高知で田舎暮らし始めましたブログ

大阪生まれ大阪育ち。生粋の大阪人。そんな僕が念願の田舎暮らしのため家族を連れて高知県へ移住。その中で思うことをつらつらと書いていく田舎暮らしブログ。

初心者がフルマラソンを完走した時に感じた重要・要注意ポイント。


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どうもこんばんわ。

 

ついについにフルマラソン走ってきたんでブログを書いちゃいます!

 

思い返せば2019年9月からスタートしたフルマラソン完走への道ブログもついに最終目標でありました【高知龍馬マラソン】へ出場するところまできました。

 

2020年2月16日。

 

世間を賑わせているコロナウイルスの影響でどうなることかと思いましたがなんなく開催されました高知龍馬マラソン当日。

 

天気は。。。雨。。。

 

朝からもうめちゃくちゃ雨。

 

当日の天気予報も載せちゃう。



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フルマラソン初出場で本格的な大雨ってなかなか持ってますよね。笑。

 

そんな当日の朝を迎えた僕。

 

6時に起床し、まずは朝ご飯をしっかり食べる。

 

<当日の朝メニュー>

お義父さん手作りの食パン×1枚

ブルガリアアロエヨーグルト×1ケ

バナナ×1本

牛乳200CC×2杯

 

ここで重要なのはマラソン前の朝食はとにかくしっかり摂っておくことっていうこと。

どんなマラソン情報にも書いてある。とにかくエネルギーをしっかり補給しておかないとフルマラソンを走りきれないという。

 

そのへんは先人たちの教えを忠実に守っていつもよりしっかりめに朝食を済ませた僕。

 

そして食後、時間は7時過ぎにはこちらを摂取。

 

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ラソンの大先輩である安並さんから必ず摂取するようにと仰せつかっていたアミノバイタルゼリーを1本吸引。

 

とにかくアミノ酸のエネルギーを補給しておかないとフルマラソンは走りきれないとのことだったのでここも忠実に。

 

ちなみにもう1本。後述するがマラソン最中に摂取するためマラソン用ポーチに忍ばせてある。

 

さぁ準備は万端。

特に緊張感もなくリラックスしたモチベーション。ええ感じやん!天気以外は。。。笑。

 

 

雨の降りしきる中、奥さんにスタート地点まで車で送迎してもらう。

 

スタート会場にはとにかくたくさんのランナーが大集結。うわ~これが10000人規模のマラソン大会の迫力か~!!と圧倒されるくらいの人。

 

スタート会場にはこれまた飲み物や食べ物をそろえたブースがたくさん並んであってもちろん参加者には無料でふるまわれる仕組みだ。僕はここでも飲んで食べてとにかく栄養補給を意識。

 

おかげさまでスタート開始まで4回ほどトイレに行く羽目になりました。

 

スタート30分前にはブロックごとに整列させられる。僕はFブロック。


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A~Gブロックまであり、当然ながらAブロックから順にスタートしていく。

10000人もランナーがいるもんだからAブロックの人がスタートしてからGブロックの人がスタートできるまで10分以上かかっちゃうの。

だからいかに最前列でスタートを切れるかというのが記録を狙うトップランナーたちには大事になってくる。

なのでAブロックなんかには2時間代で走れる人、陸上連盟に加盟している人なんかが振り分けられているそうだ。

 

 

自分の周りを見渡してみると。

大きなマラソン大会ではよく見かけるちょっとしたおふざけな仮装しているランナー。

 

『あぁ僕、全国のマラソン大会に出るのが趣味で高知は今年ようやくこれたんだよね~!』なんておしゃべりしてる小太りの関東者。

 

ゴリゴリの金髪でめちゃくちゃゴツいピアス空けた兄ちゃんが普通の格好で待機してる。。。こいつパーカーで走るんか!?

