カフェオーナーが選ぶ!これさえ持ってれば大丈夫な包丁をご紹介。
久々の飲食店経営シリーズですがちょっと毛色が違うお話をしていこうかなぁと。なんで包丁の話なんだ?!って言われるとこの前、僕の大好きな番組『プロフェッショナル仕事の流儀』で佐賀県に住む包丁研師さんの回があってね。あぁやっぱり包丁って素晴らしいなぁと物思いに耽ってたので今回はこんな記事になりました。
さて、話を本筋に戻しましょう。
お店を経営するだけなら必要ないんですが僕のようにオーナー兼料理人だったりするとどうしても必要になってくるのがこの包丁。
そしてひとえに包丁と言ってもまぁほんといろんな種類があるんです。
このブログでは星の数ほどある様々な包丁から
『これを持っていてば大丈夫な包丁』をしっかりとご紹介していきますのでどうぞお付き合いくださいね。
まずはやっぱり日本の料理人と言えば和包丁が脳裏によぎりませんか。
(青木刃物製作所さんのHPより参照)
見てくださいこの包丁美。銀色に輝くこの芸術品。く~っ!!かっこええですよね。
三徳包丁、柳刃包丁、出刃包丁、むき身包丁などなどとにかくザ・和食!!って言う感じの包丁たちがづらりとあります。
中にはウナギを切る専用の包丁だったり、鱧を切る専用の包丁だったりと種類はかなり豊富にあります。
素材も鋼やステンレスなど様々なものがあり、鋼は硬いが非常にサビやすくお手入れがとっても大切。ステンレスは鋼ほどの硬度はないけどサビにくいのが特徴。
とまぁかっこええ和包丁を紹介しましたけど。。。
カフェをやるならまったく必要ありません。爆
じゃあどんな包丁がいいのか。これは家庭でも絶対おすすめなので是非、参考にしてください。
これが僕がつかっていた包丁。(今もお家で活躍しています)
いわゆる洋包丁というジャンルの包丁です。
その名の通りイタリアン、フレンチなど洋食と言われるジャンルに使われる包丁。もちろん洋食でも魚も捌くし、野菜も切る。なのでこの洋包丁でまったく問題なし。
その中でも牛刀包丁とペティーナイフ。
これさえあればもうどんな料理にも対応できる最高の組み合わせです。
じゃあなぜ、最高の組み合わせなのかということをご説明していきます。
まずはこの牛刀包丁。
(堺一文字光秀さんのHPより参照)
【グッジョブポイント1】
この包丁の特徴はなんといっても刃渡りの長さ。
この長さが超絶活躍してくれるんです。包丁って押すなり引くなりして切りますよね。この刃渡りが長いつまりストロークが長いので一刀でサクッと切れるんですよ。
特に肉の塊なんかを切るときには重宝します。なかなか家庭では豚肉のブロック5キロとか買わないですがカフェだとランチ用にブロック肉を自分カットしたりすることも多々あります。
お家だとキャベツとか切るときはこいつの出番ですね。丸々大きなキャベツをガシガシ切れちゃいます。
高知だと結構デカい魚とかもらうこともあるのでこいつがいてくれたら助かりますね。
【グッジョブポイント2】
そしてもうひとつの特徴が刃先が尖っているという点ですね。
これによって大きな包丁なんですが細かい繊細な使い方ができるのも大きな利点のひとつだと思います。
そしてもうひとつ。もうね。
こいつが『キング・オブ・ナイフ』ですわ!
