高知で田舎暮らし始めましたブログ

大阪生まれ大阪育ち。生粋の大阪人。そんな僕が念願の田舎暮らしのため家族を連れて高知県へ移住。その中で思うことをつらつらと書いていく田舎暮らしブログ。

初心者が挑戦してみた!よさこい祭り2019!本番編。

2ヶ月にわたる長く、苦しく、楽しい練習もようやく終わりを向かえました。

練習の最終日は今まで一生懸命、ご指導いただきましたインストラクターさんの涙の挨拶に僕(おじさん)も感動したのを覚えています。

 

さぁ後は本番を残すのみ。

 

台風の影響が懸念されましたが当日はばっちり晴天。

60年以上の歴史の中でよさこい祭りは一度も中止、延期になったことがないそうです。200チーム以上の参加。踊り子だけでも2万人弱くらい。お客さんも100万人を越えるというよさこい祭り。踊り子マジックというか皆さんのよさこいに対する熱が天気をも凌駕してしまうんでしょうね。本気でそんなことを感じてしまいました。

 

8月10日の本番初日。

高知市内の中心部はおそらく駐車場も確保できないだろうとタクシーで集合場所へ。

 

通気性が良い!!とはいえない衣装。

しかも長袖?っ言うんでしょうか、長ズボン?って言うんでしょうか。笑

これがもうとにかく暑い。笑

来てる最中から汗かくし、なにより汗で衣装が身体にくっついてくるんですよ。

開始前のタクシー移動から息子はこんな表情でした。笑


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あっ。一応!一応!宣伝というか周知だけ。笑

実はこの衣装は奥さんがデザインをしております。

 

確かに暑い衣装でしたけど男女ともにスタイリッシュでかっこいい仕上がりになってると思います。作りもしっかりしていて踊り子さんや衣装担当の方からもご好評をいただいていました。

 

なのでよさこいの衣装をデザイン・製作していただきたい方がいましたら奥さんに相談してみてください。よろしくお願いします。笑

 

さて。

わらわらと集合場所にいろんなチームの面々も集まってきました。このときがなんかいよいよ始まるんやな~って感じがとってもしましたね。


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メンバーが全員揃いみんなで気合いの掛け声を終え演舞場へ向かいます。

 

ちなみに高知市内に16ヵ所も躍れる場所が開設されています。

 


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その中でも【競演場】と【演舞場】に別れています。

 

【競演場】とは審査員がいて最終日に発表される受賞チームの審査をしています。

 

【競演場】

上町

升形

はりまや橋

中央公園

追手筋本部

梅ヶ辻

菜園場(さえんば)

愛宕(あたご)

万々(まま)

 

【演舞場】とはただただ踊る場所という意味です。

柳町

帯屋町

京町

高知城

高知駅

 

【競演場】だろうが【演舞場】だろうがお客さん目線でみたら躍りの違いはそんなにありませんのでどこで見るか!?だけが重要になりますね。

 

どこで見たらええかしら?なんて疑問はまた別の記事で書きます!今回は踊り子の目線で書かせてくださいね。

 

初のよさこい本番1発目の舞台は【帯屋町】。

 

すべての踊り場の中で1番距離が長い。つまり何度も何度も踊らないといけないベリーハードな演舞場なんです。いきなりココかぁ。。。笑


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でもでもこんな感じでアーケードになっているので太陽にさらされないのがほんとありがたい。

 

550メートルもあるアーケードの両サイドには二重三重にもわたってお客さんがぎっしり。

 

この演舞場は広々として踊りやすいし、お客さんもたくさんいらっしゃるので盛り上がるし一体になれる感じがすごく心地よかったですね。

 

ここでスイッチが完全にフルスロットルになりました。

 

『めちゃくちゃ楽しいやん!!』

 

 

年甲斐もなくかなりはしゃいでしまいました。笑

 

 

そこからはもう怒濤の躍りラッシュ。

炎天下だろうがなんだろうがハイテンションで踊りまくる。

躍りが終わった後に各競演場、演舞場のスタッフさんたちが冷たい飲み物を用意してくださっているんですがもうそれがたまらなく美味しい。

中学の部活の練習。ようやく訪れた休憩時間に飲むあのお茶の美味しさが甦りましたね。

 

余談ですがだいたい各踊り場で2~3杯は水分を補給するんですが1日踊っても小便は1回しかしませんでした。つまりそれだけ汗で出てるんでしょう。

 