 

どういう短パン!?金栗四三スタイルなのだろうかまるでブリーフそのまま履いてるかのようないでたちのおじいちゃん。

 

とにかく自摂りをしまくっているトミーフィルフィガー系のギャル2人組。

 

 

うん。

 

ここは間違いなくFブロックだろう。

 

 

間違ってもこのFブロックからは日本新記録は出ないだろうメンバーがそろっているように見える。(真剣にやっている人ごめんなさい。)

 

 

しかし、僕にとってはそんなことより30分前から並んでるもんだから雨がじゃんじゃん降りかかってくる。カッパも持ってないのでとにかくびしょ濡れ。。。もうとてつもなく寒い。。。これはかなりきつかった。雨の日、対策ちゃんと勉強しておけばよかった。。。

 

9時。

 

前のほうで誰かがワーワー話しているけど全然、聞こえてこないが

 

『バーン!』

 

という大きな音がしたのをきっかけにみんな進みだす。

 

走るというよりはほんとゾロゾロ歩いているといったほうがただしい。

 

結局、僕がスタートラインを切ったのは先頭がスタートしてから10分後。

よく見ると舞台の上からゲストで来ていた道端カレンなる人が手を振って応援してくれている。

遠目に見てもめちゃくちゃ綺麗だ!さすが芸能人やな~。

 

 

さぁいよいよフルマラソンの始まりだ!!

 

 

当然ながら普段はビュンビュン車が走っている国道を颯爽と走っていく。なんかそれだけでも特別な感じがしてたまらん。

 

身体は寒いけど足は動く。うんうん。順調なスタートだ。

 

5キロ地点には家族と義父母が応援にかけつけてくれていてばっちり会えた。やっぱうれしいもんですね応援ってのは。

 

ちなみに身内だけじゃなく、高知龍馬マラソンはとにかく沿道に観客がたくさんいて応援してくれるのがとっても評判なんですって。この日も雨にもかかわらずたくさんの観客で沿道がうまっていました。やっぱりよさこい祭りとかでもたくさんの観客が見てくれるのでそういう気風が高知にはあるんでしょうね。

 

そんな感じで余裕で5キロ地点を通過。

 

しかし、しばらくすると急激な

 

 

 

 

尿意。

 

 

 

 

朝の寝起き並みの尿意に襲われた。

 

 

こんなことあるんや~やっぱ緊張してんのかな!?

 

なんて思いながらとにかく小便を我慢しながらのランが続く。

 

7.2キロ地点でトイレを発見。

 

すでに30人くらいの長蛇の列。やっぱみんなトイレしたくなるのね。

 

10分くらいかかったかな。小便を済ませスッキリで再スタート。

 

いつもだいたい僕の体感だと5キロまで走ると疲れるんですが5キロを超えて10キロくらいまでは今度は調子が良くなってくる。

 

この日もそんな感じ。身体が温まってきたという感じか。

 

いい感じで10キロもなんなくクリアーしたところでまたしても

 

 

 

尿意。

 

 

 

こんなにトイレ行きたくなるもんなんですね。

 

今回は比較的すぐにトイレまでたどり着き、並んでる人も少なかったのでサクッと再スタート。

 

途中、給水スポットでトマトやちくきゅう(ちくわの穴にキュウリを突っ込んだもの)なんかを食べながらサクサク走る。

 

15キロ地点も通過。

 

けっして早いタイムで走っているわけではないですがまぁ自分の中では足も動くし、そんなに疲れも来ていないのでまだ余裕あり。

 

海岸沿いを走り、高知龍馬マラソン最大の難所の浦戸大橋に。

 

えげつない勾配でとてつもなく足腰に負担がかかる。しかし、歩幅を狭く早く動かす走り方で歩くことなくなんとか渡りきると中間地点まで到達。ここで約21キロ。

 

 

ここまでの距離は2019年11月のハーフマラソンで体験済み。

 

 

ここからはいよいよ未知の領域に突入していくわけだ。練習でも20キロ以上は1度も走ったことはない。(ほんとは練習しといたほうがいいに決まってます!これからフルマラソン走る人!30キロくらいは絶対走っといたほうがええです)

 

ここで気持ち新たにマラソンポーチに忍ばせておいたアミノバイタルを一気に吸引。アミノ酸を吸引ですからね。アミノ酸を。

 

 

さぁ行くぞ!!

 

 

左手はすぐ太平洋という最高のロケーションを誇る【花街道】という名物コースに差し掛かるがとにかく降りしきる雨でロケーションどころじゃない。花街道の名前の通り、沿道にはお花も植えられているがもはやそんなとこに目を向けることができないくらいの雨!笑。

 

ここでも途中、家族が2回目の応援にかけつけてくれた。まだまだ手を振ってこたえる余裕はある。

 


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いや~このままこのペースでいけるんじゃないかなんて思いを抱きながら走り続け25キロ地点に差し掛かった時だった。。。

 

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ズドンッ!

