これなかなか県外の人は知らないんですが高知県民は夜、飲み歩いた最後の〆は餃子なんです。笑
まぁ全県民がそうというわけではないですが餃子屋さんが非常に多いのは事実です。
その中でも代表格であると言われる屋台餃子の『まっちゃん』に嫁さんとお邪魔してきました。ちなみに今回のまっちゃん訪問は嫁さんのリクエストです。
高知市内の中心部。
薄暗い路肩に昔ながらの簡易シートで覆われた屋台郡がある。
福岡中洲の屋台とまではいかないが、なかなかいい雰囲気をかもし出している場所だ。
その中に名店『まっちゃん』は存在する。
高知最大の繁華街である高知市内といえども、最近の暇なお店が多いとのことだが店につくとなんと長蛇の列。入店を待っているお客様でごった返しているのだ。みんな決まってベロベロに酔っ払っているお客様ばかり。笑
しかし、さすがは屋台。
回転が驚くほど早く15分くらい待ったらすぐに案内していただけた。
案内された席はカウンター。なんとも素晴らしい場所だ。屋台の醍醐味はやっぱりカウンターで店主の調理の様子や会話を楽しめることだ。
ふとカウンターの上に目をやると有名人の来店の写真が。
これが芸人やタレントの写真ではなく【高円宮】や【小泉純一郎】の写真がある。
えっ!?皇室の人って屋台でラーメンや餃子食べるの!?
小泉純一郎はこの屋台でどんな会話をしていたんだろう!?
なんて色々と妄想が膨らむ。笑
さて。
注文したのは『塩ラーメン』『しょうゆラーメン』『餃子2人前』『キリンラガー』
まずはラーメンが運ばれてきた。
まさに王道。
昔ながらのド・シンプルなラーメンだ。
まずはスープから。。。
もうね。ほんとバファリンより優しすぎる味。塩も醤油も。
最近の濃いラーメンを食べなれている人だと人によっては薄いと感じてしまうかもしれない。
とにかくそれくらい優しいのだ。
麺は博多ラーメン系の細いストレート麺。スルスルと口の中に滑り込み、のど越しもさわやか。〆のラーメンを意識されているのか元々そうだったのかわかりませんがとにかく胃に優しいってことが痛いほどよくわかります。
そうこうしていると運ばれてきました。メインディッシュの餃子。
高知の餃子の特徴は【パリパリ】だ。
これは普通に焼いただけのパリパリではなく、揚げ焼きに近い方法で作られているので噛んだ瞬間、誇張なしに【パリッ】という音が口の中に響き渡る。薄皮で作られているのでなおさらだ。
お味はにんにくが程よく効いているいるのだがこれまたあっさりとしたお味。
餃子と言えば高校生や大学生が大きな餃子と白ご飯を掻きこんでいる様子を大阪時代、天下の『王将』でよくよく見てきた。自分も若いときはずいぶんと王将の餃子定食にはお世話になった。あれはあれで最高に美味しい餃子なのだがこちらの餃子はまた少し違う。
小ぶりのルックスに中身のタネも柔らかく仕上がっていてまさに何個でも食べてしまう餃子だ。
高知の餃子文化。一食の価値あり!!