ここで踊り子ならではのあるあるなんですがとにかく移動時間、順番待ち時間が長いんです。

 

 

 

200チーム以上が16ヵ所の躍り場に分散するんですがやっぱり人気の競演場や演舞場があるし、出来るだけ移動距離少なく近場で踊れる場所をどのチームも回りますので1時間はざらに待たされますね。

 

この待ち時間がとにかく暑いし、疲れるので躍りのテンションがめちゃくちゃ下がります。すっかり鎮火されてしまうわけです。笑

 

上手にする人はその間にお店に入ってご飯食べたりするんですが子連れの僕はそうもいかずで。。。とにかくこの待ち時間をもう少しなんとか解消できないもんかなぁというのがおそらく踊り子の大半が抱く願いだろうと思いますね。

 

この順番待ちを解消できる方法を編み出せばまたかなり楽しめるだろうなぁなんて思ったりしますね。

 


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とはいえ、また踊り出したらスイッチが入るんですけどね。

そんな感じで丸々2日間、躍り倒しました。

2日終了時なんかもう立ってるだけで寝れそうなくらい疲労が爆発してました。笑

 

ここで僕が踊った中でオススメの気持ちよかった場所を3つ紹介しちゃいます(笑)

 

1、梅ケ辻競演場


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ここは距離自体はそんなに長くはないですが緩やかにカーブを描いた道程が踊っている僕自身もなんとも言えない隊列の美しさを感じれました。

道幅もしっかり広く、隣を気にせずおもいっきり大きく踊りやすいのが印象的でした。

後から知ったんですが『君が踊る夏』というよさこいの映画にも使われた競演場らしいです。

ほんと隊列の造形美は他の追随を許さないほど美しい競演場です。

 

 

2、はりまや橋競演場


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木で作られたアーケードが特徴的なこの競演場はとにかく狭い。ただこの狭さがいいんです。

従来の感覚で隊列を組んで踊ると隣にぶつかるし余裕で沿道のお客さんにもぶつかっちゃうくらいの狭さ。この踊り子とお客さんとの距離が近いというところにだからこそ一体感を感じました。

また夕方に踊ったので地方車から照らされるライトを浴び踊ってる僕自身もかなり気分が乗せられたのを覚えています。

 

 

3、追手筋本部競演場


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ここは数ある躍り場の中でもいわゆる花形的な踊り場だと思います。

高知のメイン道路である追手筋を完全に方向者天国にし、たくさんの観覧席を設けた会場はまさに本部の名に相応しい面構え。

またここでもらえる『花メダル』というのがとても価値があるそうで踊り子たちはここぞという気合いを入れ、躍りを披露するそうです。張り切る踊り子さんたちにのせられて僕も張り切って踊ってました。

 

以上。

 

実際踊ってみて楽しかった【競演場】をご紹介させていただきました。

 


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でもね。

 

やっぱり最初に感じた【楽しさ】ってのが1番印象に残りましたね。

よさこい祭りは見るのも楽しいですがやっぱりやってみるのが楽しいです。

 

何度も言いますが

 

チーム一丸となって練習するあの時間。

 

みんなで躍りを完成させるあの達成感。

 

沿道で応援してくださるお客さんの声援。

 

踊った後の充実感。

 

最終日が終わった時の喪失感。

 

 

とても充実した最高の夏を過ごすことができました。こんな体験をさせていただいたのは家族の協力もあり、【ミヤタジュクJAPAN】さんというチームであり、共に頑張った息子があったからこそです。

 

なんか感想文みたいになっちゃいましたけどよさこい祭りの魅力、少しはお伝えできましたでしょうか?

 

是非、機会を無理矢理にでも作って踊ってみてください。何ものにも変えれない感動や青春が謳歌できますよ。

 

 

初心者が挑戦してみた!よさこい祭り2019!練習編。

今年の夏は長年の夢であったよさこい祭りに参戦することができました。

 

高知に来たんだから絶対、やらなきゃいけないですよね。高知一のお祭り。

 

よさこいの歴史について少し語ってみると、お隣の徳島県には400年以上続く【阿波躍り】があるのに高知にはない!!

