高知で田舎暮らし始めましたブログ

大阪生まれ大阪育ち。生粋の大阪人。そんな僕が念願の田舎暮らしのため家族を連れて高知県へ移住。その中で思うことをつらつらと書いていく田舎暮らしブログ。

大行列!!売切れ次第終了の香川県で人気No1と言われるパン屋に行ってみた。

久々にこんな大行列に並びました~(笑)

 

普段は並ぶのとか苦手なタイプなんですがお義母さんの超おすすめのパン屋さんということでやはり一度は食べてみたいなと思い、高知県から香川県まで行ってきました。

 

 

 

なかなかの距離。

100キロ以上も走ってパン買いに行くの!?っていう言葉は痛いほどよくわかります。

僕もおんなじ意見なんで。笑

まぁ今回は四国のディズニーランド!?と言われる『レオマワールド』に行ったついでに行ったんで。良しとしてください。

でもね高知に来てからというもの1~2時間の車移動とかおちゃのこさいさい。

もうね当たり前になってくる。笑

このまえ遊びに行った室戸なんて同じ高知県内なのに香川までいくのと時間かわりませんかね。

どんなもんか調べたこともないですが案外、車をガンガン走らせてCo2をガンガン排出しているのは豊かな田舎だったりするのかもしれませんね。

 

話を本筋に戻しましょう!

お目当てのお店は『360°』というパン屋さん。

 

結論から言おう!!ここのパンはうまい!!


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全粒粉を使用しているパンが多く、小麦の豊かな香りがする。

天然酵母を使用した食パンは表面はパリパリ中身もちもちしていてたまらない。

こんな組み合わせのあるの!?っていう斬新で美味しい菓子パン。

見た目のルックスが120点のお惣菜パン。

中でも私が気に入ったのはスコーン。

かなり大きめに作られたスコーンはほんとにサクサクでほのかな甘みが完璧。ジャムをつけてもいいがそのままで十分すぎるほどうまいスコーン。

素材にもこだわっていて主に四国4県の新鮮な野菜を使用している案内などが店内に飾られていた。

 

そこからいろいろと思うことがでてきたので書き綴っていきます。

これがまた私の悪い癖なのか目線がそっちへいってしまうんですよね。なのでここまで読んでもらっただけで十分です!是非、一度、香川に来た際は行ってみてください!

 

 

見てくださいこのビジュアル。


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これ!?パン屋なの!?

 

田舎の豪族のお屋敷かなんかじゃないの!?

 

ってなるでしょ。笑

 

田んぼの真ん中にぽつんとあって当然、お店までのみちなんてのは舗装もされてなくて田んぼのあぜ道に毛が生えたような道をすすんでいくんです。

 

私がお邪魔したのは日曜日。

営業時間が夕方の17時から売切れ次第終了。

 

17時から営業のパン屋聞いたことないでしょ!?

しかも土日しか営業しないという超限定な営業体制。

 

それでも開店前なのにすでに100人くらいは並んでいる。

 

結局、16時30分ごろから並んで買えたのは18時30分ごろだったかな。

店内は大きなお屋敷からは想像も出来ないほど小さい。しかしその店内はなんともいえないやわらかな雰囲気。パンの焼ける匂いと裸電球がおりなすやさしい光。その売り場にパンやデザートが所狭しと陳列されてある。私が入店したときにはすでに売り切れているメニューもちらほら。

ご夫婦ふたりで営んでおられるようでご主人は奥の厨房でパンをひたすらパン作り。奥様はレジを担当。当然、店内もお会計待ちのお客さんでいっぱいだ。

 

そして驚くべきは客単価。

私がなんとなく見ていただけでもひとり最低3000円だいたい5000円くらいはパンを購入している。

私、自身あまりパン屋さんにパンを買いに行くことはないのでわからないが250円~600円くらいのパンが中心の商品構成でこの客単価はやはり異常だと思うのである。

かくゆう私も13000円分のパンを購入しました。笑

 

ここまできて思ったのは。

 

センスがいい!!

 

とにかくすべてにおいてセンスがいいお店だということです。

 

整理して書いていくと。

 

1、お店のルックス、田舎の田んぼの真ん中にあるというロケーション

このお屋敷を改装して店舗にしているのが非常にすばらしいと思います。だって紹介したくなりません?こんなとこでパン売ってるんだよ~って。それに田んぼの真ん中にポツンとある非日常感。だってパン屋って国道沿いとかテナントとして入ってたりすることが多いでしょ?人通りのあるところに出展すると言う定石から逸脱した立地。そそられました。もちろん店内のやわらかな雰囲気もいうことありません。

 

2、超限定的営業日がいい。

家族経営でアルバイトさんなんかも雇用して週6営業週1休みのパン屋。たくさんあるでしょ?なんならこれが当たり前。

それが土日だけの営業。日曜は夕方からしかオープンしない。こりゃ遠方からでも行きたくなる心理になりますよ。

これはあくまで憶測ですが週6営業のお店よりも自分の時間が取れると思うんですよね。自営業は身体が資本。これはほんとに自分自身が失敗したところですから痛いほどよくわかります。休むときは休んだり、さらなる技術研鑽のために動いたりと店頭営業だけにとらわれない時間を確保できている。

 

3、 高額の客単価を生み出す仕組み

まずは売切れ次第終了ってところですよね。上記と同じく限定販売の要素がしっかりと備わっています。そしてポイントはレジなんですよ。レジ待ちのお客様は狭い店内をとぐろを巻くように並んでいる。そうすることでじっくりと商品を見る時間ができるんです。普段なら値段しかみないところがポップに書いてある『○○さんが作ったトマトを使っています』とか『こんなふうに作っています』など。要は普通ならさらっと通り過ぎてしまうものをじっくりと時間をかけて商品をPRを自然にやってるんですよね。

 

買っちゃうよー!!笑

 

こんなにセンスのいい店に出会えたのは久しぶりです。

色々と勉強させていただきました。