(堺一文字光秀さんのHPより参照)
そうペティナイフ。
はっきりいってこの包丁ほど重宝する包丁はありません。
これは飲食店、特にカフェをやる人なら絶対に持っておいてもらいたい超絶オススメの包丁。
もちろん家庭で使う場合もこのペティナイフは主席優等生になります。
【グッジョブポイント】
先程の牛刀とはまったく正反対の刃渡りが短く、とっても軽いのが特徴。
このペティナイフは大きいものを切るのは苦手ですがよくよく考えてみてください。
大きな食材ってそんなにありますか?トマトやりんごやレモン、たまねぎやピーマン、ニンジンなどなど。。。僕のお店もそうでしたが割と小さい野菜や果物といった食材を調理することが多くありました。
さっと野菜をカットしたり、ぱっと果物の皮をむいたりするときに非常に便利。
もちろんアジやサバ、今の時期だとサンマなんかの小さめな魚は当然、これ一本で簡単におろせちゃいます。
とにかく使える包丁なので使用頻度は抜群に高いです。
また、特にこだわりがなければ是非、ステンレス製のものをオススメします。トマトやフルーツなんかはとても酸が強い食材なので。
そして、包丁屋さんに言われたのはペティだけはええやつ買っておいたほうが間違いないと言われました。これは買ってみて、使ってみて、心底、実感できました。
この牛刀包丁とペティナイフはお互いの弱点をそれは見事にかばいあった最高の包丁ペアなんですよ。
じゃあその中間の包丁があったらええんじゃないか。。。なんていう発想が出てきそうです。それがおそらくよく家庭で使われているこの三徳包丁なんじゃないでしょうか。
(堺一文字光秀さんのHPより参照)
もちろん家庭で使う分には申し分ないかもしれません。
しかしカフェや飲食店なんかは一日のうちほとんどが仕込みに追われる毎日だと思います。ですので食材にあった包丁を使い分けることによって食材の味や美しさはもちろん自分の疲労度なんかも雲泥の差が出てきますので是非、まずは牛刀包丁とペティナイフを買ってみてはいかがでしょうか。絶対に損はしないと断言できます。
もちろんお家で割と料理するほうなんだ~って人は毎日使うこの道具を少し使い勝手のいいものに変えるだけで料理も楽しくなりますよ。
最後におじさんの小言を。。。笑
いい包丁をゲットしたならその包丁たちをしっかり愛でてあげてくださいね。
つまり、研いであげてほしいということです。
僕が今、携わっている飲食店さんなんかはまったく包丁を研がないんですよ。
なので暇を見つけたら僕が研ぐようにしてるんですがなかなか浸透しない。笑
包丁は自分たちが絶対、毎日使う大事な大事な仕事道具です。
武士にとって刀は命だったように料理人にとって包丁は命とも言われるようなモノです。特に日本料理の世界においては包丁はとても崇高なものだというお話も聞きます。
まぁそこまで想う必要はないかもしれませんが大切な道具であることには変わりないので包丁を買ったもしくはすでに持っていらっしゃるなら月に1回でもメンテナンスしてやってくれたら嬉しいなぁと思います。
農ライフ!息子たちが頑張ってくれました。
めっきり秋らしい雰囲気になってきましたねー。
今日で9月も終わり!ほんとあっという間でした。
とにかく毎週末が忙しくいろんなことをし過ぎて時間が足りません。もっと平日になんかできることを増やさないといけないなぁ。
というか仕事がこれになったら最高やなぁ。なんとかならんもんかしら。。。
とまぁ今週末、仕事だったので僕は行けなかったんですが安芸のおばあちゃん家で子供たちが頑張って畑仕事をやってくれてたみたいです。
おじいちゃんと孫。
小学3年生くらいになったら1人でトラクターも運転できるようになってもらいたい。笑
他にも畑に残ってたさつまいもの掘り起こしを兄弟で頑張ってくれてたみたいで家には大量のさつまいもが待機しています。これを料理なりお菓子なりにするのがお父ちゃんの仕事です!がんばります。
でもほんとイイ経験が出来てるとほんとに思いますね。今はまだ食の安全やいのちを食べているみたいなことはなーんとなく、いやほとんどわかってないし、僕も無理矢理『命っていうのはな!!』みたいな教え方もしていません。
わからなくてもこんなふうに土を耕して、作物を育てて、自分達が食べてるっていうことが身近に感じてもらえたら親としては嬉しいですね。
その後は無礼講の泥遊び。
めちゃくちゃ汚れてワイワイ楽しんでたようです。
家に帰ってきてからも『次はブロッコリーとキャベツ植えるねん!』と意気揚々と話してくれました。
そういえば話は変わりますが【味噌】覚えてます??皆さん!笑
今年の3月に初めて味噌作りに取り組みました。
それが今、こんな感じに。
味噌でしょ~。笑
ひいおばあちゃんのチェックも入ります。
『美味しく出来てるわー!』って。
長男は味噌の上に浮き出てきた【たまり】を味見。
『うまー!!めっちゃうまいで!!』
長男はとにかく寿司好きで必ず醤油をつけて食べます。子供がよく使う甘だれなんかは使いません。笑
家にも何種類かの醤油を使い分けて料理しているのでなかなかの醤油ツウなのは確かだと思います。
そんな長男のめっちゃうまいで!はかなり説得力があり、その舌力はすでに奥さんの舌を越えています。笑
だからなおさら長男のこの反応はお父ちゃんはとてもうれしい。
ちなみにこのお味噌。
7月くらいに1度、カビがはえてました。
日光の当たらない比較的温度が一定の納屋の隅っこに置いてたんですがやられちゃいました。
表面にカビが繁殖してのでその部分を取り除いて、お味噌を1度出して容器を洗ってアルコール消毒してます。それからは問題なし。
ほんとは後、4ヶ月ほど寝かせて発酵させるのがええらしいですが美味しいから我慢できないとのことでひいおばあちゃんはさっそく使ってくれています。
素人の僕が作った味噌を田舎のばあちゃんに褒められたら嬉しいもんですね。また年明けに美味しいお味噌仕込まなくてはいけませんね。
そしてそしてもうひとつ!!忘れていけないのが【素人が作る無農薬米】です!
