高知で田舎暮らし始めましたブログ

大阪生まれ大阪育ち。生粋の大阪人。そんな僕が念願の田舎暮らしのため家族を連れて高知県へ移住。その中で思うことをつらつらと書いていく田舎暮らしブログ。

古民家暮らし!薪ストーブを購入するための選定方法。

こんばんわ。

 

高知で古民家暮らしを始めたべっちゃんです。

 

 

前回に引き続き、べっちゃん家の古民家暮らしの暖房設備について書いていこうと思います。

 

 

薪ストーブが日本に本格的に導入され始めたのは30年くらい前だそうですが薪ストーブの歴史はかなり古いもの。

ヨーロッパにある薪ストーブメーカーは創業1853年という。日本にペリーが来航した年には薪ストーブを作るメーカーが存在していたのだ。

 

とにかく人間が作った暖房設備という点ではかなり歴史があり、2021年のいまなお使われている超ロングセラー商品なのだ。長く利用されている商品ってのとんでもない魅力が詰まってはずですよね。

 

べっちゃん家は奥さんのたっての希望で薪ストーブを導入することになるのだが、最初に書いておきます。

 

べっちゃん家に導入した薪ストーブはこれ!!

 

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JØTUL(ヨツール)社のF3という薪ストーブだ。

 

ノルウェーのメーカーで1853年に創業した薪ストーブメーカーの老舗中の老舗だ。

その中で、べっちゃん家に合わせて選んだのがこのヨツールのF3です。

 

このF3くんが非常に優秀で(親バカ!?)まだ10月ですが高知もめっきり寒くなったので毎日、ガンガン焚いております。エアコンでもなく、コタツでもないこのなんとも言えない暖まり方は一度、経験するとやめられませんよ。

 

 

 

 

薪ストーブを知る

まぁなんでもここから始めないとダメですよね。『知りましょう』

 

ここでいう知るってのは細かいスペックもそうなんですが実際に薪ストーブを使ってみる、体験してみるってことです。

薪ストーブの販売店さんに行けば展示はもちろん、実際に焚きつけを体験させてもらえるところもありますし、店舗の暖房を薪ストーブにされているお店もあります。

 

僕も実際に販売店さんに行き、店員さんのお話を聞くことでよくよく理解することができました。

 

また、できるなら実際のユーザー宅にお邪魔するってのが一番、わかりやすいですね。

僕も実際に先輩薪ストーブユーザーである干し柿さんのお宅を訪問し、薪ストーブが普段からどのように使われているか、どんな木を燃やしているか、薪の調達や管理などを肌身で感じることができました。

 

百聞は一見にしかずなので絶対に実物を見に行きましょう。

 

 

薪ストーブを選ぶ

実際に目で見て、触って体験してみてその手ごわさに難色を示す方もいると思います。それでもやっぱり家にも薪ストーブをお迎えしたい!!って思った方、次は『選びましょう』

 

知るときもそうですがここは販売店さんを訪ねましょう。餅は餅屋です。

高知にも数件ですが薪ストーブの販売店がありましたので見に行ってお話を聞いてからカタログを持って帰って選びました。

 

 

僕の場合はデザインでまず3つのメーカーに絞りました。見た目ですね(笑)

①morso(モルソー)社

morsoe.com

 

北欧デンマークのメーカーでこちらも1853年に創業された超老舗メーカーのモルソー。

シンプルなデザインでいわゆるザ・薪ストーブって感じがしました。

 

僕らが選んでいたのが7110という形の薪ストーブ。

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(写真はHPよりお借りしています)

このシンプルかつ威風堂々のたたずまいがかっこよすぎませんか!?笑

暖房機能としてはもちろんですが、さすが北欧、家具としてもマッチするように考えられたデザインがめっちゃかっこいい!

 

 

②VERMONT CASTINGS(バーモント キャスティングス)社

www.vermontcastings.com

 

こちらはアメリカの老舗薪ストーブメーカー。

伝統的な形というよりは現在チックなデザインとお料理もできる機能性。

僕たちがチェックしていたのはこのアンコール

 

 

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(写真はHPよりお借りしています)

アメリカンサイズの大きさがインパクト大。アメリカの車とかもそうですがこのゴツさが魅力的ですよね。マットな仕上がりではなく、ツルっとしたエナメルカラーも魅力の一つ。いや~かっこええ。

 

③JØTUL(ヨツール)社

www.jotul.co.jp

そしてべっちゃんが選んだ、北欧ノルウェーの老舗薪ストーブメーカーのヨツール。

伝統的な技術からうまれるクラシカルなデザインが超かっこいい!!