ということで戦後、高知県民が楽しいお祭りを作ろうということで生まれたのが【よさこい祭り】だそうです。

 

毎年8月9日~12日と徳島の阿波躍りより数日前に開催するという配慮も含めて。笑

 

ルールはいたってシンプル。

 

1、150名以下のチーム編成。


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2、地方車(じかたしゃ)を用意すること。

 


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3、【よさこい鳴子躍り】と呼ばれるフレーズを曲に使うこと。

 

 

4、鳴子を持って前に進む躍りであること。


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こんな感じなのでけっこうwelcomeなお祭りだと思いません?

 

伝統あるお祭りだと住んでる人じゃないとダメだとかあれはするなとかなんだかんだと制限があるんでしょうけど高知のよさこい祭りはこういう入りやすい形をとったので一気に全国区へ広まったんでしようね。まさに近現代のお祭りです。今年のよさこい祭り2019は200チームほどが全国から高知に集結したんでその認知度が伝わるでしょう。

 

とまぁ軽めに【よさこいの歴史】に触れてみました。

 

さてさて。

 

練習編ということですがよさこい祭りに参加する方の絶対条件としてあげられるのがこの練習参加という掟。

 

これはもう抗うことのできない鉄の掟です。

 

僕の参加させていただきましたチーム【ミヤタジュクJAPAN】さんは6月末から週4から週5の練習がありました。

真夏のクソ暑い中、だいたい2時間、屋内外でみっちり練習するんです。汗が高校球児ばりに出ますよ。希望者には練習合宿もあるという熱の入れようです。

 

ですので時間的にも体力的にも耐えれなさそうな人は絶対におすすめしません。笑

 

しなやかな踊りやキレのある踊りなど様々な振り付けがあるよさこい踊りは素人の僕にとっては超難敵。

 

ただでさえ、振り覚えがめちゃくちゃ悪く、年齢もあってか身体も付いてこない。

おもっきり一人だけ反対方向、向いてるなんてザラ。関係ないところではげしめに飛んでたり。。。

自分がどんなふうに動けているかもよくわからないままとにかくフリを覚えることだけに必死でした。おそらくめちゃくちゃひどかったと思います。笑

 

息子(5歳)はというと2時間の練習。

集中力が持つわけもなく、話を聞いていなかったり、前の子と遊んでたり。。。セミを追いかけてどこかへ行ってしまったりと。。。笑

 

そんな感じのポンコツぶりを発揮していましたがDVDの動画を家で何度も見たり、インストラクターの方々によくよくご指導いただきようやく通して踊れるようになったのは本番の10日くらい前だったような。。。ほんとすいませんでした。

 

そんな感じなので細かい手の角度やらステップやらなんかはほぼ出来ていません。笑

 

でもね。

ミヤタジュクJAPANさんのモットーが『とにかく楽しく踊る!』もちろん楽しく踊るために最低限は覚えないといけないことはあるけども根本は『楽しむ』こと。

このコンセプトに乗っかって?いやちゃんと共感して練習自体も親子ともども、楽しく参加させていただけました。

 

他にも練習中に特に男性踊り子の方々には親子と共々ほんとに良くしていただきました。

 

よさこい祭りは大半が女性が踊るんですよ。

うちのチームも130人中100名が女性、30人が男性というくらいの比率。

なので少数派の男性人はけっこう結束力も増すのかも知れませんね。 

 

とまぁほんと冗談抜きで暑く、大変な練習でしたけど楽しかったです。

 

35歳にもなってこんなふうに仕事や家族以外のコミュニティーができ、見ず知らずの人と2ヶ月に渡ってひとつの踊りを仕上げていくというまるで学生時代の文化祭みたいなノリが心地よかったですね。

 

まぁその分、インスタラクターさんや運営側の方々は大変な苦労をされていると思います。ほんとにありがとうございます。

 

仕事や家庭ももちろん大事ですがこんなふうに利害関係なしにみんなで1からなにかを作り上げて本番に臨むというこの感じ。

 

いくつになっても大切にしたいなぁと思います。

 

ここ数年、仕事一辺倒だった僕が、高知に来てだんだん人間らしいことが出来るようになり、ますます充実した高知ライフになっています。

 

続いては本番編。

しっかり写真もありますのでバンバンアップしていきますので乞うご期待。

 

高知県高知市内にある!オシャレかき氷のお店。

この夏はかき氷、食べまくりです。笑

 

暑い夏にキンキンに冷たいかき氷はたまらなく美味しい。

 

 

今回は高知市内にあります、とにかくオシャレなかき氷屋さんに行って来ましたのでブログにしたためます。

 

 

ほんとになんでもない街の片隅にある昔ながらの普通の民家を改装しているお店。

 

『テルツォテンポ』さんにお邪魔してきました。

 

メニューは少々のカフェメニューがありますがやはりメインはかき氷。

 

今回は3種類をオーダー。


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『ココナッツミルクココ味』

 

ん??