田を起こしたり、畔塗りしたり最初の準備はかなりきつかったです。植えた後はほんと畔が壊れたら補修したり、水が山からの湧き水なんで水加減を調整したり、コナギを抜いてまわったり、藻を除去したり、イモチ病になってしまったりと色々、トラブルも多かったですが見事、こんな感じに実ってくれました。
もうこんなに立派に実りました。泣。うれしい。
よそで無農薬米を作ってる農家さんに見てもらったところ、けっこうな量が収穫できそうだとのこと。こりゃ楽しみだー!
しかし、ここから最後の収穫がめちゃくちゃ大変だそうです。。。もちろん手狩りで行く予定なんですがコレを作んなきゃいけない。
(近所の田んぼでやってた光景。あぁコレが理想。)
最近、田舎でも少なくなってきました。ハゼ掛けっていう作業です。
主に竹を組んでハデ場をつくってそこに刈り取った稲をまとめて掛けていく作業です。
これでしっかりと稲を乾燥させるんですがなんせ竹から用意しないといけないのでこれまた大変。笑
果たして無事に収穫できるのか!?乞うご期待!笑
畑作りに味噌作り、米作りと高知に来て農ライフに触れる機会がすごく増えました。まぁ自ら進んでやってるので当然なんですがね。
大変だけどなんかこう少しずつですが、丁寧に生きていけてるような感じをすごく実感しています。
特に『食』に関しては。もちろん子供たちが大好きな回転寿司にも行きますよ。なので完璧な自然派人間じゃないです。
しかし、大阪時代には年間、数十万円買い物していたコンビニは高知に来てから1年で1万円にも満たなくなりました。
とにかく、寿司や肉。他にも食べることが好きで外食しまくっていた大阪時代。過去のFacebookとか見てたらほんとしょっちゅう行ってたなぁと。笑
ほんと家でご飯食べることなんて週1くらいでしたが、今は高知で取れる旬の野菜、魚を使って家で料理することがほとんどです。
これも外食したいときはちゃんとしますよ。コテコテのラーメンも食べますよ。我慢はストレスになるので。笑
少しずつ少しずつ、そういった習慣を自分生活にに負荷をかけすぎない程度に日常に落とし込んでいけたらいいかなぁと思います。
高知で1番有名な観光スポットに行ったぜよ。
高知で1番有名なはず?なのに高知に来てからは実は1度も行ったことなかった。
前に行った記憶ももう10年くらい前だろうか。
今回はここへ遊びに行って来ました。
『桂浜』
龍馬が愛した桂浜という謳い文句がまたかぁ!ってなりますがまぁええでしょう。高知県きっての観光スポット。
遊泳は禁止されているのでキレイな砂浜が保たれていて景観はgood!
