初心者が始める。果てなく長いお茶の道。深イイお話。
ちゃんとお稽古行ってますよ。笑
よさこい祭りの練習でしばらく間が空いてしまいましたが。
ここにくるとほんとになんにも余計なことを考えず茶の湯だけに集中できるんで思考がリセットされるんです。
もっともっと普段から茶の湯を日常に取り入れるように心掛けたいなと思います。
お茶碗や茶筅などMy茶道具少しずつ揃えようかしら。。。
今回のお軸は。
【相送当門有修竹 爲君葉葉起清風】
<読み方>
相送って門に当たれば修竹有り、君が為に葉々清風を起す
<意味>
別れを惜しみながら門まで見送りに出ると門前の竹の葉がそよそよと風に鳴り、旅立つあなたのために餞別を送っているようだ。
うーん。今回のはよくわかりません。笑
当然、意味はわかりますけど日常にどのように落とし込めばええんやろか。。。
友達と別れるときに竹の葉のせせらぎがまるで別れを惜しんでいるかのように感じることができるのかしら。。。さらにこの句は茶の湯の席で何を感じたらええのか。。。
難しいです。まぁまだまだ僕自身の茶道修行が足らんということですな。笑
もうひとつ。初知識。
これ。楽茶碗というお茶碗の種類なんです。
あの千利休がこよなく愛したと言われているタイプの茶碗だそうです。写真は利休七種と呼ばれる利休が特に値打ちがあると評価した楽茶碗のひとつ【大黒】です。
この飲み口のところよくよく見てください。口縁部(こうえんぶ)と呼ばれるんですがボコボコしてるのわかります?平らじゃなくてボコボコしてますよね?
これってわざとやってるんですって。
なんでかって言うとお茶をするときにお茶碗の中にモノを入れたり、口縁部にモノをたてかけたりします。
その時に落ちないようにとか滑りにくくするためだという理由から。こんな感じです。
(写真はお借りしています。)
これを立ったまま運んだり、動かしたりするので意外と落ちたりずれたりするんですよ。それを防止するためにこのボコボコがあるというのです。他にも口をつけたときに飲みやすいようにとかいった意味合いもあるみたいで。。。
『うお~昔の人めちゃくちゃ考えてるな~(感動)』
これを『用の美』なんて表現したりします。
しかし、ここからよくあるある話になっていきます。
このボコボコのことを【五山(ゴザン)】いうらしい。五山と呼ばれだしたの江戸時代ごろかららしいです。そしてその頃から必要以上にこのボコボコの起伏を激しくしたような楽茶碗が出来たそうです。笑
こうなったらなんか本末転倒ですよね。
お茶を楽しむための工夫が大げさにされ、本来の意味とは違う解釈されるなんてのはよくよくある話ですが、いつの時代も後世の人間はやりたがるもんです。
そんな感じの豆知識もゲットしながら日々、茶の湯の精神を勉強しております。
とはいえ、僕がお稽古させていただいております『若草メンズ茶道倶楽部』さんはそんなに堅苦しくないのがとても居心地がいいです。
茶道の心得よりもなによりもお稽古の中で皆さんなによりも楽しみにされているのが今日のお菓子ですから。笑
これめちゃくちゃ美味しかった。。。
このまえは自転車のお話で盛り上がったり、経済のお話でもりあがったりとけっこう気さくな雰囲気でとっても楽しいです。
もし高知にお住まいの男性の方でお茶に興味がありましたら是非、一緒にやってみませんか。
お気軽にご相談ください。