高知は海に山に川に囲まれた皆様ご存知の田舎です。笑
中でも目の前に広がる太平洋は南国土佐の文化や食などが色濃く影響を及ぼしていると思います。
そんな魅力あふれる高知県の広大な海。
この海で釣りをしないわけにはいけないだろうと思い、高知に来て10ヶ月が過ぎ、ようやく釣りデビューしました。
大阪湾で。笑
息子の初めての釣りデビューについて書いていこうと思います。
2019年。
令和の幕開けとなった10連休GW。
9日間は地元大阪に帰省していました。もうそれはそれは遊ぶ予定をぎっしりと詰め込んで。笑
そんなGWのメインイベントでもあったのが【息子の釣りデビュー】だったのです。
実は大阪のおじいちゃんは釣り暦30年近くの釣りバカ。
ほんと毎週毎週、釣りに出かけていましたね。最初はかわいく防波堤でアジやサバ、太刀魚なんかの釣りをしていましたが渡船や磯釣りに行くようになり、最後はもっぱら船。最近は日本海に船で烏賊を釣りに行っています。
僕も小学生、中学生くらいのころは一緒にチヌを釣りに行ったり、船釣りに行ったりとよくよく親父と釣りに出かけていました。なので僕もけっこう釣りはしてきたほうですかね。高校生くらいになってからはめっきりしなくなってしまいましたが。
とにかくそんな釣り好きのおじいちゃんなので孫の釣りデビューするならおじいちゃんに教えてもらうのが一番だと考えたわけです。
当日は朝5時に起床し、大阪の泉佐野の漁港へ。
孫用の小さな釣竿やリールを用意してくれていて子供もやる気満々。
。。。。。
しかし、釣りなんてもんはなかなか釣れないもんです。朝早かったしあくびもします。笑
1時間もすれば息子も飽きてきました。笑
そこらへんを走り回ったり、防波堤からモノを投げたり、まぁじっとしていられないわけです。
僕『タブレットで動画でも見せておこうかなぁ?』
おじいちゃん『釣りなんてのは待つもんや。こういうもんやと教えないとあかん。』
僕『そうやなぁ。見せんとくわ。』
結局、3時間ほど釣りをしたんですが1匹もかからず。
でも息子も最後まで動画を見ず、怒られながらも竿の前に座っていました。
息子本人も釣れなかったことが非常に悔しかったらしく『高知に帰ったら絶対釣る!!マグロを釣る!!』と豪語していました。
なので近日中に息子とふたり。もしくは家族で釣りに出かけたいと思います。
このブログでも釣果をお知らせいたしますのでどうぞ期待していてください。
マグロが釣れたら解体ショーでもしますんで。笑
まぁとにか念願の釣りデビューを果たしたわけです。
「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」という文句を聞いたことがあると思います。
中国語では『授人以魚 不如授人以漁』と言われ、「人に魚を与えると1日で食べてしまう。しかし人に釣りを教えれば生涯食べていく事が出来る」と言う老子が言ったとされる言葉だそうです。
そんなに深い意味を持って釣りをさせようという大それた思いはありませんが、息子に伝えたいことはそんなような感じです。
魚がどうなって自分たちの食卓に並んでいるのか。
なんでも金で買う、与えてもらうのではなく自分で考えてどうやって食っていくのか。
そんなことが1%でも息子に伝われば嬉しいですね。
果たしてこの息子に伝わるのかどうかはわかりませんが。笑