高知で田舎暮らし始めましたブログ

大阪生まれ大阪育ち。生粋の大阪人。そんな僕が念願の田舎暮らしのため家族を連れて高知県へ移住。その中で思うことをつらつらと書いていく田舎暮らしブログ。

地域おこし協力隊あるある!読んでもまだここに答えはありません。

今日のお題はまさに地域おこし協力隊を経験した人しかわからない生の事例です。

 

これから協力隊を目指す方は知ってて損はないですから。

 

私は昨年の7月に香南市に赴任してきました。以前にも書きましたが任務は『道の駅やす』『県立海浜公園ヤシィパーク』の活性化です。

 

この2つの施設は民間の株式会社が指定管理者として市と県から委託されて運営している施設。

 

道の駅やす内にその会社が直営でやっているアイスクリームを作る店があるんですが夏真っ盛りの7月はハイシーズン&某バラのマークが目印の大手百貨店を筆頭にお中元の受注が重なりてんてこまいに。

 

赴任してきてすぐに私はお手伝いに参加。しかし、お手伝いとかいうレベルではありませんでした。

 

在庫なし。1日に生産できる本数は500本。バラの百貨店だけで15,000本。7月末までに30,000本近く作らないといけないという状態。

 

なのに頼みの綱の若いバイトは帰るし、いやなぜか社員が帰らせる。。。で。作るのは私を含め実質3人。

 

毎日、夜中の12時はあたりまえ。朝日が昇るまで作ったりと。休みも返上で作りまくりの毎日。まぁ世間でいうとブラック企業になるんですかね。

 

しかし私は一才、文句はありません。だって百貨店なんて納期遅れたら終わりだってわかってるし、田舎にこんな儲けれる商売なかなかないで!と思い、儲かる!儲かる!くらいの感じで作ってました(笑)当然、私個人としては市役所から残業代も出ますしね。

 

しかしまぁここでいろんな問題が起こったわけですよ。

 

まずは市役所側がぶちギレたんです。

 

私はそもそも立場的には市役所の職員。

 

活性化の名目で指定管理者の会社へ出向させているとはいえなぜ民間の会社にそこまで使われないといけないんだと。

 

おたくの会社のバイトじゃないんだぞと。

 

まぁ完全にその会社の利益のために1戦力。いやもはや主戦力くらいの勢いで私は働いていましたからね。そう言われるのもわからんでもないんです。

でも私的には建前とかそんなことよりなによりお客様への納品が第一優先!!届けないことには話にならん!!これが普通の商売人の考えでしょ。もちろん某バラのマークのお仕事だしね。

 

しかしここから一気に市役所と指定管理者との間で私の使い方がちぐはぐになってきたんです。

 

指定管理者側も『これは業務の一環としてお願いしてもいいのかな?』といちいち私に聞いてくるように。

 

私も市役所に『これは業務として仕事していいですか?』なんて聞かないといけなくなりました。

 

で、市役所は『これはあなたに関わる業務とは違うからしなくていい!』という判断をくだしたりするわけですよ。

 

確かに助けてあげすぎて頼られ過ぎても困るし、市役所側はそういうことから私を守ってくれてるのかもしれないですが。。。

 

 

とにかくやりにくい。

 

 

最初の私の使い方があまりにも悪かったので指定管理者がずっと目をつけられているような印象です。だから私もイチイチ確認しないと残業ひとつさせてもらえなくなっています。

 

そうなると指定管理者側も私にものを頼みづらくなりますよね。

 

そこに板挟みにされる私は全然、動けなくなるわけです(笑)

 

なので協力隊方のなかには私のように指定管理者の施設に赴任させられる、常駐するような人も多いと思うんです。

 

そのときにどういう立ち位置にいればいいのか?

 

っていう悩みがきっと出てくると思います。

 

私自身は徐々に徐々にではありますが自分のやりたいようにやる道を模索していますがまだまだ正解と言えるようなアドバイスはできそうにありません。

はたまた協力隊とはそういうもんだと割り切ってしまったほうが楽なのかもしれませんし。

 

道が見えてきたらここにしっかり書き込んでいきますね。