 

 

 

こっこっ子供達の未来のために。。。

 

 

 

聖帝十字陵が落ちてきたわけじゃありませんが

 

 

足に鉛が付いたのか!?と疑いたくなるほど足が重い。

 

 

んっ?足だけじゃない!腰もなんか痛くねぇか!?

 

 

腕が若干、痺れてる気がするけど気のせい。。。ではないな。

 

 

みたいな体内変化が身体に起こり始めた。。。

 

 

そこからというもの身体を動かすのがとにかくキツい。

 

 

今まで感じたことのないようなとてつもなくおもーい疲労感。身体が悲鳴を上げているとはこのことを言うんだろう。

 

 

見るも無惨に一気にペースダウン。さっきまでのちょっと余裕こいてたおっさんはどこへ??

 

 

もう徒歩すらしんどい。

 

 

30キロ。。。足もげるんちゃう??

 

 

 

 

35キロ。。。あぁ死ぬかもしれん。。。

 

 

 

 

40キロ。。。アーメン。。。

 

 

 

 

もうそれはほんと地獄のような苦しみだ。

それに加えて途方もなく腹が減る。けっこう後半の給水所でもランナーの皆さんはけっこう群がってました。僕はとにかくパンを何個も食べたり、果物を立ち止まってバクバク摂取。

 

 

 

あぁーー!!!生きてるー!!!涙。

 

 

もうめちゃくちゃうまいの。泣。

 

 

 

必死に栄養補給をしてるんだけどね。

 

 

前に出ないの。足が。手が。気力が。

 

 

これがエネルギー切れなのか単純に僕の体力不足なのかはわからないけどほんともう諦めそうなほどしんどい。笑。

 

 

それでもなんとかかんとか走ったり、歩いたりしながら必死のパッチ。最後、競技場のトラックを走ってるときなんかは思わず感動してしまうほど。そんなこんなでようやくゴールラインを切りました。

 

 

ゴール後は当然ながら、もう歩くのも辛い。屈めないし、腕も上がらない。すぐに横になりたい。。。

 

 

満身創痍とはまさにこのこと。

 

 

足を引きずりながら歩く様はもう事故にあった人そのものだ。

下半身中心に軽自動車が突っ込んで来たんじゃない!?くらいの事故。轢かれたことことないけどね。笑。

 

 

記録はこんな感じでした。


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ラップタイムはご覧の通りです。

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今回の目標であるフルマラソン完走は果たせたのでまずは良しとします。

 

 

そしてそのまま夕飯へ。

 

 

フルマラソンお疲れ様会ということで肉を食しに。義父母さんにごちそうしてもらいました!

 

前回も書きましたがマラソン後の肉はマジでうまいから。これほんと試して!特に肉好きの人。

 


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こちらいつもお邪魔させていただいてる【とりやき食堂さん】

 

四万十鶏を炭火で焼いて食べる鶏肉専門の焼肉屋さん。

とにかく臭みが一切ない新鮮な鶏肉と一度食べたらやみつきになるタレが最高のお店。

ここはね。ほんとにうまいから県外から来た人も連れて行きたいんだけどわざわざ高知に来て鰹じゃなくて鶏肉でもいい人いたら言ってください。連れて行きますんで。笑。


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この日はほんとに腹いっぱい食べました。いや~おいしかった。

 

 

2020年3月4日追記!!

 

 

3月4日現在。

 

 

フルマラソン事故にあった僕の身体は今でもまだ完治していません。

 

 

足や腰の筋肉痛は1週間ほどで治まりましたが右足の裏がまだ痛い。

 

 

色々調べてみるとおそらく足底腱膜炎なんだろうなーという自己判断。わざわざ整形外科に行くほどでもないかと。

 

 

もう1つはとにかく足の爪が汚ぇ!!!

 

 

走ってると靴の先と足の爪が干渉してるんでしょうね。

 

 

足の爪がとにかく内出血してて痛みはないんですがとにかく汚い。走ってすぐの頃はお風呂に入ってると次男坊に『爪真っ黒やなぁ!』とよく言われたもんです。笑。

 

素人が引き起こしたフルマラソン事故の身体への影響はかなり長引きそうです。