こんばんわ。
高知で古民家暮らしを始めたべっちゃんです。
3年間の任期を終え、無事に地域おこし協力隊を卒業することができました~!
ということで今日は協力隊についていろいろと包み隠さず書き連ねていきたいと思いっます。
1年目 仕事編
2018年の7月に着任しましたが、未曽有の豪雨(2018年西日本豪雨)の影響によって高知県もずいぶんと災害が出ました。そんなときに忙しいのが市役所なので着任早々、職員の皆さんがバタバタしているもんで、な~んにもすることなく2週間ほど過ごしたのが印象的でした(笑)
それから仕事場となる事業者さんのところへ行くことになり、毎日、毎日、深夜までアイス作りが始まります。ときには朝日が昇ってくるまで仕事してました。高知に来ていきなりのブラック洗礼でしたね(笑)
まぁ当の本人はけっこう楽しくやってたので全然、苦になりませんでした。仕事大好きなのでこのへんは大阪時代からまだまだ余韻があったんでしょうね。
とまぁ西日本集中豪雨でなんにもお役に立てずとにかくデスクに座ってるだけののんびりしてた2週間から急に忙しくなるという天地がひっくり返ったようなデビュー!!
後日、残業しすぎで市役所からお𠮟りが。給料と残業代が同じくらいになってましたから(笑)あれやこれやと事情を説明したら、今度は事業者さんが怒られていましたね(笑)
そんな感じのデビューでした。
他にはその年の秋にはさっそく高知県の移住者の先輩として大阪へ移住相談員としてイベントに参加したりして、今度は高知の魅力を発信する側になりました。
移住イベントに来てる人って自分のなかで移住するって決めてる人が多いんですよ。ただ、移住したいなぁなんて人はネットなんかの知識で済ませて終わりだしね。何事も知ってるだけと行動するのは大きな差ですよね。
わざわざ時間を作って移住イベントに行くっていう行動をしてる方に僕がすることと言えば、そ~っと背中を押してあげるくらい。
ただ、この背中を押す役目は生まれも育ちも高知県民よりもやっぱり移住者がいいと思います。見えない安心感というか仲間意識というか移住者にしかわからないものを共有することができるからです。だからこれからも高知へ移住したいって人への協力は惜しまず続けていけたらなぁと思います。
これがきっかけで卒業ギリギリまで移住相談の仕事が色々と舞い込んできましたね!
1年目 プライベート編
プライベートのほうは大阪のときからは考えられないくらい時間ができたので『移住の最大の目的である家族との時間』にがっつりしっかりと充てることができました。これは卒業した今でも変わらず、子供たちに飽きられるまで時間を作っていきたいと思います。
具体的には龍馬パスポートなるものを作って子供たちと高知の観光スポットをめぐったり、美味しいお店探しなど色々と満喫させていただきました。
このころから念願だったキャンプデビューも果たし、キャンプ沼にハマっています。
1年目 総括
とにかく、1年目の自分を振り返ってみるとまずは周りや環境を知り、『郷に入れば郷に従え』といった感じで周りの様子を見ながら過ごしていましたね。
そんな僕とは打って変わって1年目からガンガン飛ばしていく隊員さんもたくさん見てきました。
そりゃそうですよね。協力隊って地元を出て県外からわざわざやってくるんだから仕事に意気込みや気負いがあって当然。(逆に全然、ない人もいましたね(笑)なにしにきたんでしょうか。。)
『こうやったらええ!』『こんなんしよう!』と熱いものがあると思いますが、僕の場合は高知に定住するつもりでいたのでまずは焦らずに職場や地域の人との関係作りや地域を知ることが大切だという思いをもってやってました。
ただ、当然、たくさんのギャップに戸惑ったことも大いにありましたね。
まずは雇い主である行政という組織についても大いに戸惑いましたね(笑)
働いている周りの人は幸い、イイ人ばかりでなに不自由なかったんですが、民間でしか職務経験のない僕からすると『???』なことがたくさんありました。
特に大阪時代の商売の感覚とあまりにもかけ離れていたのでなかなか理解できず、悶々と悩んでいたのも事実です。
でもまぁ今思うと少なからず、みんなそんなもんだろうと思います。
ここからいろんなケミストリーが起こってええもんが生まれるんだろうと思います。
2年目に続く。。。