 

ココナッツミルク。。。ココ??

 

ココナッツを細かく砕いたものがかかっていて、ココナッツミルクの味と風味もgood!!くどくなくパクパクいける感じでうまい。

 

パクパク。。。パクパク。。。

 

しかし、最後の『ココ』はどこなんだ?

 

わからん。。。これがオシャレなんやろな。

 


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お次は『エルダーフラワーと小夏味』

 

エルダーフラワーってのはこういうもんです。


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このエルダーフラワーシロップと小夏シロップが合わさってマスカット味になるという謳い文句に惹かれて注文。

 

あれですよあれ!!キュウリと蜂蜜でメロン味的な感じですよ。笑

 

一口パクり。

 

うわーーーー!!爽やか!!!

 

とにかく爽やか。ほんとに芳醇なマスカットを口一杯に含んだような味わい。これは初めてでしたねー!まだまだ知らない食材がたくさんありますね。

 

この最初からマスカットを使うんでなく、エルダーフラワーと小夏でマスカット味を作り出すというところにオシャレさがプンプンしますね。

 

 


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最後はテルツォテンポさんの定番『黒糖ミルク』

 

あっさりとした自家製練乳と風味豊かな黒糖がベストマッチ。

 

テルツォテンポさんのかき氷は総じてあっさりと仕上げられています。

 

シロップの味をガンガン押し出してくるニュアンスではなくて、爽やかに食べさせてくれる。

 

お店が土間仕立てで道路に面して全解放されていて、冷房がない店内。最初は驚きましたがこの暑い店内でこの爽やかなかき氷を食べる至極の時間がたまりません。

 

食べ終わると身体がひんやり冷たくなってかき氷を食べたなー!!という感じを充分に味わえますね。

 

これも『食』を五感で楽しむ、演出と思えばいい気もしますよね。

 

 

いつもとはひと味違う、『オシャレなかき氷』を食べたい方に是非、おすすめです。

 

 

 

高知県香美市にある名店。夏はこのお店でコレを食べろ!!

息子が週末の深夜2時頃、耳が痛い!痛い!と泣き叫びまくるのでとにかく救急病院へ。

 

どうやら中耳炎だろうとの診断を受けたんですが平日に専門の耳鼻科へ行ってくださいと言われ痛み止めなど簡単なお薬をもらいました。

 

翌日、朝から息子はすこぶる元気。

昨日の痛い!!痛い!!はどこへやら。。。

 

しかし、耳鼻科に連れて行かないわけにはいかないので朝から僕と2人で行ってきました。

 

まぁ結果から言えば両耳とも中耳炎でプールはやめといてくださいね~とのことでした。

 

 

さぁここからです。

保育園をお休みしてしかもオヤジと2人になった息子は遊ぼう遊ぼうの一点張り。笑

 

まぁなかなかないですからね。2人っていうシチュエーションは。

耳鼻科の診断もがんばったし、ご褒美を食べに行こうかということで行ってきました。

ようやくグルメのお話に突入です。笑

 

 

 

あの有名なやなせたかしさんのアンパンマンミュージアムの近くにありますお店。

 

ラフディップさんです。

 

ここ、ラフディップさんで食べるといえばこれしかありませんよね。

 


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【カキ氷】です。

 

高知県に住むカキ氷好きならこの店を知らない人はいないでしょう。

知らなかったらもっぺんカキ氷を勉強しなおしてこい!!と僕が勝手にいうくらいカキ氷のクオリティに関しては他の追随を許さないほどの美味しさを誇っています。

 

そんなラフディップさんに息子と2人で行ってきたのでご紹介します。

 

田園風景が広がるとにかく田舎。

香北町太郎丸。五郎丸は記憶に新しいが太郎丸なんて住所があるのか!?とナビで設定しながら含み笑いしてました。

 

