実は我が家も世間と同じく一応、ラン活をGW中にやってきた。
僕はラン活には全く興味がなく、なんでもいい派だったんだが最近、大阪のあるお店で頼んだ長男のランドセルが自宅に届いた。
もちろん僕も一緒に選んだので知ってるし、革製品を専門に作っているブランドなので品質も折り紙付きだ。
そんな真新しいランドセルをメンテナンスするためにワックスをかけているとなんだか自分が小学生の時のことを考え始めた。
もちろん自分の記憶なんてのはほとんどないので、親の立場つまり自分の両親はどんなことを思ってたんだろうなぁなんていう少しセンチな気持ちに入ってしまったのだ。笑
今はまだ真新しく傷ひとつないランドセルが1年たち2年たち息子にいろんなことをされてランドセルもいろんな顔になってくる。
こんなに汚されて。めっちゃ傷付けられて。入れすぎられてパンパンやん。
なんで汚れたり、なんで傷ついたりといったようなことは子供が成長するにつれてどんどんどんどん親は知ることができなくなるんだろうけど、このランドセルは6年間、いつも息子の近くにいて、僕の知ることのできない、息子とのいろんなことを一緒に経験してくれるはず。
そんなランドセルをまたこうやってメンテナンスしているときっていったいどんな気持ちになるんやろう。
いつも息子と一緒にいてくれてありがとうな~なんて声をかけながら夜中に1人で黙々とメンテナンスしてしまいそうで怖い。笑
このランドセルには使われる前からなんだか想いが勝手にこもってしまってどんなふうに変化していくのかがとても楽しみだ。
そしてまた僕自身もこのランドセルを磨いていることで新たな自分を発見できそうだ。
なんか夜中にそんなことを思ってしまったので書き残しておこうと思いました。