 

 

この3つが候補にあがったんですがここからふるいにかけていきます。

 

薪ストーブ総選挙

まず、第一に落選したのがバーモントキャスティングのアンコール。

 

 

理由はべっちゃん家には余りあるほどのスペック

 

 

約160キロという巨漢に、メーカー公表の最大暖房面積は54坪。べっちゃん家(25坪)の倍以上ですわ。

 

もうこれはね。デザインの候補に挙げながらもわかってましたよ。

 

25坪という狭小古民家にこんなアメ車並みにデカいストーブはいらねぇ!!ってことです。。。

 

これは薪ストーブ屋さんに止められました。暑すぎてサウナ状態ですよって(笑)

 

でもこのバーモントキャスティングめっちゃかっこいいんですよ!実物を見た時の存在感は一番印象に残ってますね。このバーモントキャスティングが似合うような家に住みたかった。。。

 

 

残ったのはモルソー7110ヨツールF3

 


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売店さん曰く、ほぼほぼ同じくらいの暖房能力だとのこと。後はデザインか。。。

 

前面ガラスですっきりとしたタイプかガラス面に装飾がされクラシックなデザインか。。。

 

 

 

総選挙結果

 

 

結果発表!!!

 

 

ヨツールF3に軍配が上がりました。って冒頭に書いてますね(笑)

 

 

 

色々と書いていますが外壁選びや壁紙選びなんかよりは実はけっこうあっさりとヨツールF3に決まりました。

 

 

だって家の広さ予算でほぼ選べるストーブが絞られちゃうから。

先ほども書きましたがオーバースペックな薪ストーブを導入すると部屋が灼熱になったりするからね。もちろん小さすぎてもダメ。そういう意味では販売店さんがうまいこと導いてくれた感じがありますね。

 

ちなみに予算なんですが本体の価格はもちろん、それに煙突の設置費用が本体価格の倍以上は掛かると見積もってもらって大丈夫。DIYで設置される方もいらっしゃいますのであくまでも業者さんにお願いした価格ということです。

 

なのでうちの薪ストーブ選びに関しては導入するかどうかってのがけっこう悩んだほうがいいし、しっかり話し合っておかないと後々、後悔することも多いんじゃないかと思います。

 

家族の協力、特に相方さんの協力があってこそ成り立つ薪ストーブ暮らしなんです。

 

実際に使ってみて

ヨツールのF3を使用し始めて2回目のシーズンが到来しました。

 

初年度もそうでしたが少しでも寒くなるともう早く薪ストーブを焚きたくて焚きたくてウズウズしてしまいます(笑)そんなふうに楽しめる薪ストーブのも魅力的です。帰宅してボタンひとつで暖まるエアコンもいいですが手がかかるのも愛おしいですよ。

 

メーカー公表の暖房面積は39坪。

スペック的なことから申し上げますと、25坪の狭小古民家はこの薪ストーブで全部屋が十分に暖かくなります。冗談抜きで半袖で過ごせるほど暖かくなります。

 

薪ストーブの燃焼方式はもっともポピュラーなクリーンバーン燃焼。

燃焼方式のメリットデメリットについてはこちらが非常にわかりやすくて参考になります。

排気の問題や薪の消費量にも影響してきますのでここも選定のポイントですかね。

僕はほとんど意識しませんでしたが(爆)次、買い替えるときは考えて購入するかも!?

 

他にもクリーンバーン燃焼システムの薪ストーブはお掃除についても構造がシンプルなのでラクチンです。

先日、初めてのお掃除のため業者さんに来てもらってレクシャーしていただきましたが綺麗に燃焼できてたのでほとんど煤もついておらず、あっさりと終えることができました。次のお掃除からは一人でできそうです。

 

薪づくりから始まり、いろいろと暖を取るまでは大変ですが、我が家にとって薪ストーブは最高に楽しい遊び道具です。