そんな田舎にひときわオシャレな建物が田んぼの真ん中に。


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好きな感じの建物です。

 


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看板もイケてますね~。【ラフディップ】さんじゃなくて【RUEDIP】さんなんですね。これは失敬しました。

 

大きな木製の扉を開くと店内は木がふんだんに使われた内装になっていて玄関で靴を脱ぐシステム。

 

いいね~この靴脱ぎスタイル。

 

スリッパに履き替えて中へ進むとまるで大きなリビングに通されたような店内。天井は高くソファ席やテーブル席、カウンター席といろいろなお席が用意されていてとっても可愛い。こんな山奥でこんなふうにお店ができたら幸せだろうな~。でも集客とか大変だろうな~なんて考えながら店内を見回し、席に着く。

 

メニューは夏ということもあってかカキ氷が大半。

ドリンクやフードメニューもありましたがとにかく今日はカキ氷。

 


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息子は大好きな抹茶をオーダー。

アイスもトッピングしてくれとせがむのでのっけてあげました。

濃厚な抹茶味。これはそんじょそこらに売っている抹茶シロップじゃ出せない味わいです。しっかりした本物を使っておられると思います。それがおしげもなくヒタヒタにかかっていました。なので最後の最後まで抹茶の濃い味が持続するんです。

そしてこの小さい器に入っているのはチョコレート。この抹茶とチョコの組み合わせがバシッとはまるんですよ。もちろんミルクやあずき、白玉なんかもありましたがあえての抹茶&チョコを選択した息子を賞賛したいと思います。

 

僕はこちら。


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ドライフルーツをあしらったカキ氷。

ドライフルーツの印象はそこまで残らなかったですがこのシロップがめちゃくちゃうまい。ヨーグルトとチーズが決め手のミルクシロップがこれまたかなり濃厚。

最後の最後まで特濃の味わいが口のなかいっぱいに広がります。

 

うまい。

 

平日の朝10時にもかかわらずお客様が8割ほど埋まっていました。すごい。

 

で僕なりにラフディップさんの美味しいポイントを3つご紹介させていただきます。

 

1、どちらのカキ氷にも言えるんですがとにかく氷がやわらかいフワフワ

もうね。数秒放置していたらどんどん崩れていっちゃうくらいのレベルです。

おそらく形として形成できるギリギリのラインを狙っていらっしゃるんだと思いますがここまでの氷の状態はなかなかお目にかかったことはありません。

機械で氷を削るだけの話なんですがシンプルなものだけに奥深さを感じずにはいられない美味しさでした。

 

 

2、全部食べたわけではありませんが少なくともこの2種類に関しては美味しさの秘密はシロップの濃さですね。ただ濃いだけでなく素材の味がしっかり出ています。これ僕も甘いもの好きなんでわかるんですが素材の味を引き出すのってただただそのまままるごと使えばいいって話でもないんです。素材の火の通し方、混ぜるタイミングなどめちゃくちゃ細かい計算が必要なんです。まして相手は無味無臭の氷。口の中って極端に冷えると味覚を感じにくくなるし、時間が経てば解けて水になるのでそのへんも考慮された味付けじゃないといけない。このへんに素晴らしいセンスを感じました。

 

3、味も量も申し分なく、カキ氷を食べている最中に温かいお茶がサービスで出てきます。夏といえども冷房の効いた部屋でカキ氷を食べてると冷えてくるのでこれもうれしいおもてなし。そしてその中でも感心したのが値段です。ラフディップさんのカキ氷メニューはすべて1000円以下。(追加トッピングによる料金UPは除く)

息子が食べた【ちょこまっちょ】かき氷も750円だったかな。僕が食べた【ドラフル】カキ氷も750円。この味とクオリティでこの価格は素晴らしいと思うし、2回、3回と食べに来れる価格帯だと思います。ちなみに僕は京都で1800円のカキ氷を食べました。お店の面構えも、味も美味しかったんでしょうが値段の高さだけが記憶に残ってしまって当然、それ以来行っていません。まぁ庶民だから仕方ありませんね。笑

 

上記、ポイント3点はほんとに素晴らしかったです。

 

あと追記させてください。

ホールは主に高校生かな?くらいの女の子たちが接客を担当していらっしゃいました。

出していただいたお茶が非常に美味しかったので『コレはなんのお茶ですか』って質問したんです。じゃあその彼女が『こういう木があってその葉を炒って煮出しています』って教えてくれた。『私も詳しい作り方はわかりませんが独特な味しますよね?美味しいですか?私はちょっと。。。笑』なんて笑いも交えながら。

 

かき氷の美味しさも去ることながらなんだかとってもホッコリいい気分になれました。

 

 

2019年8月30日追記!!!!

