そういえば書いてなかったなぁと思い出したので先日のイベントの感想をつらつらと書いていこうと思います。
2019年5月20日(月)~5月26日(日)の期間限定で地域おこし協力隊の僕が考案した
『土佐あかうし100%ロールキャベツランチ』
をヤシィパークにてご提供させていただきました。
ヤシィパークの方々もすごく協力的で『やろう!がんばって!』と応援してくださり、実際にスタッフさんには遅くまでお手伝いいただき、皆さんの愛を感じました。
ありがたいことにテレビ、新聞等、メディアの方々も積極的に取材していただき高知さんさんテレビさんに至っては1週間で2度も放送していただきました。
皆さん僕の話をしっかり聞いていただき、ロールキャベツの魅力を伝えてくださいました。本当に感謝しています。
また高知にきてわずかに出来た繋がりですが職場、協力隊仲間、お友達、知り合いにも声をかけさせていただきそれぞれ皆さんが広報宣伝部長として口コミでたくさん発信していただきました。皆さんめちゃめちゃ協力的ですごい応援していただき嬉しかったです。
そんな皆様のご協力もあり、目標販売数の4倍を達成することが出来ました。
そしてなにより期間中にお越しくださいましたお客様には一番の感謝を申し上げます。
このイベントが終わってからもありがたいことに地域の方々からは『また第2弾やってね~』『美味しかったよ~』とお声かけいただき自分の料理を食べて喜んでいただける感覚が久し振りで心の底から嬉しかったです。
しかし。。。
いいことばかりではないのが世の常。笑
悪いことではないんですがやはり考えさせられることがありましたので書きていきます。
このイベントの構造を解剖していくとなかなか理解しずらいというか説明しにくい部分がありました。
今回、僕はヤシィパーク内にありますカフェでこのイベントを実施させていただいたんです。
地域おこし協力隊(市役所の職員)が企業(民間)であるカフェに入り、イベントを企画し、運営し、カフェの収益をあげる。
わかりやすくします。
僕が大阪でやってたカフェ仁音の例で話しますね。
ある日、大阪市役所の人が僕のお店にやってきて『こんなイベントやりませんか?』『集客の広報もこっちでやります!』『こちらから人間も派遣します!人件費もいりません!』『上がった利益は全部お店がとってくれてかまいませんので!』って言うてるんです。
笑
ちなみに!ちなみですよ!今の僕から言わせてもらうと当然ながら『なんでもいいやん!!とにかく人が集まって賑わうことが目的でしょ!』という感じ。そもそも継続的にやるもんでもないし、あくまでお祭り感覚。まずはやれることやりましょう!ってのが僕の考えでした。
しかしまぁそんな簡単な話でもないらしく実はこういう問題が色々とあったんですがいろんな人に協力していただいたり、助言をいただいて実現したんです。なんかやろうとしてもなかなか難しいんです。笑
後は第2弾をやるか否かの問題。
これは行政から言われてあぁこんな考え方もあるんやなぁ思ったことですが僕がこんなことをやりたい!って言うのはもちろん大事にしてくれている。しかしそれ以上に大事とされているのが現場の人間がやろうとしているのかどうか。
僕が中心になってやるんではなく、現場の人たちが『こんなのやりたい!これやろう!』というモードになってこそ意味がある。その時、お手伝いして力をかしてあげてほしいということだ。
今までの僕の性格というと当然、自分でやりたがりだし、自分が決めて周りを巻き込むというタイプ。
自営業なんて少なからずそういう人間じゃないとできないような気がします。笑
しかし、ここに来て縁の下の力持ち役、参謀役になれということだ。
自分がやったほうが早い、これ言いたいなどはソフトに提案するくらいにして徹底してサポートする側にまわる。これが行政のあり方だそうだ。
いろいろと思うところはあるがこれも『経験』なんやろうなぁと思えるようになった。
この立ち位置は僕にとっては先頭になって旗を振るよりも大変なことだ。
しかし自身の新しい可能性を引き出すにはいい環境なのかもしれない。
そんなふうに受け入れて地域おこし協力隊の任務を全うしようと思います。