さすが長年、高知県の推しスポットに君臨しているだけのことはある。
他にもこんなお土産売り場群がある。
ザ・昭和。
そもそもとてつもなく広い敷地にバスが何台も停めれるようなっていて、車も数千台止めれそうな広大な土地があって、車から降りるとこのような巨大お土産売り場が並んでいるのだ。
観光客にたこ焼きやイカ焼きなんかを売ってる店もある。
いかにもバブル期に大型バス旅行や個人旅行客が桂浜に群がり、そこでこの土産場群で一網打尽にするといったタイプの観光地だ。
もちろん今は当時の賑わいもなく、週末というのにこの閑散っぷり。
でもこの昭和の産物は個人的にはとっても好きなんで残しててもらいたいなぁなんて思うんです。
そして、今回はこの桂浜がメインではなく、桂浜に隣接しているこちらがメインディッシュ。
【桂浜水族館】
これもかなり年季の入った建物でこの令和の時代には似つかわしくない。笑
でもここがとっても楽しかったのでおすすめしたいと思います。
まずは館内に入るやいなやこの衝撃映像。
わかってもらえるでしょうか。
ウミガメがとにかくたくさん泳いでいてめちゃくちゃ距離が近い。
子供でも普通に触れるくらいウミガメが近くによってくる。
大阪のエキスポランド後に出来た、最新鋭の動物園【ニフレル】ばりに近いのだ。しかもニフレルより優れているのはエサをあげれるという点。100円という良心的価格で魚のぶつ切りが売っていて与えることができるのだ。
多くの動物園などが動物にエサを与えないでくださいといった管理体制を敷いてる中、ここは特別なのか治外法権なのかわかりませんが利用者まして子供にとってはすごく楽しめる仕組みだ。
ウミガメだけでなくペンギンなどの他の動物にもエサを与えることが可能でイイ体験ができる。
ただし、水族館内はまるで魚市場のような臭いで充満している。
水槽ではなくて生け簀感がめちゃくちゃ強く、綺麗な水族館をご希望の方にはオススメできない。笑
さて他にも水族館の名物といえばイルカやアシカたちによるショーなんかも外せない。
桂浜水族館も多分に漏れず【トドショー】のなるものが開催されていたので見学に。
浅く狭いプール。
仕様もボロボロでお世辞にも綺麗だとは言いがたい。
職員によるDIYで改修されたと一目でわかるような所も多々見られる。
しかし、100人以上の観客で埋まる観客席。なぜこんなにも集まるもんかなぁと思っていたら
前で話すお兄さんが突然。。。
なんと相棒の【なでしこちゃん】を連れて、観客席とプールの間の通路に出てきたのだ。
この距離感。
【ニフレル】でもさすがにこの柵無しでこの距離感でトドをお目にかかることはできないだろう。
これには観客から歓声があがっていた。
他にもこんな演出があったり
子供たちは大喜び。まぁうちの子はビビってあんまり近づかなかったですけどね。笑
トドショーの後も釣り堀で釣りをしたり、
お約束の顔出しパネルにはめてたり、
小さい水族館でしたがいろんな手作り感のある工夫がなされていました。
こういうのがイイんですよ。
前にも書きましたがこのチープさが。スゲー設備の水族館は金のある自治体に任せとけばいいんです。
しかもトドショーに見たあんな演出は昔ながらの水族館でしかできないんじゃないでしょうか。長年の経験による素晴らしいショーだと思います。
高知県民の方々にとっては桂浜水族館はもうなんとも思わないのかもしれませんが僕のような移住者にとってはめちゃくちゃおもろい施設であることは間違いありません!
子供たちのはしゃぎようを見ても明らかでした。
桂浜を訪れた際にはこの魚市場。。。もとい【桂浜水族館】も是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。
大阪からファミリーが遊びに来たらきっとここもオススメスポットとして案内したい候補に入りました。
おいおいおい。これマラソン上級者の練習ですやん!
やってますよ!マラソン練習。少しずつですけどね。
今月頭からマラソン練習を始め、9月21日の時点でトータル53キロ走ってます。
今月はとりあえず目標が60キロだったのでなんとか目標はクリアーできそうです。
今日はその中でも泣きそうになった練習について書いていこう。
僕には頼もしいマラソン先生がいます。
マラソン歴30年の大ベテランおじさんがマラソンのいろはを教えてくれるんです。
そのマラソンおじさんにまたまたオススメされたのが【マラソン用靴下】
これがいるんだって。
もうそんなもんまでいるんですか?って思わず聞いちゃうほど。
どうやらマラソン用の靴下はこれまた足をサポートしてくれる機能がすごいらしく絶対に買っておけとの指令が出ましたのでこれまた購入しました。
今回はお店には行かずもうネットで注文しました。
こちら。
種類もいろいろとありますがとにかく『5本指ソックスにせい!!』との指令だったのでこちらを購入。
本間にこんなん意味あるんかいな?と半信半疑で履いてみました。
『。。。めっちゃ締まってるやん!!』履いた瞬間、普通の靴下と違う!!
