高知で田舎暮らし始めましたブログ

大阪生まれ大阪育ち。生粋の大阪人。そんな僕が念願の田舎暮らしのため家族を連れて高知県へ移住。その中で思うことをつらつらと書いていく田舎暮らしブログ。

古民家にウッドデッキをDIYで作ってみた。基礎編。

こんばんわ。

 

高知で古民家暮らしを始めたべっちゃんです。

 

今日は約2カ月かけてせっせと作りましたウッドデッキがようやく完成しましたのでブログに綴っていきたいと思います。

 

これからどうしてもウッドデッキをDIYしたいと思っている方、ウッドデッキ作ろうと思うんだけど自分でやったほうがええ?業者さんにお願いする?なんて悩んでる方の参考になればと思います。

 

 

では今回はウッドデッキ作りの第一歩。

 

 

基礎編です。

 

 

 

ある日の奥さんとの会話。

 

奥さん:『べっちゃんもそろそろ協力隊(←僕の職業)が終わりやんかぁ。有給消化で結構休みあるやろ~??ちょっと大型DIYやりや~!(←いつもやりや~とあおってくるだけでほぼ手伝いません。笑)

 

べっちゃん:『おぉそやな~。時間だけはめちゃくちゃあるからな(笑)でもなに作るんや~?』

 

奥さん:『う~ん。葡萄の木を這わせるためのパーゴラか。。。ウッドデッキか。。。駐車場か。。。畑作業のためにレイズベットか。。。(←おいおい!つくらなあかんやつ多すぎやろ。。。汗)

 

こんな感じで奥さんの圧力強めのミーティングが始まりました。

 

うちはなんかしようと思い立つと、深夜だろうが、子供が遊んでくれ~と要求してこようがとにかく奥さんとミーティングをしまくります。笑

 

何を作ろうかと図書館や書店で雑誌をたくさんゲットしてきたり、ネットやSNSでスクショしまくった写真を共有したり、とにかくたくさんの情報を物色して決まったのがウッドデッキでした。

 

なぜかと言うとウッドデッキに屋根もつけちゃえばパーゴラの役割も果たせるから!(←この屋根を付けるという簡単な思い付きに後ほど死ぬほど苦しめられます。)

 

屋根付きウッドデッキは一石二鳥のDIYになるということでべっちゃん家のウッドデッキ作りが2021年5月からスタートしました。

 

 

ウッドデッキはここに作ることにしました。


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最近のウッドデッキは『リビングとつなげて広い空間を取る』という施工が人気なんですがうちの場合は西向きに2つの部屋をつなぐ形でウッドデッキを作っていきます。

 

まずは基礎作りからスタートです。

 

せっかく綺麗に生えてきた芝生をめくるところから(涙)


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当時はここにウッドデッキなんて考えてなかったもんだから芝生をおもっきり植えちゃってんですよね。。。

 

かといってせっかく育った芝生ちゃんを捨てるんじゃありません。植え替えしていくんです。せっせと芝生をめくって新たな場所に植えていく作業。

 

 

まずはこれだけでめちゃくちゃ時間を取られてしまいました。ほんと思い付きでやっちゃいかんです(笑)

 

芝生を綺麗にはがし終えた後は、いよいよ基礎作り。

 

まずは水平を取っていきます。

 

レベルと水糸を使って縄張りをしていきます。


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ご存じの方は多いと思いますが、レーザーが水平と垂直を出してくれる優れもの。というか基礎作業のべっちゃんの必須アイテム。


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窓のすぐ下(2~3ミリ)を狙って高さ調整中。なぜならその高さにウッドデッキの天板がくる計算です。なので非常に大事な基礎作りなんですね。

 
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今度は杭を打っていきます。

 ウッドデッキ面積よりも外側に打つのがポイント。これに水糸を張って水平や高さを可視化します。レーザーは電源を切っちゃうと当然、消えてしまうんでね。

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杭もしっかり水平に打ち込むことが大切です。

 

さぁこれでウッドデッキの大枠が可視化することができました。

 

ここからはようやく基礎作りのハードワークな部分に突入していきます。

 

まずは設計図を見よ!!


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この小学生の落書き並みのクオリティー!!

 

色々と基礎を調べたんですが屈強でびくともしない基礎を作ろうと思いまして、べっちゃんが採用した基礎はコンクリート柱を埋め込むというもの。

 

 まずはコンクリート柱の説明から。

 

まずはボイド管という聞きなれない管を用意します。僕も今回初めてボイド管を知りました。

 

 これね↓

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べっちゃん家の近所のホームセンターでは3件中1件が取り扱っていましたね。

 

大きな紙の筒です。サランラップの芯を超巨大化したものと思っていただければわかりやすいかもね。

 

要はこのボイド管の中にコンクリートを詰め込んでコンクリート柱を作っていくわけです。イメージは付きますよね?紙の筒ん中にコンクリート流し込んで乾いたら紙を剥いて完成です。

 

言うは易し!!笑

 

 

このコンクリート柱作り、めっちゃ大変でした。

 

