高知で田舎暮らし始めましたブログ

大阪生まれ大阪育ち。生粋の大阪人。そんな僕が念願の田舎暮らしのため家族を連れて高知県へ移住。その中で思うことをつらつらと書いていく田舎暮らしブログ。

男の料理!!この時期に作る最強の発酵食品。


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ピッツァの発酵ブログに続きまたまた発酵ネタ。笑。

 

この時期に作る最強の発酵食品といえば。。。

 

 

 

ピンッと来た人いますよね。

 

 

 

その正体は味噌。

 

 

 

 

今年も自家製べっちゃん味噌作りを行いました。

 

 

 

 

味噌作りや自分の思うところを綴っていきたいと思います。

 

 

 

この時期、僕のInstagramFacebookには田舎暮らしやマクロビや自然好きな方々の味噌作りのネタが毎日のようにアップされまくっています。特にそういう人種(?)の方々とたくさん繋がらせていただいてるということもありますが。

 

 

 

 

お味噌教室に参加して作ったよーって人、毎年の習慣のように作ってる人、もう大豆から自家栽培して並々ならぬ意気込みの人、そんなにつくってどうすんの?ってぐらい業者並みに作ってる人。笑。

 

 

 

 

僕は楽しく皆さんの味噌作りネタを見てるんですが味噌作りやってない人も当然いらっしゃって(おそらくやってない人の方が多い)そんな人たちはこの味噌作りネタをどう考えてるんかなぁと考えたりしてみました。

 

 

 

 

大半は人はシラー。。。

 

 

 

 

と見てるんでしょうね。笑。

 

 

 

僕もそうでした。

興味持つまではそんな感じ。

 

 

 

だって。。。味噌なんて買った方が断然安いし、早いし、スーパーで1キロ300円くらいで余裕で買える手軽さだけど

 

 

 

そもそも味噌自体使わなくね??みたいな。笑。

 

 

 

作ってすぐ食えねぇって意味あんの??的な。笑。

 

 

 

味噌って総務省のデータだと一世帯(2人以上)年間平均5キロくらい購入されてるらしいんです。当然ながら毎年順調に右肩下がりが30年継続中の状況。それにあくまでも平均なんで我が家は確実にそれ以下。3キロ?2キロ??くらいじゃないでしょうか。

 

 

 

僕自身が子供の頃も毎日味噌汁が出てくる家ではなかったし朝はパン派。

今でも週2日くらいかな?味噌汁飲んでるの。他にも味噌田楽や味噌漬けなんかを作ることもほとんどなく、古き良き日本人とは程遠い味噌ライフです。苦笑。

 

 

 

しかしだな。

このブログは一応、皆さんに味噌作りの魅力を発信したいためのブログなので引き続き、書かせてく。

 

 

 

まずはなぜ味噌を作るか。

 

 

≪お味噌作りのメリット≫

 

 

1、美味しいから。これは確実に言える。

大豆、麹、塩という超シンプルなんですけどとにかく美味しい。市販の味噌はかつおだしや昆布だしが練り込まれてるようなもんもあるけど断然、手作り味噌のほうが美味しいのだ。

 

 

2、安心安全ってことかな。

自分で素材を選んで自分で作ってるんでそれ以上それ以下でもない。

 

 

3、こういうことをすることで丁寧に生きてるって感じがするというか。地に足つけて生きてるというか。子供達と一緒に味噌作りなんてしてるとなんだか楽しくて。


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(ビニール袋を二重にして子供達が足でふみふみ)

 

4、何でも1から自分で作ってみたり、やってみたりしたいという好奇心や経験を積みたいという思いからか。。。そしてそのわりに味噌作りはハードルが低く誰でもできるほど簡単だから。笑。

ほんと子供達と一緒にワイワイ作れるほどのもんだから。

 

 

5、家の大きさ、キッチン設備なんかも全然、問題ない。

我が家は高知といえども普通の2LDKのアパートだし、キッチンも二口の標準ガスコンロ、一般家庭にあるようなボールやお鍋しかない。

つまり、都会だろうが田舎だろうがどこでも作れるし、誰でも作れる。

 

 

6、味噌を手作りしてます!とかなんかけっこうこだわってるねぇみたいに思われるでしょ。笑。

 

 

≪お味噌作りのデメリット≫

 

 

1、値段が高い。

僕はすべての材料をインターネットでお取り寄せして味噌を作っている。材料費、送料などこみこみすると今年は7キロで6000円くらい。

スーパーで売ってる味噌と比べたら値段は天と地の差だ。大豆や麹なんかを自分で栽培すればまた違うんだろうけどそこまではやれていない。

 

 

2、時間がかかるんだなぁ!これが。

大豆を炊く前に浸水するんですがこれが20時間近く浸水するんですよ。まぁボールに大豆と水入れておいとくだけなんですけどね。後、鍋で3時間くらい炊くのも長いですね。まぁ圧力鍋があれば30分で完成よ。

 


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(まずは最初の作業。大豆はけっこう汚れてるのでしっかり洗っていきます!)

 

 


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(最初は真ん丸だけど浸水するとゆっくり膨らんで長細くなる)

 

 


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(我が家はグツグツ鍋で3時間×2回。今年は量があったからね)

 

 

3、味噌を入れる容器がいる。

これもなんでもいいんですけどね。3キロくらいだったら家にあるもんでも入るんですけど7キロともなるとね。ホームセンターで大きめの容器を買いました。600円くらい?

 


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(この味噌容器です!次男坊がとにかく楽しそうに味噌をつつく。触感がええんでしょうね。笑)

 

 

4、作ってすぐ食べれない。

これはもう仕方ないから待って!!としかいいようがない。冬場の寒い時期に仕込み、夏に向けて徐々に気温が上がっていくことでゆっくりと発酵が進んで美味しい味噌に仕上がっていくので。最初は気になるけど2ヶ月もしたら存在を忘れてしまうから。気がついたらできてる!みたいな。笑。

 


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(密閉してそこらへんに落ちてる石を重石に。来年までさようなら~。)

 

 

そんなとこかなぁ。まぁこの手間だったり、時間だったりを【お金】で買うのか、自分でやるかということですよね。

 

 

べっちゃんファミリーは年間3キロも食べないのに今回なぜ7キロも作ったのかというと【お裾分け】のため。やっぱり美味しいからみんな喜んでくれる。

 

 

昆布と鰹で出汁なんてとって飲んだら最高にうまいんだから。それだけでご馳走になってしまいます。

こんな話をすると土井義晴さんの【一汁一菜でいいという提案】がとっても染み渡る。いい本です。

 

 

 

とにかくハードルが低くて、お味噌屋さんのサイトとかみたら作り方も乗ってるんでちょちょいのチョイですよ。

 

 

今作っても食べれるのは来年以降になりますが食卓に手作り味噌で作ったお味噌汁出してみませんか?日本人ならば必ずやホッとできると思います。