土踏まずのところがグイっと上に持ち上げられているような感覚。靴下ひとつでもこんなに違う。
おそるべし、道具の力。
じゃあさっそくこれを履いて練習にいかなくっちゃね。
これまたマラソンおじさんが『このコース1回走ってみいや~。景色もいいき~。』なんていうもんだからおじさんが走ってるコースを教えてもらってたので挑戦してみました。
結果。
うん。そら景色はええよ。だって山の頂上やん。
太平洋まで見渡せる素晴らしい景色が広がってるんやけどな。。。
もうね。そんなことどーでもええ!!
ほんと延々上り坂で、超絶しんどい。
こんなもんずっと走ってられるかい!
速攻で徒歩。それでもハムストリングがぎゃんぎゃん痛めつけられる。
めちゃくちゃ田舎道でほとんど車通らないから走りやすいんですけどこんな山ん中、ひとりで走ったことないもんだからとにかく言い知れぬ不安に陥る!陥る!なんかスゲー怖いの。
カサッとか音したらもう声あげてビビッてたね、
いつふもとに降りれんの?人里に早くついて~!!
だいたい人生で20キロなんて走ったこといや歩いたことすらねぇよ!
ほんともう地獄を見ましたね。マラソンおじさんめ。。。
帰り道、走ってる横を通る市バスに何度、乗ってやろうかと思ったことか。
こんなハードなのはもう当分やらないです。
でもね。マラソンシューズ、タイツ、靴下の完全装備で行ったから全然、足自体は痛くならなかった。疲労はめちゃくちゃあったけどね。
やっぱり道具はちゃんと選ばないとダメですね。
これからはちゃんと初心者1カ月目メニューみたいなんをこなすようにします。
カフェの始め方。コーヒー豆はいったいどこから!?
思いつきの飲食店の始め方シリーズ。笑
久々に書いていこうと思います。
カフェを経営するあたってコーヒーってのは多くの場合、切っても切れない存在ですよね。
そんなコーヒー豆についてのお話です。
ただし、これはどこの産地がどうだとか焙煎がどうだとかいう話ではないです。
ちなみに僕はコーヒーが好きです。
近畿圏で美味しいコーヒーが飲めると聞けばその店に必ず飲みに行ってたし、お気に入りのコーヒー屋もあった。コーヒーのみならずエスプレッソにも興味があったのでどんなマシーンを使ってるだとかそのへんもいろいろとお店巡りをしたもんです。
遠方だとコーヒー豆を取り寄せて自分で入れて飲んでみたりした。
その中で、イタリアンよりフレンチローストやなとか。シアトル系が合ってるのかなとか。マシーンで出した方がええのかペーパードリップのがええのか、はたまたネルドリップのほうがええのか。当然、技術は勉強に行きましたけどね。
とにかく試行錯誤してる内に好みがはっきり出来てきて、そうなると自分が美味しいと思う店にしか行かなくなる。そして、自分の店でも自分の舌に合うコーヒーをセレクトしていた。
それくらいのレベル。笑
おそらくコーヒーを極めし人なんかと比べると偏差値は全然低い。
ブラジルやコロンビアの何々農園のスペシャリティコーヒーを買い付けて自分で焙煎してみたいなことまではしたことはありません。
自分で何種類もブレンドしてお店独自の味を追求!!なんてこともしたことありません。
バリスタの大会なんかにもまったく興味がありません。
という感じのコーヒーレベルだと思っててください。笑
なのでコーヒーのウンチクなんかは語れるはずもないので、正確にはコーヒーメーカーさんのお話になりますのでその辺をご理解ください。
僕がカフェを経営していた時、コーヒー豆を大きく3回変更していました。試飲だけなんかも入れたら10社くらいはあったんじゃないでしょうか。
まず開業したての頃は
<大手コーヒーメーカー>さんと半年ほど商売させていただいていました。
コーヒーの味は5種類ほど試飲して気に入った深煎り系の豆をチョイスしていました。
値段もそこまで高くなく充分、利益は出せる商品でした。しかし。。。営業マンがまったくこないのです。最初の納品だけで後はカタログを置いて、必要だったらファックスしてください。ヤマト運輸で配送しますから!という形式。
いいですか!仕入れ業者さんをただ商品を仕入れるだけで終わらせていたらもったいない。
彼らは何十、何百とカフェを相手しているんだからそこには超絶、貴重な普通ならなかなか知り得ない情報を持っているのだ。
コーヒー屋さんだけに限らず、酒屋もそうだし、八百屋もそうだし、おしぼり屋さんなんかもめちゃくちゃ飲食店に詳しかったりする。
こういう情報はキャッチしてて損はない。
しかし、これがまったくないのだ。
たまにDMが届いて今月はこれが安くなってます!みたいな情報やイベント、展示会のお知らせだけが流れてくる始末。
小さい店だから足元を見られたのか!?