まずはコンクリート柱の中には鉄筋を組んで強度を増すようにします。

ホームセンターで鉄筋を買ってきて長さを揃えて切断砥石で切ってこんなやつをひたすら作りまくります。


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ここで活躍する道具がこの二つ。

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番線とハッカー

 

使い慣れてきたころに作業が終わってしまい、また使い方を忘れてしまうという優れもの?です。笑。

 

この鉄筋をボイド管の中に入れることで何度もいいますが劇的にコンクリートの強度があがります。鉄筋コンクリート造りというのはまさにこれのことですね。

さらにこのコンクリート柱にアンカーボルトを埋め込みます。

 

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ウッドデッキの枠を固定するためのものなので位置を計算しながらアンカーボルトを埋め込んでいきました。

 

 

後はひたすらコンクリートを練り上げて流し込んでいく問答無用の超人的肉体労働が待っています。

 

以前作ったピザ窯の反省を活かすことなく、また手練りしてしまいました。苦笑。

 

 

さらにさらに今回は、このコンクリート柱を約30㎝は地中に埋める設計を勝手に決めたもんだから穴を掘らなくちゃいけない。


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穴。


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ここで活躍したのはこのコンクリートハンマー。

 

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凄い振動と重さで地中に埋まっている巨大な石や岩なんかを粉砕してくれる優れもの。

 

こんなもん普通に持ってる人はいないと思いますが建設機械のレンタル屋さんなんかにいけばレンタルすることができますので穴を掘りたい方は是非、オススメします。

 

穴を掘って、コンクリート柱を埋め込んでいきます。もちろん最初に設定した水平や高さを微調整しながら。

 

これが繊細な作業なくせに超肉体労働だからほんともう気が狂いそうになりました。こっちをあげたら高さが合わなくなるし、こっちを下げたらまた水平じゃなくなるし。。。みたいな。涙

 

何度も何度も微調整しながらようやくコンクリート柱を立てるところまで完成しました。

 


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行うは難し!!笑

 

 

さてまだまだ基礎編は続きます。

 

コンリート柱が立ち、今度は芝生を剥がした地面と家の犬走を含め、防草処理していきます。

 

まずは生えている雑草を綺麗に引っこ抜きます。これだけでも相当の時間を要しました。萎。

 

次にホームセンターで防草シートを買ってきて敷く。

 

念には念をということでべっちゃんは3重にして防草シートを敷き詰めました。

 

防草シートを敷き終わると次は砕石を敷きます。

 

ウッドデッキ下はコンクリートを敷き詰めるのが一番、安心。草も生えないので蚊や虫の温床になりにくいからです。ただお値段が結構、かかっちゃうのが難点

 

そこでべっちゃん家は比較的安価で雑草の発生も抑えられる砕石を敷くことにしました。これは駐車場作りとかと同じですね。砕石の方が圧倒的に安いです。

 

この砕石に関しては格安でゲットできるオススメの入手先があります。

 

それは○○砕石や○○石灰工業所と言った砕石販売業者に直接売ってもらうことです。

 

ホームセンターで購入するよりも冗談抜きで1/10くらいのお値段でゲットできます。

 

近くに砕石を購入できるところがない!!という方は直接買うよりも値段は少し上がってしまいますがお近くの建材屋さんに問い合わせてみるのもいい方法ですね。

 

 

べっちゃん家は幸いなことに車で数分のところになんとなんと砕石販売業者さんがあったのです。

 

もちろん僕も砕石屋さんなんて生まれて初めて行くわけですが、軽トラに乗って砕石屋に着くとまずは重量計測装置に乗るように促されます。そこで車の自重を量るわけですね。

 

こういうイメージ。

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(日本製衡所さんのHPより)

 

それから巨大なバックフォーがおいてある現場に案内され、砕石の山からバックフォーでガサっと軽トラの荷室に砕石を積んでくれます。

 

まさにこれ。

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(小松製作所さんのHPより)

 

そしてまた重量計測装置に乗るように促され、実際の砕石の重さを出すわけですね。

 

周りには4トン車や8トン車が並んでいる中、豆粒みたいな僕の軽トラが並んでた光景がとても笑えました(笑)

 

 

そして荷台いっぱいに積んでもらった砕石を家まで運んで、スコップでおろしていくわけです。


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もう一度、言います。スコップでおろしていくわけです!!


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軽トラで3往復して約1トンの砕石を購入したんですがすべてスコップでおろしていくわけです!!


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スコップで!!

 

 

もうええわ!笑

 

 

この作業にも心が折れましたね。全然、終わんない。

 

 

 

アーメン。笑

 

 

 

一旦、一か所にすべておろしてから再度、ウッドデッキ下に運んでいきます。


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これが完成形。


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石灰石の砕石なので白っぽくなっています。

とにかく約1トンの砕石を敷き詰めきったときの達成感たるや半端ではなかった。

 

ここまでが僕一人でえっさほいさとDIYでやってきた基礎編です!!

かなり長い文章になりましたが伝わってますか?大変なのが(笑)

 

これからさらに大変な木材加工に突入です!助っ人も来てくれてドンドンすすめましたので乞うご期待!!