の研磨)、サンドペーパー
・塗料、刷毛
とまぁこんなもんかな。道具さえあればすぐできます。
そして気になる制作費用は。。。。
一枚板:無料
鉄脚:8980円
サンドペーパー:1000円
塗料、刷毛:1000円
合計:10980円
時間があり方は是非、作ってみてください!!