とにかくこれは困るなぁ。。。コーヒーの知識もそうだしもっと情報がほしいなぁ。。。なんて悩みが出てきた。
次に商売させてもらったのが
<個人コーヒーメーカー>
紹介や直接、お客様として来店され営業してくださる個人コーヒーメーカーさんがいらっしゃいました。
個人でやられてる方はとにかくコーヒーに関しての知識が深煎りどころの話ではない。
なんちゃら農園の何歳くらいのなんていう外人が作ってます!やらとにかく知識がめちゃくちゃある。
話してるだけでこの人はめちゃくちゃコーヒーが好きなんだなぁってビンビン伝わってきた。
なのでこういう熱い人も大好きなのでお取り引きをさせてもらうようになった。もちろん、味はお墨付き。
ところがまずコーヒーメーカーと言えど仕入れから焙煎までは個人(ひとり)でやってるので当然、体調を崩すこともあるし、お休みだって必要だ。
幸い、カフェ仁音でお取引きさせていただいていた個人オーナーさんはそこまで穴をあける人ではなかったがそういうことはよくある話。だって僕自信も個人のカフェオーナーなんでよくわかる。
そしてやはり値段が高い。当然、個人なんで薄利多売よりも高利少売が大原則。
後はコーヒー知識は申し分ないがカフェマーケットの情報量は俄然、少なかった。もちろん納品にもこれるはずもないので郵送で配達。これもある意味、当然ですよね。
このまま使い続けてもよかったのかもしれないし、今の僕ならこういう個人オーナーさんの豆を使いたいし一緒に頑張って行きたいと思う。
でも26歳で開店1年そこそことかいう必死のパッチ状態の僕には頭ではわかってるんですがなかなか受け入れることが出来なくなりました。
続いて商売させていただいたのが
<中堅コーヒーメーカー>さん。
結局、その後もいろんなメーカーさんの試飲やお話をしましたがこちらのコーヒーメーカーさんとずっと商売させていただくことになりました。
ここの最初の担当営業の人がちょっと変わってておもしろかったので商売させてもらったみたいなところもありましたけどね。笑
まぁ飲食店なんで担当営業マンがごはん食べに来たり、お茶しに来たりってのは社交辞令も含めあるんです。
でもこの営業マンは勝手にバンバン宣伝してくれて、本人いないのにうちの店で合コンパーティーを何回もやってくれたりとにかくマジで変わった営業マンでした。見た目は普通の中年のおじさんよ。笑
コーヒーの知識はそこまで深くなさそうでしたけど『私はこれが美味しいと思います!』って自信満々に持ってくんの。それがあぁ確かに美味しいね!ってなる。僕の好みとかはしっかり聞き取りしてくれてたからね。値段もそこまで高くない。
後はカフェ情報が凄かった。あそこの店は儲かってますよ!!
今度、どこどこにできるお店はどこのメーカーの豆使ってるだとか。
カフェ仁音さんとおんなじ豆使ってる○○って店は月1年0kgとか注文入りますよ。あそこは見せ方がうまいんですよー!などなど言っていいのか悪いのかわからない情報。タブーだろ?みたいなことまで色々と教えてくれた。
そんな理由から僕はこのコーヒーメーカーさんに決めて長くお取り引きをさせていただきました。
どういうコンセプトでカフェを始めるか。
コーヒーひとつとってもしっかりとした拘りをもっていらっしゃる方はバシッと決めてから始めるべきでしょう。
しかし僕は甘かったんでしょうね。そこまで考えきれてなかった。だからカフェなのに3回もコーヒー豆を変えることになったんだと思います。
でもこれもいい経験だと思うんです。聞いただけ、見ただけじゃなく、実際に仕入れて売って困ってまた改善して。
そんなふうにしたからこそ自分が納得するコーヒー豆、コーヒーメーカーさんに出会えたんじゃないかと思います。
読んでいただいた方に少しでも参考になれば幸いです!!
この後もいろんな仕入れ業者さんとの秘話をご紹介したいなぁなんて思ってますんで興味ある方は覗いてみてください。
高知県南国市で今、一番の旬の味覚を食べて食べて食べて食べまくってきました!!