 

前回、長男と僕の二人で行って来ましたが嫁さんが行きたい!行きたい!とごねるので家族みんなで行って来ましたー☆


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長男チョイスはこれ。

 


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コーヒー&ミルク。

 

ほんとこの人、子供のくせにチョイスが渋すぎ。笑

 

しっかり珈琲味!これがまたまたうまい。ほんとここのかき氷は期待を裏切りらない!

 

底のほうにはミルクがたっぷりで最後はカフェオレとして美味しく飲み干せます。

 

次男坊はというと。。。

 


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抹茶。。。こっちも渋いなぁ。笑

 

一人でほぼ完食!!

 

恐るべき次男坊。。。

 

 

田舎暮らし。あえて夏に楽しむのがツウ!!

暑い日が連日、続いております高知県

 

そんな暑い中、目の前に海があるにも関わらずあえてこの灼熱の高知で熱いことをしようじゃないかと汗をかきかき楽しんでいることがあります。

 

それが!!

 


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今、流行りのサイクリング。

 

僕が乗っているのはミニベロ(小径車)といって本格的なサイクリストが乗るような自転車ではなく、どちらかというと街乗りやポタリングと言われるようなソフトめな自転車です。

 

それでも充分にサイクリングを楽しめる自転車なのです。

 

僕が夏のサイクリングを楽しむための最高のポイントは3つ。

 

1、とにかく朝早くから走ること。

 

夏は朝5時にもなればもう日がさしていますよね?

これはもう簡単な理由で涼しいからです。笑

 

田んぼや畑のお世話なんかも、とにかく朝早くからやります。日中なんて暑すぎて、とても体力が持ちません。

 

一昨日は、だいたい朝7時~9時までサイクリングを楽しんでいました。

 

 

2、美味しい朝ご飯を食べよう!

 


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僕は本格的なサイクリストでは断じてありません。サイクリング好きな方はこの夏でも平気で100キロ200キロと毎日走っています。

 

僕はその域には到底、及びません。なのでやっぱりアメがないとなかなかできないもんです。笑

 

朝から自転車で走ってるとモーニングやってます!の看板がめちゃくちゃある。

高知県の個人店は朝から夕方までのお店がけっこうおおい。夜やってるのはほんと居酒屋ぐらい。なのでモーニングとランチがけっこう激戦なんです。といっても大阪本町辺りのランチタイムの1/10くらいですけどね。笑

 

とにかく朝早くから走ってるのでいろんなお店の美味しいモーニングにありつけるわけです。

 

3、朝はとにかくいろんな人と話せる。

 

田舎ってとにかく朝、たくさんの人がなんのあてがあるのかわかりませんがウロウロしてるんです。笑

特に老人はエブリデイ。夏休みともなると小学生くらいのちびっこがめちゃくちゃ徘徊してるんです。

なのでしゃべる機会がめちゃくちゃ多い。どうでもいい話も多いですけどね。笑

サイクリング好きおじさんと2時間くらい話し込んだこともあります。

 

まぁとにかくなんか時間に余裕がある感じしますよね。車で行けばすぐのところをあえて自転車で行くことでいろんな発見や楽しみが増えるってことです。田舎散策や知らない街巡りは自転車がとっても便利です。

 

 

誰でもわかる。飲食店の始め方。親身になってくれるおじさんが。。。

前回のブログでクレーマーから第二の母にまで登り詰めた若松先生のお話をさせていただきました。

 

今回は親身になってくれたおじさんのお話をしていこうと思います。

 

お店がオープンしてからわりとすぐに60歳前くらいのおじさんでなにが気に入ってくれたのかわかりませんが毎週のように土日にご飯を食べに来てくれる方がいらっしゃいました。

 

今だから書けますが、カウンターに座り、俺は大手企業の管理職だ。マンションを持ってて家賃収入もある、若い女の子ともデートできるんだ!といったようなどうでもいいようなしょうもない話をする人でした。

 

しかし、そのときはまだとにかく一人でもお店のファンを作らないとダメだー!という思いからそんなお話を聞いていました。

 

