高知で田舎暮らし始めましたブログ

大阪生まれ大阪育ち。生粋の大阪人。そんな僕が念願の田舎暮らしのため家族を連れて高知県へ移住。その中で思うことをつらつらと書いていく田舎暮らしブログ。

オンライン講義に今年も参戦してきました!


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こんばんわ。

 

 

高知で古民家暮らしを始めたべっちゃんです。

 

ありがたいことに今年も古巣、大阪からお声かけいただき、オンライン講義を実施させていただきました。ちなみに行ったのは7月です。。。ブログアップが9月になるというサボりっぷり(笑)

 

去年、初めてのオンライン講義を体験したんです。

 

beeeee1600.hatenablog.com

 

あらかじめ、パワポに音声を録音してお会いしたこともない大学生の皆さんに一方的に僕のお話を聞いてもらうんでめちゃくちゃ悩んで作った覚えがあります。

 

しかし、今年は昨年作ったこのパワポに肉付けしていく作業だけなので比較的、早く作業が終わりました。ほんとこういうデータって自分の資産になりますね。

 

だからyoutubeとかでガンガンやってる人ってほんと素晴らしいと思います。

 

例年のごとく僕のお話を聞いてもらって、生徒さんからの質疑があるんですが今年はその質問をベースに僕と大学の先生とZOOMのやりとりを録画する形式でお返事することになりました。

 

徹子の部屋みたいな感じですかね。


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コロナという未曽有の災害の中、多くの不安を抱えての就職活動に挑んでいる学生さんたちなんですが「不安だ!不安だ!」と嘆くばかりではなく、前向きに考えられた質問や僕から何かプラスになることを聞き出したい!といった内容が多く、こちらもとても楽しくお答えさせていただけたことがとても有意義でした。

 

こんな前向きな若者たちとやりとりしていると、高知でもっともっとこんな若者に働いてもらいたいなぁってフツフツと沸き立ってきます。

 

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でも現実はこんな感じ。

一都三県で働きたい!希望する仕事が地元にはない!都会で暮らしたい!地元は給料が安い!とにかく地元を離れたい!などなど。

 

コロナの影響でリモートワークが進み、在宅勤務になったことで地方移住を考える人、実際に移住する人が増えたというニュースも多く聞き及びます。実際、高知にも移住者が増えてきている現状がありますが、まだまだ東京一極集中の現状は変わりません。

 

これおもしろいなぁと思ったので載せときます。

 

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字が細かすぎて見えない方はここで調べてみて。

 

国交省が出している可処分所得(=手取りの給料)と基礎支出(=食費や家賃、光熱費なんか)のデータ。

 

 

ようは県別の皆さんのお財布事情ってことです。

 

 

一番上の段は全国の県別手取り給料の平均。

富山県が1位なのにびっくり!!2位は福井県よ。東京は3位なんだって

 

 

わが愛すべき高知県は。。。

 

 

 

36位。。。予想通りかなりの下位打線。。。

 

 

 

 

二段目、三段目、四段目は中央世帯(=手取り給料の上位40%~60%の世帯)のデータ。いわゆる中間層ってこと。

 

二段目によると中間層の手取り給料は東京都12位なんだって。つまり一部のめちゃくちゃ稼いでるアッパーゾーンにいる人が平均が引き上げてるんであって中間層はそこまで稼いでないってこと。

 

わが愛すべき高知県は。。。

 

 

 

41位。。。中間層の所得だとさらに順位が下がるのね。。。

 

 

 

三段目は基礎支出ね。

これは問答無用で1位東京。まぁそりゃ物価も高いし当然だわ。それ以降の神奈川、埼玉、千葉、京都、大阪あたりもまぁ納得かな。

 

わが愛すべき高知県は。。。

 

 

 

41位。確かに実際に住んでみて支出は少ないもんね。九州勢、四国勢が支出が少ない県上位にランキング。やっぱり田舎勢強し!!

 

 

四段目は収入ー支出のデータ。

1位は三重県、2位は富山県、3位は茨木県。。。つまりこのあたりに住んでる多くの人はだいぶ貯め込んでるってことですよ(笑)うらやましい!!

 

 

東京を見てみると。。。42位。一気に下位打線に降りてきました。

 

 

わが愛すべき高知県は。。。

 

 

 

36位。。。やっぱろ下位打線なのね。。。

 

 

 

五段目は四段目のデータから日々の通勤時間をお金に換算して引いてみたっていう参考資料。なので実際のお金ではないけれどまぁ通勤時間を入れてみて経済的に豊かなのかってことだと思う。

 

 

こうなると最下位が東京。。。かなり衝撃

 

 

わが愛すべき高知県はまぁ予想通りというか実感通りの順位でした(笑)もっと頑張らんとダメですね!!

 

 

つまり、データの冒頭にも書いていますが【東京都の中間世帯は必ずしも経済的に豊かではない】ってこと。

 

 

 

まぁあくまでも統計上のデータなのですべてをうのみにする必要はありませんがこのデータみてて、高知県も首都圏に勝てるんじゃね!?って思ったんですよ。

 

もちろん僕なんかは高知がいいと思って暮らしてるんですがこれからの若者たちが高知で暮らしていくことも十分、考えてもらえるような要素があるデータに見えまして。

 

まずはこの下位打線に位置している打順を少しでも上げて、若者に働いてもらえるような仕事作りをやっていくのが僕の新たな目標です。

 

 

かなり講義からは脱線しましたけれど、コロナ禍でも前向きに就職活動に取り組んでる学生と向き合ったことでこういう思いがフツフツとまた沸き立ってきましたということです。

 

 

毎年、この講義は僕にいろんな刺激を与えてくれるのでほんとにありがたい。