旬の味覚っていう響きにめちゃくちゃ弱いんですよねー。笑
年がら年中いろんな食べ物がスーパーに並んでますが僕の基本的な考え方は地元で採れるその時期の旬のものを食べればええやん!っていう考えなんですよ。
別に冬にスイカを食べなくてもミカンでええでしょ。
だってその土地に住んでてその土地でできた旬の食べ物ってめちゃくちゃうまいの。
例えばトウモロコシの話を。
トウモロコシの産地って言ったらやっぱり北海道よね。黄色いのも白いのもいろいろ種類があってトウモロコシの一大産地としても有名で美味しいと言われている。
確かに北海道のトウモロコシは天下無二なほどうまいのはわかるんですがそれはあくまでも北海道で食べるからうまいの。
トウモロコシって朝早くに収穫するんですよ。
まだ日が明けてるか明けてないかぐらいの時に。何でかっていうと糖の話やらになってくるんですがとにかく1番味が美味しいときなんですよ。朝が。
そこからトウモロコシは特に味が猛スピードで劣化していくんです。他の野菜よりも劣化が抜群に早い。もちろんそれを予防するための冷蔵設備なんかも充実はしているんですが高知に北海道トウモロコシが入ってきてスーパーに並んで僕らの手元にくるのって収穫してから早くても2日~3日はかかってるの。
すると100点だったトウモロコシも80点とか70点とかになるわけ。
高知でも実はめちゃくちゃトウモロコシって栽培されていてシーズンになると朝採れのトウモロコシがもう売られているんですよね。
北海道のトウモロコシ100点には及ばなくても劣化することなく間違いなく90点以上で食べれるんです。
これは田舎だから美味しいんじゃなくって大阪市内で作ってたトウモロコシも抜群にうまいの。とにかくそこで採れたものをそこで食べるのが1番美味しいし利にかなってるんです。
なので無理してよそから持ってこなくてもいいやん。
自分の地域にあるもの食べれようよってのが僕の基本的な食に対する考え方なのです。
前置きが長くなりましたがそういうことで旬を食べに行って来ました。
ここでも長男が大活躍。これ採る!!あれ採る!!と指示を飛ばしますがなんせ身長が届かないので抱っこして収穫。
普通に収穫するより3倍は疲れましたね。笑
そうこの袋の中身の正体は。。。
今が旬のブドウです!!
お隣の南国市にあります
に遊びに行って来ました。
施設のパッと見はお世辞にも綺麗とはいえずこれ何かの廃墟ですか?くらいの建物。笑
おじさんやおばさんが数人、ブドウの仕分け作業をされていて『お待ちしておりました~!お客様~!』みたいなムードというか雰囲気は一切なし。笑
これぞ田舎のエンターテイメント。笑
おそらくここだろうなぁ?と思われる受付らしいところにいくと奥からおばちゃんが。お金を払うと『アレに乗っていってね~。』と。
なんと中型バスがスタンバっている。どうやら受付場所とブドウ畑までをピストン輸送しているらしい。大きなバスに我々家族だけが乗り込みブドウ畑へ。
バスから降車するとき『帰りたくなったらここに電話してねー。』と運転手。
すげぇ!時間を決めてのピストン運行とかじゃなくって個人が帰りたいときに電話したら迎えにきてくれるシステムなんや。大きなバスに我々家族4人だけというのと申し訳ないがこれも田舎のありがたすぎるサービスとしておこう。笑
5種類ほどのブドウを栽培されていて料金の上下は多少ありますが食べ放題!!
けっこうな面積のブドウ畑。
実は次男坊はブドウが大好物なんですが長男はあんりフルーツ自体を好んで食べないんです。
でも収穫の楽しさや旬の味覚の美味しさを教えたくて連れてきたんですよね。笑
そしたら収穫はもちろん楽しんでやってましたし、ブドウも美味しいね~なんて言いながらパクパク食べてくれました。
結局、4人で3フサを食べてもうお腹いっぱい。いやお腹いっぱいというかブドウを受け付けなくなりましたね。笑
ここ数年、この食べ放題ってのがめっきり苦手になりました。笑
美味しいブドウもこの巨峰園さんで買って食べるくらいがちょうどいいんですがとにかく僕としては体験させてあげたくなるんですよね。
綺麗に梱包されて虫もついてない、汚れてないスーパーに並んでるのをブドウだとは思ってほしくないんですよ。
学業を教えるのは苦手ですが食育に関してはしっかりと英才教育をしていこうと思います。
なんかトウモロコシの話やら食育の話やらで支離滅裂になってしまいましたが【巨峰園】さんのブドウはとっても美味しかったです!!この時期に友達ファミリーが遊びに来たら絶対、連れていこうと思います!