しばらくすると身の上話だけでなく、今度はメニューの字が小さくて見えないと意見をもらい、まぁ確かに歳のいった方には見にくいのかなぁと思い大きい字体にメニューを刷新しました。

 

すると

 

おじさん『このフォントはないやろー!』

 

僕『そうですかぁ。すいません。でも変えたばかりなんで当分、これでいきます』

 

おじさん『わかってないなー』

 

と。

 

 

ある時は

 

 

『お前の店わかりにくいからもっと看板出したらどないや?』と意見を頂いたのでまぁ確かに地下のお店だし看板は多いに越したことはないのかなぁなんて思い看板を増設。

 

しかしこれにもご意見が。

 

おじさん『勝手に増設するとは何事や!俺がアイデア出してやったんだから俺に意見を聞くのが筋ちゃうか!?』

 

と。

 

その後もメニューの内容がどうだとかお店のレイアウトがどうだとかそもそも客層がどうだとかなんだかんだと色々と意見をしてくるようになっていったのです。

 

そして決まって『俺はおまえたちの為を思って言ってる。いい店もたくさん知ってるしそこから俺が学んだことをおまえたちに教えてやってるんだ。』と言うのです。こういう人、皆さんの周りにもいませんか?笑

 

とにもかくにも正直、めんどくさくなってきてました。笑

 

でも面と向かってなんと言えばいいのかわからなかったのでどうしようかなぁと悩んでいました。

 

そんなときです。

 

あの第二の母、若松先生がケーキ作りを教えにきてくれていた時にそのおじさんが現れたのです。

 

僕は若松先生とマンツーマンでケーキ作りをしており、料理人の相方がおじさんの相手をしていました。そしていつものごとく『この店はどうだ!これがダメだ!』と意見をしていたのです。

 

すると。

 

ケーキ作りをしていた若松先生が僕に『あのおじさんは何者なん?この店にとって大事な人なん?』と僕に聞いてきました。

 

僕も『いや。いつも店のダメなところを指摘してくれるんですが正直、もうめんどくさくて。。。苦笑』

 

そういうと。

第二の母、若松先生は『ちょっといいですか!?』と料理人とそのおじさんの間に入っていきました。

 

『あなたホントにこのお店が好きなんですか!?さっきから文句ばっかり言って。こんな狭い店内でワーワー騒ぐあなたの話が嫌がおうにも耳に入ってくるんですよ。この店が好きで来てくれるお客さんもあなたみたいな人がいたらこなくなりますよ。若い子達だから人生の先輩として指摘もけっこうですがちゃんと場を考えてお話ししてあげてはどうですか?』

 

まさに一蹴。

 

それからそのおじさんはお店には来なくなりました。

 

若松先生からは『自分にとって自分の店にとって本当にプラスになると思う人を大切にしなさい。それは態度がいいお客様、悪いお客様という意味じゃないんやで。接客業なんだからしっかりと見定めれないとダメ』とご指摘をいただき『まぁあのおっさんが来なくなった分くらいは私が十分、還元してあげるから安心して!』と言われました。

 

これも今、思えばホントにいい経験でした。

若松先生もそうですが僕のお店には年配の方もおおく、色々と指摘してくれる人も多かったんですが愛のある方は『参考にしなさい』といろんな飲食店に連れていってくださったり、一緒に仕入れに行ったり、ただただ気晴らしに飲みに連れていってくれたりとそういう指摘を下さいました。

 

つまり口だけじゃなく行動で示してくれました。

 

このエピソードがあってから僕も自分や自分のお店を愛してくれる人だけを大切にしようと考えるようになりました。

ですので入店をお断りするお客様もいらっしゃいましたし、出入り禁止にしたお客様もいらっしゃいました。

 

それはお店のためにならないからです。

 

一昔前にお客様は神様だという通説ができ、サービス業はいかにお客様の要望に応えられるかみたいな風潮がありました。

 

しかし、それではダメなんです。

 

なにも気難しい頑固一徹の寿司屋の大将みたいになれとは言いません。

 

今、茶の湯を勉強していてなおさら思うんですが茶の湯というのは亭主がお客様にお茶を振る舞うのですが招待されたお客様もしっかりとした礼節を持って茶の湯を楽しむのです。

 

だからこそ、亭主がお客様のために選んだ茶器や掛け軸、お花など細やかなところにも目がいき、亭主のおもてなしの心を感じることができるんだと思います。

 

亭主が妙に気を使うのもダメだし、招かれたお客様もなんだか堅苦しいなぁと感じるのもダメ。

 

僕はこれを目指したのです。

 

別に強気でもなかっし、そこまで厳しい線引きをしていたわけでもないです。僕自身、わりと許容範囲は広いと自負していたところもありましたので。なので多種多様な濃い人たちがうちの店には多かったです。笑

 

でもあぁこの人は他のお客様のためにならないな。僕のため、お店のためにならないな。と判断したときにははっきり言うようになりました。【もう来てもらわなくてけっこうです】と。

 

ここでも第二の母、若松先生には返しても返しきれないほどの恩ができました。

 

お店を始めたばかりの頃はほんとにたくさんのお客様に来てもらいたいが一心で誰にでもいい顔をしがちになります。しかし、本当に大切な人を見極めないと商売はうまくいかないです。サービス業、接客のプロなんだから見極めれるようにならないとダメです。仕事をサボってるのと同じです。

 

だからといって殿様商売になってもいけませんからね。そういうお店も何件も知っています。

 

何でもそうですが優しい言葉をかけてきたり、いきなり親身に話を聞いてくれたりする人は信じたらダメですよ。笑

 

プロなんですからしっかり見極めてくださいね。

地域おこし協力隊あるある。誰が望んでるのか!?

地域おこし協力隊として1年の月日が流れました。

まがいなりにも行政の職員として身を置いてやってきました。

 

いろいろと思うところは多すぎますがとにかく楽しんで仕事をしようと心がけています。

 

今、レンタサイクル事業に市が力を入れていて新たにレンタサイクルの拠点を作るためにこんな試乗会を開催しています。

 


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このくそ暑いなか無料で1日やっててもレンタサイクルしてくれる人が0なんて日もざらにあります。そりゃそうよね。笑

 

でもこんなことをやってると地域のおじちゃんおばちゃんが声をかけてくれます。

 

地域の人『なにやってんのー?』

 

僕『無料で自転車貸出ししてるんですよ!』

 

地域の人『なんのためにこんな暑い中、やってんの?』

 

僕『いやーここにレンタサイクルの拠点を作るためにアンケートを書いてもらってるんですよ。そのアンケートを集計することで県に【ここにレンタサイクルの拠点が必要ですよね!?】とお伺いをたてるための資料作りをしているんです。苦笑(僕自信もこんなんする必要あるのか?と疑問を持ちながらやっている)』

 

地域の人『そうかー。でもここにレンタサイクルの拠点なんて誰が作りたいん?』

 

僕『いや地域の方々が。。。』

 

と話しかけてやめました。

 

まさに本質を突かれたからです。

 

僕が知りうる限りこのレンタサイクルの拠点作りに関してはまったく地域の人の声なんざ聞いちゃいない。介入してくる余地もなかったはず。

 

そこでハッと気がつきましたね。行政の担当さんばかり集まる会議に参加して行政職員が考えた政策だわ。と。

 

もちろん、この一手が今後、市にとってすごい恩恵をもたらすであろう極めて優秀な一手ならば市民の意見なしに進めるのもいいとは思う。

 

しかし、果たしてこのレンタサイクル拠点を作ることは市民のため県民のため地域のために頭を、知恵を振り絞って出した答えなのだろうか。

 

だとしたら税金を使い勝手に決めた内容をしっかりみんな説明できるほど熱のこもったものなのだろうか。

 

正直、疑問だ。

 

僕は現場にいて地域の人に返事が出来なかった。

つまり適当な話をしてその場を過ごしたということだ。

 

どんな仕事にせよ自分のやる仕事には誇りと自信を持って今まで仕事をしてきた。

 

なのでこの即答できずに歯切れの悪い回答をするのとがとてもむなしく思えたのだ。

 

でもこれもいい経験。

こんな仕事に就かなかったら経験できないようなこと。

 

そしてこの現状をどのようにいい方向へ導いていくかはすくなからず当事者として僕にも責任がある。

 

そういう使命感を持って仕事に取り組んでいこうと思わされたおじちゃんおばちゃんとの会話はでした。

 

 

 

あなたも「地域おこし協力隊」として活躍してみませんか?