<巨峰園>
よさこい四万十に参戦してきたよー!!
9月15日(日)に参戦してきましたー!
よさこい四万十2019!
とにかく遠かった!!
朝6時に起きて四万十市の中村というところにむけて出発!2時間30分の道のり。
高知、ほんと遠い。笑
当日はこれ以上ないくらい晴天。
屋台なんかもたくさん出てていい雰囲気。
8月の本祭から1度も踊っていませんでしたが案外、覚えてるもんですね。
ちゃんと踊ってる風でしょ(笑)
長男も頑張って踊ってました。
が。。。
これですよ。
待機時間に寝てしまうやつ。。。
踊るでー!!の直前まで寝てるもんだからこの後の踊りは申し訳ない程度に手だけ動かして歩いてるだけ。
しかも超絶、不機嫌。笑
まぁそれでも1日中、躍り倒したんだから褒めてやりました。
8月の本祭に比べてうちのチームも踊り子は半分以下。
盛り上がり自体はまだまだですがこの四万十よさこいもこれからもっともっと楽しくなりそうな感じがしました。
そういうのって踊ってるとなんとなく感じちゃいますよね。会場の雰囲気とか運営スタッフさんの様子だとか。
僕はこれからもよさこい四万十を応援していきたいですね。また来年、きっと踊りにきます!!
そうそう。ようやく会いたかった人にこの四万十よさこいで再開できたのでパシャリ。
大阪でカフェ仁音をやってたときの最古参の常連さん。
僕よりも先に高知に移住し、高知の様子や高知での仕事のいろはを教えてくださった大先輩です。
大阪時代の常連さんとこうやってまた高知で一緒によさこいを踊ってるっていうのもほんとにすごい縁だなぁと感じます。
カフェ仁音を辞めてもう1年半くらいになり、どんどんと皆さんとのお付き合いや関係が薄くなっていくのは仕方ないですし、自分が決めたことなんでわかってるんですがやっぱりふと寂しくなります。
なのでいつか高知でもカフェ仁音の時のような【濃い仲間】を作っていけたらいいなぁなんて思います。
さぁさぁよさこい四万十を終え、もうクタクタの我々親子はお義父さんの運転でひとまず汗を流しに。
高速の乗り場付近にあります。この【佐賀温泉こぶしのさと】
こじんまりしたお風呂で内湯と外湯、サウナくらいしかないんですが熱々の内湯が最高に気持ちいい。
子供がいるとなかなかあっつーいお風呂に入れないじゃないですか?
温泉で汗も流せてツルツルお肌で最高にいい気持ち。いい湯やったなぁ。
その後はもうお腹がペコペコで須崎へ。
高知では珍しい個人の回転寿司屋さん。
大阪にはけっこうあったんですよ。個人回転寿司。
大手チェーンとはまた違った魅力があって、そういう回転寿司はけっこう好きでした。
にしてもここは個人にしてはかなり立派な作り。
どうやら母体の水産会社がマグロ船をもっているらしく、マグロにはかなり期待が持てそう。
店内は思ったより広い。
こんなスペースも。
へー!!個人店でこんなすごいキッズルームを完備してるなんてますますすごい!!
名物のマグロにまつわる展示も。
田舎お約束の顔出しパネルも。笑
肝心のお寿司の写真は食べるのに夢中で撮ってませんので解説を。
皿の色によって料金が別れているタイプの回転寿司。
メニュー数はそこまで多くなく、とにかくマグロに関するメニューが多い。珍しい部位やマグロからあげ、ユッケ、自家製シーチキンなどとにかくマグロ推し。
なので普通に鯵やら貝類なんかが食べたい人には不向きかもしれません。
マグロはとっても美味しかったです。
新鮮なメバチやキハダがお得に食べれました。
でもどうやら子供たちはくら寿司やスシローのほうが好きみたい。味ではなく、おもちゃやいろんなメニューがあるからなんですって。笑
そう言われるとこっちとしてはくら寿司やスシローに連れていっちゃいますよね。笑
さすが大手回転寿司のマーケティングはすごいです。笑
そんな感じで朝から晩まで丸1日、お出掛けの日曜日でした。
<佐賀温泉こぶしのさと>
<回転寿司いちばん船須崎本店>